第一章 種 第一話 出会い
この回では主人公が一応登場致します。
第一章 種
第一話 出会い
「エリア52にてポーン10匹確認!!大至急士機部隊を向かわせてください。」
「また現れおったか、ハウンド部隊とナイトαを向かわせろ。出し惜しみをするな、必ず勝て。」
「「「ラジャー」」」
そう言うとともに5人の乗組員が走っていった。その内1人はナイトαという特別な機体を操縦することを許された八咫 清流だ。そいつはわずか16歳で士機を操縦することができるいわば神童だ。
「こちらハウンド部隊、出動準備が整いました。」
「うむわかった。そちらはどうだ?八咫」
「いつでも構いません。」
「ではゆけ!!」
「「「ラジャー」」」
その声とともに5機のロボットが出動した。世界を救うために
出動後のガレージ
そこでは何人もの整備士がいた。
そこにその少年がいた。その少年の名前は火暮 月影、こちらも16歳にして整備士をしている。
「いやー整備が大変だったな、みんな。」
「まったくだ。」
「誰かさんが配線を間違えなかったらもっと早く終わっていたのに。」
「これだからパイロット志望だったのにどの士機も乗りこなすことができず、挙げ句の果てに整備もままならんとは、このままだとお前クビだぞク・ビ」
この会話からわかるようにこの少年は整備も操縦もうまくできないのだ。
それでも整備士になっている理由は早い話が手が足りなくて困っていたところに操縦ができないこの少年が少しであるとはいえ士機のメンテナンスできる実力があったからだ。
だが、最近整備士の人手が今度はあまり出したのでこの中で一番整備が下手な火暮がクビとクビではないの境界線に立たされているのだ。
「ちょっと待ってください。そうされてしまうと僕の生活が・・・」
「あ?知るかそんなもん、世界平和と比べたらまったく釣り合わんわ!!そのときがきたら素直に諦めるこったな。」
「そ、そんなぁ」
この少年が悲嘆にくれていた。
そんなときだった。
「火暮、長官のお呼びだ、今すぐ長官室に向かえ」
「え?はあ、わかりました。」
1人の少年が呼び出されたときエリア52では戦闘が始まっていた。
ダダダダダダダダダダダダダ、キィン、ガッガッガッ
「くそ、なかなかしぶといな。」
「焦るな、しょせん敵は下級である獣型のポーンだ。」
ここで説明しておこう。現状士機と呼ばれるロボットと戦闘を行っている10匹の犬型の無人機だ。
士機とは神の使いと呼ばれているロボットを倒すための処置を施された機体だ。
その装備はどれも強力で戦争に出したら一撃で敵の基地を破壊できるものだ。
そんな機体と戦っている犬型の無人機は神の使いと呼ばれているものだ。
この神の使いというものはしたから順にポーン、ルーク、ナイト、ビショップ、クイーン、キングに分けられている。さらに、この神の使いというものも白と黒の二つある。
まずポーンだが、こちらは人の乗らない獣型の無人機だ。特長は特に何も考えずに攻撃してくることだ。
次にルーク、こちらは人型の無人機だ。特長は考えないで器用な攻撃をしてくることだ。
この二つは行動が読めればどうとでもなるが、次からはそうはいかない。
なぜなら、ナイト、ビショップ、クイーン、キングらは神の使いではなく神と呼ばれている。その理由は白黒合わせたナイト4機、ビショップ4機、クイーン2機、そしてキング2機は有人機なので考えながら器用な攻撃をしかけてくるのだ。
そのうちポーンと戦闘してもうすでに10分はたった。なのに八咫が搭乗しているナイトαが1匹を剣で断ち切り、2匹銃弾で貫通した3匹しかまだ倒されていなかった。
「くそ、こいつら思ったよりもしぶとい。」
「焦るな、こんな脳筋・・・いや脳金に負けるわけがないだろう。」
「いや、そっちの方が手こずるでしょう。」
「八咫、状況は」
「カトラさんの有効射程範囲にそろそろ1匹入ります。」
「あいよ。」
ドパァン
カトラと呼ばれたその男の士機が銃の引き金を引いた。するとまるで吸い寄せられるようにその弾丸はポーン1匹を貫通し撃破した。
すると残りのポーンが逃げて行った。
「深追いすんなよ、作戦終了だ。機体の調整は整備班のところに任せよう。」
「「「了解」」」
「・・・了解」
八咫が少し不機嫌な声を出しながらも撤退しようとした、だが
「こちら本部、その周辺にてルーククラス4匹確認!!至急向かってください。」
「はあ!?装備を整えてからじゃダメなのか?」
「そうすると町への被害が増えてしまいます。それに本部の決定事項でラストチャンスという名目で先駆けとして先に現場に向かわせられた整備士が1人います。不利だということは承知していますが、どうにか倒してください。」
「おい、ちょっと待って「わかりました。」おい。」
「こうしている内にもどんどん被害が悪化していくだけです。今から向かったらまだ間に合うはずです。」
「あーもわかったよ、全員出撃」
「「「「了解」」」」
そう言うと全員現場に向かって行った。
ルーク発見前の長官室
「お呼びでしょうか?長官殿」
「ああ、突然だがお前にここで働く最後の命令を与えようと思う。」
「ええ、そんなあ・・・それで何をすれば良いんでしょうか?」
「エリア53の見回りに1人で行って欲しい。」
「まあ、わかりました。でもなぜ僕が辞めさせられるんですか?」
「ちょうど良い機会だったからだ。」
「納得はしていませんけど、今までの自分の行いを見るとそうなるでしょう。わかりました。それではいってまいります。」
そう言うと少年は出て行った。
すると後ろから
「何が最後の命令ですか?ただの使い捨てでしょ?何せ後もう少しでエリア53にルーククラス4匹が出現してくるっていう余地があるのでは?」
「最後くらい死因を作ってやった方が良かろう?」
「それもそうですね。」
そういう小汚い考えが長官室に響き渡った。
・・・主人公哀れすぎるでしょ。
それが私の書き終わった後の感想です。
次回はヒロインが登場致します。お楽しみに