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1話 少女との出会い

自己紹介を済ませた2人の旅が始まりました。

みあ(ねぇあいと。それはそうとこれからどうする?)

あいと(そーだなぁ。ずっとここにって訳にはいかないもんね)

あいと(よし。ちょっとあるいてみよっか!)


2人は歩き始めた。

しばらく探索すると小さい湖がある開けた場所に着いた。

食料と夜を明かす場所を探していたのでそこにとりあえずとどまることになった。


あいと(おっ!魚が居る!でも取る手段が…)

みあ(ねぇねぇ、これ使えるんじゃない?)


みあが長めの棒をひろってきた


あいと(使えそう!あとは…おっ!あった。)


あいとは尖った石をひろった。川で魚をとる時モリを利用してたので石を使い棒を尖らせた。


みあ(そんなのでホントに取れるの?)

あいと(まぁ、任せなって!)


あっとゆう間に仕留めた。牙が生えていた魚っぽいものが取れた。田舎育ちの知恵で火起こしにも苦労することなく食料確保出来たのは幸いだ。


あいと(それじゃお次は)


木の枝や葉っぱ、雑草を駆使して簡易ハウスを造ったりちょっとしたベットを作った。


みあ(なんなのその技術…)

あいと(あはは、慣れてるから)


2人は知らない土地の生活1日目から苦労することも無く過ごせていた。疲れていたのかみあはあっとゆう間に寝てしまっていた。


みあ(んん…)


寝返りをうつみあが背中に抱きついてきた。

あいとはドキドキして寝れずにいたが祖父が亡くなってからずっと1人だったので安心感もありうとうとし始めた

その日夢を見た。事故の時の夢を見て飛び起きると林の方でガサガサと音が鳴った。


あいと(みあ!みあおきて!)

みあ(んん、、、おはよう、むにゃむにゃ)

あいと(みあ!何かいる!おきて)


みあが飛び起きた。あいとが恐る恐る確認に行く。

するとそこに1人の少女がいた。


あいと(?!)

あいと(こんなとこで何してるの?)

少女()

あいと(君はだれ?)

少女(…。)

ゆい(ゆいのこと見えるの?)

あいと、みあ(…?)

ゆい(ゆいは魔族にころされたの。)

ゆい(パパもママもみんなころされたの。)


魔族と聞いたあいとはここが別世界である事を理解した。


あいと(魔族?てか見えるって何が?)


ほんとにそんなものが居るのかと、あいととみあは驚いた。それに見えるってやっぱり幽霊の事かなと何となく気付く。


あいと(君は幽霊なの?)

ゆい(ゆうれい?)

あいと(んーと。その…しんでるってこと?)

ゆい(みぃは殺されたの。)


ゆいは泣きながら度々通る人に声をかけたが誰も気づいてもらえずしんだんだなって理解したという。

どこにも行けなくてみぃの両親は成仏していてずっとひとりぼっちだった。


あいと(そっか…辛かったよね。寂しかったよね。)


あいとはみあに何かを相談した。みあニコッとうなずくと


あいと(えーと、もし良かったらゆいも一緒に来る?)

みあ(ゆいちゃんっていったよね?ゆいちゃんが良ければこっちにおいで!)

ゆい(いいの?)


2人はうなずく。

ゆいは可愛らしい安心した笑顔をみせた。


あいと(僕はあいと。よろしく!ゆい)

あいと(で、こちらがみあ)

みあ(よろしくねゆいちゃん!)

ゆい(あいとさん、みあちゃんよろしくです)


ゆいは聞けば7歳だった。7歳でひとりぼっちはどんなにしんどいことかあいとは分かった。


死にかけた人、元幽霊、現幽霊の不思議な組み合わせの3人はゆいが話してくれた街に翌日向かうことになった。

不思議な組み合わせの3人の旅がこれから始まる。

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