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俺、りん  作者: じぇにゅいん
第三部
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第173話 『野球の神様 (3)』

“りん”は、自分の身長の二倍もありそうな大旗を抱えて、息も絶え絶えに歩き続ける。

旗を杖代わりにしながら、一歩一歩を踏みしめるように。


立ち止まって、大きく深呼吸でも出来れば、少しは楽になるだろう。

しかし、何故か歩みをやめることはできなかった。


見渡す限りの暗闇の中、ひたすら続く一本道だけがぼんやりとした明かりに照らされている。

一体どれほどの距離を歩いてきたのか……今となってはわからない。

わかるのは、この一本道の終わりが見えてきたということだけだ。


眩い光を放つ“終着点そこ”に、この旗を突き立てれば全てが終わる。

そう思った時、四肢から一気に力が抜けた。


旗は地に落ち、膝から崩れ落ちた“りん”は地べたに這いつくばった。

さっきまで燦然と輝いていた終着点が、少しずつ闇に呑まれて消えていく。


(動けねぇ……っ。あと少しなのに……すぐそこなのに……っ!)


足掻いても、藻掻いても、動かぬ身体。


(なんでだよ? どうして……っ!?)


焦る気持ちとは裏腹に、和宏の意識は静かに落ちていった。


 ◇


「りん姉!? 聞こえるっ? りん姉っ!」


カン高くてけたたましい声に、和宏は顔をしかめた。

ゆっくりと目を開けると、暗闇に慣れた目に飛び込んでくる白い光がやけに眩しく感じられた。

不明瞭だった意識が次第にハッキリしてくるにつれ、和宏は、眼前に夏美の必死な顔があることに気付いた。


「なつ……み?」


弱々しい“りん”の声が夏美の名を呼ぶと、途端に強張っていた夏美の表情が緩んだ。


「良かった~♪」


「寿命縮んだわよ、もう!」


“りん”に覆い被さって顔を覗きこむ夏美の背後には、同じように“りん”の顔を覗きこむ沙紀と東子の姿。

二人とも、一様にホッと胸を撫で下ろしていた。


グルタラール製剤の匂いが、意識を取り戻したばかりの“りん”の鼻をつく。

“りん”は、反射的に辺りを見渡した。


味気のない白い天井に白い壁。

清潔感溢れるふかふかの白い枕。

いつの間にかユニフォームではなく、病院の入院患者用の薄いピンクの寝巻きを着せられている。

ここが病院の一室であることに和宏が気付くまで、さして時間はかからなかった。


“りん”は、ベッドの上で上半身を起こした。

その時、ふと額に違和感を覚え、何気なく触ってみた。

額を厳重にガードするようにグルグルと巻かれた包帯。その包帯に触れただけで、鋭い痛みが額の傷口に走る。

“りん”は、小さな悲鳴を上げて顔を歪めた。


傷口そこには触らないほうがいいですよ。まだ完全には塞がっていないらしいですから」


よく通る美声の主……栞に視線を向ける。

沙紀たちのすぐ後ろに栞、さらにその後には大村と山崎が並んで立っていた。

ユニフォームではなく制服を着ている三人を見て、“りん”は「アッ!」と声を上げた。


「し、試合は? 試合はどうなったっ!?」


だが、栞も大村も山崎も、答えにくそうに視線を落としたまま何も答えなかった。


よく考えれば当然のことである。

この試合の成立条件は、最後まで“りん”が投げきること。その“りん”が試合中途で病院に搬送されてしまった以上、試合は“不成立”にならざるを得ないのだ。


(そりゃそうだよな……)


