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サラとラナ  作者: 美空
3/11

ラナとの出会い

4年が経ち、私は4歳になった。私はある程度、喋れるようになり、文字も読めるようになった。あと、歩けるようにもなった。

そんな私は父の書斎を漁ることが趣味になった。前世の私も親のものを漁るのが好きだった。親のことが知れると思うと嬉しくて、漁ってしまう。あと、ママに書斎を漁ったことがバしたら、怒られるというスリルが楽しいのだ。パパに書斎を漁ってることをバレても平気だろう。パパは娘達には甘いから。でも、ママにバレたらやばい。怒られるだけではすまないだろう。それでもやりたいものなのだ。私はママが掃除しているうちににパパの部屋を漁っている。パパの書籍を漁っていると、魔法の本を見つけた。お母さんが掃除を終えようとしている音が聞こえた。私は魔法の本をかかえで急いで自分の部屋に戻った。どうしてもその本を読みたかったのだ。今日はパパは出張で帰ってこないから、この本がなくなったことはバレないはず。そして、ママもパパの書斎の本をそこまで見てないはずだし。私の部屋にもママは来ないからぜったいバレない。

ゆっくりみようと思い、本に手をかけると、勝手に本が開いた。本の中から、小さいかわいいユニコーンが出てきた。「こんにちは、私はラナ。よろしくね。」と言ってきた。前世でこの展開アニメで見たことあると思い、激アツになった。「こんにちは、私はサラ。あなたは一体、何者なの?」と聞いた。「私はあなたの使い魔」と答えた。私はこんな展開に出会って内心嬉しかった。「なんで、あなたは私の使い魔になったの?」とあえて冷静に聞いた。「あなたに魔力を感じたから。」と答えた。めっちゃ嬉しい。だって、憧れの魔女になれるだから。「じゃあ、私は魔女にいずれなれるの?」と真剣に聞いた。「それはあなた次第かな。あなたが本気で私から魔法を学べば、すごい魔女になれるわ」と誇らしく答えてきた。すごい嬉しい。あと、私は運動神経が悪いから、魔法使いになって、ママに自慢してもらいたいと思った。「私を魔女にして」と力強く言った。「わかった。あなたを偉大な魔女にしてあげる。まずは簡単な水を作り出す魔法をつかえるようにしよう。みずをでよと言ってみて」とラナは言った。私は「水をでよ」と真剣に言った。すると、大量の水が出てきた。喜ぶのも束の間に部屋は水でいっぱいになって行き、もうそろそろ呼吸ができなくなりそうになった。私はこのまま死ぬではないかと焦った。

すると、突然、ドアが開き、水は廊下に出ていた。ママは驚いた顔で立っている。「ママ、なんでここに?」と動揺を隠せないまま聞いた。「上から水が滴っていたから、気になってきたの。この水はどうしたの?」と怒って聞いてきた。私は嘘をついてもバレて、倍に怒られる気がしたから、観念して本当のことを言った。やはり、怒られた。パパにもチクられた。パパは「すごいじゃないか、魔法を使えて」と褒めてくれた。ママには「お父さんの書斎を漁るんじゃない。もし、大切な書類をなくしたらどうするの?それに大切な情報もあるから、もう漁らないで。あと、魔法を使ってもいいけど、危ないから、絶対に外でやることと怒られた。

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