オレにとってのおもしれー作品の特徴
一つ、動機の統一性。
ワンピースなら「海賊王になる」
HUNTER×HUNTERなら「親父を追う」
カメレオンなら「ハッタリで全国を制すヤンキーになる」
囚人リクなら「脱獄しておじさんの無実を証明する(うろ覚えだけど)」
ベルセルクなら「グリフィスぶっ倒す」
ヴィンランド・サガなら……忘れた。
とにかく、わかりやすくて忘れない根本的な動機ほどおもしれー。
複雑化されてないことがじゅうよー。
ほんで全部、共通しておもれえ。
なぜなら、行動の理由に矛盾が生じないから。
矛盾が生じた瞬間、物語ではなく作品になる。
没入から現実に切り替わっちまう瞬間、それがつまんなくなる状態。
でっけえ目標に枝分かれして、ちいせえ目標で行動するのはおもれえ。
映画、マンガ、小説の名作と呼ばれる大半がそうだしな。
2つ目、ヒューマンストーリー
なにが見たいかっつたら、主人公や周りのキャラの長所が活かされ、短所が長所になる展開だよな?
あるいは、思想のぶつかり合い、離別、敵対……なんでも良い。
その人間の根っこの部分、なんでその思想がついたのか、つくに至ったが知れるとおもしれー。
なぜなら、おもしれーとは共感だからである。
共感とは人間が誇るべき長所であり、ある意味短所でもある。
だから、魅力的なキャラの過去が出るとウケる。
ま、オレはそうなんだけど少数派かもしれん。
三つ目、魅力的なキャラ
ぽまいらにとって、魅力的ってなんだ?
つええ?頭が良い?容姿が良い?性格が良い?
たとえ、全部が揃っていても魅力的じゃないキャラはいるよな?
なんで、そいつが魅力的じゃないか?
それらの長所に値する過去がないからじゃねーか?
過去から来る思想、もしくはその行動をするのが気になる物語。
これこそがおもしれーキャラの特徴なはず。
オレはそう思う。
過去があるから現在があり、未来が作れる。
歴史とおんなじっす。
ただ、過去編とか現実の流れを止める章は好きじゃない。
現実的じゃねーから。
変なとこでリアリティが欲しくなる。
どうせ、語るなら物語を追いつつ、キャラクター(そこら辺のモブでも良い)や物品から語ってくれ。
HUNTER×HUNTERのレオリオとかクラピカが良い例。
四つ目 タイトルやあらすじで主人公の名前、動機、長所&短所がが入ってる
これを読んでる人は、こいつどんな作品がおもしれーと思ってんのかと気になってる人くれーだろ?
それを求めてきてるわけよね。
だから、オレはそれを意識しつつ、自分の脳みそを整理するために書いてる。
だって、それがおもしれーから。
要はwin-winなわけ。
見たくもねー内容見せられても、なーんもおもしろくねー。
まさしく、HUNTER×HUNTERがそうだった。
おまえ見とけ、と友人から催促されても、ほぼ見ないのとおんなじである。
見たら、ハンター試験含め全部おもしろかったけど。
区切り良く、五つ目で終わる。
読者のパラダイムシフト
たとえば、ぽまいらが電車に乗ってるとしよう。
子連れの父親が下をうつむき、子どもがワーワー騒ぎ、歩き回ってる。
自分も周りもうるせーし、うぜーな、親はなにしてんだと思ってる。
ここで、ぽまいらが勇気を出して親に注意する。
そして、その父親から放たれた言葉。
「すみません……。先ほど、妻が交通事故で亡くなったと言われて……」
ぽまいらはどう思った? まーわからん。
それでも、怒る人は山程いるだろーけどな。
オレは怒りから同情やがね。
オレにとっては、これがおもしれーと思う要素。
まだ、あんだけど長ったらしくても読む気失せるしな。
ぽまいら、頑張れ。