“りん”は、誰の目にもわかるほど落胆し、肩を落とした。


甲子園への道が拓けるラストチャンス。

それを目の前まで手繰り寄せ、掴み取ろうとした矢先のアクシデント。

決して油断ではない。しかし、捕れる球を捕り損ねた事実に悔しさばかりが募る。


“りん”にかける言葉が見当たらず、一同は揃って押し黙った。

一人だけ壁際に佇むのどかの表情は、その中でも一際沈痛そうな面持ちだった。


和宏が甲子園を目指す理由と思いの強さは、のどか()()が知っている。

だからこそ、今の“りん”の姿は、のどかにとって痛々しく感じられた。


通夜のようなやりきれない沈黙の中、唐突に病室のドアをノックする音が響いた。

遠慮がちに開いたドアから、失礼します……という控えめな声とともに入ってきたのは直子だった。

ヒールの靴音を出来るだけ鳴らさないようにしながら、直子は“りん”のベッドに近づいていく。

その表情には“りん”を労わるような優しさが含まれていたが、ベッドのそばに佇む夏美をチラリと見やった瞳の奥には、切なげなものが混じりながら揺れていた。


「萱坂さん。怪我が大したことなくて幸いだったわ」


医者の診断によれば、単なる脳震盪と打球の直撃を受けた額の裂傷。

三針ほど縫ったものの、傷跡が残るようなこともない……と直子は説明した。


「本当に……お疲れ様」


そう言って、直子が深々と頭を下げた。

まるで目上の者に最大限の敬意を持ってするような丁寧なお辞儀には、却って和宏の方がドギマギしていた。


「それと……最後に、貴女に会いたいという人を連れてきたの」


直子は、そう言いながらドアの前まで戻り、ノブに手を掛けた。

そのままドアを開くと、黒い杖をついた白髪の老人が、老人とは思えぬほど背筋をピンと伸ばして立っていた。


「日本高校野球連盟の堂丸会長よ」


高野連会長という縁遠い肩書きに、室内にいた誰もが思わず驚きの声をもらし、ざわっとした雰囲気を作り出した。

堂丸は、そんな雰囲気を気にも止めずに、杖が床を突く音をコツコツと響かせながら、“りん”の目の前まで進んでいく。


人を寄せ付けぬ威圧感。

見た者を震え上がらせるような鋭い眼光。


病室にいるのは“りん”を始め、人生経験の浅い高校生ばかりである。

大人は一人だけ……鳳鳴の監督を務める山本がいたが、人生経験の豊富さからくる堂丸の圧倒的な存在感の前に声も出ない。


“りん”は、自らのベッドのすぐ脇まで来た老人を見上げ、ゴクリと息を呑んだ。


「今日は……残念じゃったの」


老人特有のガラガラのしゃがれ声であるにもかかわらず、その口調には独特のハリがある。

禿げ上がった頭頂部や全白髪の側頭部の髪の毛や眉毛を見ずに声だけで判断すれば、実年齢よりもかなり若く感じてしまうだろう。

そんなことを考えた和宏に、堂丸は冷や水を浴びせかけるような一言を放った。


「最後、なぜ目を瞑った?」


和宏はギクリとした。


捕れると思った瞬間、視界が真っ暗になった。

それが無意識に目を瞑ってしまったからだと気付いたのは、打球の直撃とほぼ同時だった。


「アンタは、あのピッチャー返しにちゃんと反応しとったはずだ。なのに……何故だ?」


その理由は、和宏にもわからなかった。

だが、そのせいで捕れると確信した球を捕り損ねてしまったという苦い悔いだけが心の中にこびりついている。

おそらく、一生消えることはないであろう心の傷として。


「わからんのならワシが教えてやろう。あれが“男”と“女”の差じゃ」


「――っ」


「女は自分の身体を優先的に守る生き物。迫り来る危険には立ち向かうよりも逃げることを優先させてしまうのだ。本能的に、な」


断言的な言い方だったが、誰からも堂丸への反論はなかった。


「だてに高校野球から女子を排除しているわけではないのだ。それがよくわかったであろう?」


そう言って言葉を切った堂丸は、ベッドの上に“りん”に視線を投げつけた。

深いシワの刻まれた顔には、他人に対する厳しさだけでなく、人生を長く生きる者の慈愛が含まれている。


堂丸の言うことは、おそらく正しい。

そう思いながらも、“りん”の口から出た台詞は真逆のものだった。


「あれくらいの打球は……捕れます」


堂丸は、予想外の“りん”の台詞に目を剥いた。

