星探検
「隊長!前方に惑星が見えます!」
とある宇宙船の中で隊員が声を張り上げ発見した新しい星を指差す
「長年探したかいあったな…
我々の惑星とほぼ同じで水や酸素があり植物がある!」
「ホントですよ…」
「よしっ!着率体制に入れ!」
隊長の声で乗組員は一斉に作業に取りかかる
その後宇宙船は無事に着陸した
「見れば見るほど私たちの星とそっくりですね~」
「ああそうだな…だから知的生命体がいる可能性がある。驚かせた拍子に襲ってこないとも言い切れん身を守る体制はしっかりしておけよ」
「はい!」
隊長と船員たちはすぐに空気成分の分析や他の生物の発見などの仕事に取りかかる
すると
一人の隊員が声を上げた
「隊長!何かが高速で近付いてきています!」
その一言で隊員たちは叫んだ隊員の方を全員で見た
「なんだと!?とにかく全員船内に避難しろ!」
全員が船内に入ったのを確認し隊長が扉を閉める
「カメラを起動させろ!」
高速で近付いてきているものがカメラに映し出されたとたん全員に笑いが起こった
「ハハハハハハッ」
「なんだあれは私達の星にいた家畜じゃないか」
「ほんとに元の星と変わりませんね~」
「数千匹はいるんじゃないですか?」
みんなが口々に言う中隊長が声を張り上げた
「おいみんな!この世紀の大発見を私達の星に伝えよう!数匹捕まえてくれ」
隊員が宇宙船のアームを使って宇宙船の周りで物珍しそうにしている生き物を捕まえた
すろとその生き物はきーきー騒ぎ出した
「やはりウルサいな…麻酔でも撃ってくれ」
「はい」
隊員が手元を操作し麻酔を打つ
そしてそれに続きその生き物を捕まえる
2.30匹程集まったところで宇宙船は
再び宇宙へ去っていった
「隊長この生き物の脳内を解析したところこの星は『地球』と言うらしいです。そしてこの生き物は自分達のことを『人間』と呼んでいるそうです」
「なるほど…地球か…」
そういって隊長は八本の手をくんだ