誤爆
掲載日:2024/11/25
練習中の出来事、あまりに一瞬すぎて、最初は何が起きたかわからなかった。
バンバンバンとたくさんのおとが周囲四方八方から起こる。
砂煙、それとたくさんの悲鳴、必要以上になにかが起きたということだけが一瞬遅れて理解する。
耳鳴りがすごい、周りの音も消えていく。
目の前はただ砂煙がひどい。
何もわからない、ただただわからない。
しばらくして目の前に誰かが走りこんでくる。
腕章でようやく衛生兵だということが理解する。
あとあとでわかったが、そのときには病院にいた。
なんでも近くで演習を行っていた砲弾がすっとんできたらしい。
なんといえばいいかわからないが、そういうこともあるだろう、ということで片付けられないだけの怒りが湧いてくることだけは、はっきりと自覚した。




