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サラとラナ  作者: 美空
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懲らしめる?

私はウィークを懲らしめるにはミリーから追放することだと考えた。ミリーから追い出すにはウィークの今まで不祥事を世に出すことだ。でも、ウィークは金にものを言わせて、全ての不祥事を隠してきた。今更、過去のことを調べても出てこないと思った。だから、私はラナと共にウィークの秘書になり、ウィークの新しい不祥事を暴くことにした。

ウィークにはもともと2人の秘書がいたが、その秘書がいると任務の邪魔になる。だから、その二人に秘書をやめる幻覚を見せた。私とラナはその二人の秘書に変身して、潜入をした。潜入1日目ウィークはミリーで可愛い子に対して、「君、いくつ?可愛いね。家に来ない」とセクハラ発言をしていたので録音しといた。女子はみんな引いて逃げていた。「あいつが来たせいで俺はモテなくなったんだ。あいつを懲らしめてやる」とウィークは言った。私はこいつバカと思った。そんな不細工の顔でよく言えるなと思った。ウィークが私達に「あいつを懲らしめる方法はないか」と聞いてきた。私は自分達があまり被害を受けない策を考えた。ラナは「あの人のお父さんを懲らしめたら」と言った。私はラナが冷たいやつだと分かって悲しかった。ウィークは「それは厳しい」と言った。ラナは小声で「ウィークができないこと言わないと、あんた正体バレるよ」と言った。私はほっとした。ラナが家族思いだとわかったから。私は疑って悪かったなと思った。私は「アイツ自身を懲らしめれば」と提案した。ウィークは「もっとむり」と言った。ウィークは笑いながら、「あいつのリークを出せばいいんだ。」と言った。私は世に出すリークなんてないのになと思った。「お前ら、あいつのリークを探せ。」とウィークは言った。ラナは「あの人、子供だし、リークとかないじゃないですか」と冷たい声で言っていた。ウィークは「それもそうだな」と言った。「まあ、ゆっくり考えればいいか」とウィークは言った。今日は業務作業で1日を終えた。

2日目、今日は朝から貴族の懇談会が開かれた。ウィークは両親が公爵のため、懇談会に出席した。もちろん、秘書の私達も出席した。ウィークはお偉いさんに愛想笑いで挨拶をして回っていた。そんな中、私達は高級そうなものをパクパク食べていた。ウィークには「お前らはここにいる」と言われたから、私達はここに留まってるだけでサボりではない。初めて食べたカニは美味しかった。

懇談会が終わり、帰ろうとしたら、ウィークに止められた。「お前らは誰だ」とウィークは聞いた。「あなたの秘書だけど、何」とラナが聞いた。「お前らがあいつらと違うことは匂いでわかる」とウィークは言った。匂いで分かるとかキモイと思った。ウィークは詠唱をし、私達の姿を元に戻した。ウィークは「やはりな」と言った。逃げる隙もなく、ラナはアイツに捕まった。「この際だから、お前を懲らしめてやろう。こいつを殺されたくなかったら、お前は自書しる。無詠唱をしても無駄だ。この部屋は魔法が使えないようになっている」と笑いながらウィーク言った。ラナは「私のことはいいから」と泣き叫ぶように言った。ラナに「今までありがとう」といい、私は自分を包丁で刺した。ラナは「ごめん、ごめんなさい」と泣いていた。ウィークは嬉しそうに私を見つめていた。一緒恨んでやると思った。「やっと、アイツが死んだ。また、俺が注目のまとになる。」と嬉しそうにウィークは言った。本の持ち主が死んだラナは本に戻った。

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