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第一章 種 第四話 接触

お久しぶりです。

第一章 種

第四話 接触


「君は、さっきの・・・。ってなんで逃げなかったの!?」

「理由は簡単です。もしもの場合はアカガーが守ってくれるから」

「一応聞くけどその人はどこにいるの?」

そう聞いてみると少女は目の前にいる士機のコックピットの部分を指差した。どうやらやはり俺の思ったとおりアカガーって人は操縦士らしいな。


そう思っていたら


「ギギギギギ、グガァ」

とどうやら先程撃たれた神の使い以外の19体が攻撃を仕掛けているらしい。


だが


「へん、どんな攻撃をしてきても無駄だってぇの。って、あぁそこの人、後で話があるから白金とその辺で待っててくれ」

といきなり何処かから声がした。どこにいるのかわからないので周りをキョロキョロと見ていると


「あぁん?どこ見てんだよ。ここだよ。こ・こ」


と上から聞こえてくる。そこには二つの銃を持っている赤い士機があった。


「まさかこの士機の操縦士か!?」

「そうだっつってんだろ?いいからいい加減そこどけや!邪魔なんだよ。邪魔」

「ちょっ、ちょっと待て。俺はこう見えても軍人だぞ。これくらい自分が」

「はあ!何いってんだてめぇ、あんたの存在ならもうすでにあんたがいたっていう軍にはないよ」

「は?どういうことだ?俺は まだ《・・》軍人のはずだ。なにせ俺は最後の命令を受けて」

「あんたもしかして気付いてないの?普通こういった神の使いが出現する確率が多いところには士機の操縦士が行かされるってぇの。つまりあんたは捨て駒だったんだよ」

「そんなはずない。現に今俺を助けに士機の部隊がこっちに」

「は?何言ってんのあんた?状況的に考えてそいつらはこいつらを倒すだけにこっちに来るわけであんたを守りにじゃあないと思うよ。つうかあたしならそうする。っと。そろそろあいつら倒すとするかな?じゃあな、また後で」


そう言ってルーククラスの殲滅に走っていった。そのとき俺は絶望していた。

「そんな、長官から直々に与えられた任務だったのに、俺にとっては最後の任務だったのに、まさか当て馬だったのかよ。はは、笑いものだな」


俺がこう言っているうちにもアカガーという奴があいつの士機でどんどん神の使いを倒していた。それを見ながら


(やっぱり俺はいらねえやつだったんだな。八咫と違って士機を操縦できないわ、他の整備士と違って整備も上手にできないわ、もうあの時死んでた方が良かったんじゃないか?)

と考えだした。


すると

「だめ。あなたのものをどのように使おうが勝手だけど、あなたのその命はあなたの親からの生まれて初めてもらうプレゼント。できるだけ長く使わないと」

と言いながら少女が両手で俺の右手を握り締めて言った。このような状態でも「ああ、女の子の手ってこんなにも柔らかいんだ」と思ってしまう自分に嫌気がさした。だが、そのおかげで少しだけ前を見れるきがした。


なので少女の耳に囁くように

「ありがとう」

とお礼を言い走り出した。すると少女はコクリと頷くと何もなかったかのように俺の後を追ってきた。



「ちっ、こいつらなかなか全滅しねぇなあ。ほんとしつこいぜ」

そう言いながらもあたしは次々とルーククラスの神の使いに銃弾をぶっ放した。だが、確かに当たっているはずなのに数が全く減らない。すると

(焦ったらだめですよお嬢。その焦りのせいで周りがよく見えなくなってしまうのです)

と若い男の声がした。

「うるせえ、別に焦ってなんかねぇんだよ」

(ではなぜ 照準がずれているのですか?)

「ぐっ」

確かにいくら当たっているとはいえ急所に全く当たってはいない。だが、それでももう撃破してもおかしくない頃だ。とはいっても一体なぜだ?別にあたしのコンディションはいいし、操作の方も問題なし、そして機動性も問題ない。


そう考えていたら (ハハッ) という笑い声が聞こえると


(答えを教えてあげましょう。)

「なんだよ」

(それは、いつもより敵が早く動いているからだとおもわれます。)

「なっ」

相手の動きをよく見てみると確かにいつもよりも機動力が高い!!だが


「へん、確かに驚いたが、タネがわかった手品は弾の入っていない銃と同じだ!!」

(つまりどういうことで?)

「つまり意味がねぇーんだよ!!」

そう言いながら銃の引き金をひく、だが、さっきまでと比べて速さが違う。それもそのはず、先程までの弾と違い、今回の弾は2度加速する弾なのだ!!そして、その弾丸は全てルーククラスの神の使いの頭部に命中し、そして行動を停止させて爆発させた。普通なら勝利の余韻に浸るところなのだが、


(あの少年、白金が認めたからってあたしは認めないぞ!!あんな甘ちゃんと一緒に戦わせたら白金は確実に死んじまうからな。そんなこと絶対にさせねぇ)


戦闘が終わったその瞬間からこのようなことを考え始めていた。

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