しんみりとした面持ちで黙っていた沙紀や直子たちが、“りん”の真意を測りかねてキョトンした表情になった。


「なんじゃと?」


そう聞き返す堂丸に“りん”は畳み掛けた。


「捕れるんです、あの程度のピッチャー返しなんて。今まで何度だって捕ってきたんです。次は絶対に捕ってみせます!」


感情が昂ぶり、語気が強まる。


和宏にとって、あれは『捕れる』と確信したピッチャー返しでしかない。

たとえどんな理屈をつけられようとも、その確信は今でも揺らいではいなかった。


目一杯の反抗心を込めて堂丸を睨みつける“りん”に一瞬だけ怯む気配を見せた堂丸は、それを取り繕うように目を伏せ、やがて肩を震わせて笑い始めた。

次第に大きくなっていく堂丸の笑い声。

周りが戸惑う中、それは高らかに病室に響いた。


ひとしきり笑い終えた堂丸は、表情に厳格さを取り戻し、再び“りん”を見据えながら言った。


「たわけがっ!」


笑う堂丸にどう反応してよいのかわからずに当惑していた場の空気が再び凍りつく。

その声には、怒気すら孕んでいたからだ。


「額に打球を喰らった直後に言う台詞ではないわ!」


堂丸は、吐き捨てたように言い、踵を返した。

黒杖をつきながら病室のドアに向かって歩いていく堂丸を、直子を始め、誰もが呆気にとられて見送るしかなかった。

ドアを開け、出て行こうとする堂丸が、その間際、肩越しに振り向いた。


「とにかく今は……しっかりと養生せい」


そう言う堂丸の目はさっきまでの厳めしさが嘘のように穏やかで、その口調には先ほどまでにはない労わりが含まれていた。


「さっきの言葉が本当かどうか……見せてもらうからの……」


堂丸は、まるでお気に入りのおもちゃを見つけた子どものようにニヤリと笑いながら、最後に一言……ポツリと言い残した。


夏の予選(ほんばん)で、な――。




堂丸が後ろ手に閉めたドアを、誰もが呆気にとられながら見つめた。

たった今の堂丸の短い言葉を反芻しながら。


理解できない。あるいは信じられない。

そういった面持ちで、妙に気持ちの昂ぶるような沈黙が続く。

誰かが


「本番……?」


と呟いた。

それを合図にしたように、誰もが同じ結論に到達した。


“りん”の甲子園への道が拓けたのだ、と。


「ぃやったーぁっ!」


夏美から、沙紀から、東子から……耳をつんざくような歓声が上がった。


夏美が真っ先にベッドの上にダイブして“りん”の胸に顔を埋めた。

沙紀と東子と栞が、嬉々とした顔で次々と“りん”に抱きついた。

山本は突然始まった病室での大騒ぎに目を丸くし、大村と山崎は右手で固い握手を結んだ。

直子は、口元を押さえながら肩を震わせ大粒の涙を流していた。

そして、のどかは……そんな大騒ぎから一歩身を引いて壁際に佇んだままだった。


この騒ぎの中、和宏の頭の中は妙に冷静だった。


事の成り行きが理解できなかったわけじゃない。

いや、むしろ状況を一番正確に把握していたのは和宏だったかもしれない。


はしゃぐ沙紀たちにもみくちゃにされながらも、放心状態の和宏とのどかの視線が合った。

のどかは、大きくクリクリした目を嬉しそうに細め、口を開いた。

その声は、浮かれ喜ぶ夏美たちの声にかき消されて“りん”の耳まで届かなかった。

しかし、唇の動きから、なんと言ったかはハッキリとわかった。


――よかったね。


そう言い終わると、またのどかはニッコリと笑った。

亡き母との約束を果たすチャンスを勝ち取ったことを……まるで自分のことのように嬉しそうに。


のどかの笑顔を真ん中におさめていた和宏の視界が不意に滲む。


(どうして……?)


和宏には、沙紀たちやのどかの無邪気な喜びようが理解できなかった。

今はまだ甲子園への道のスタートラインに立ったに過ぎない。

これから始まる予選を勝ち抜いてこそ、初めて甲子園への切符が手に入る。


和宏には、わかっているはずだった。


()()()()()()()()()()()ということを。


(それなのに……)


“りん”の瞳から温かいものが一筋流れ、頬を伝って胸元に零れ落ちる。

湧き出るように、次から次へと止め処なく流れていく。


どうして涙が止まらないんだろう――?




 ◇


堂丸は、病院のエントランスホールから外に出た。

雨上がりの空には、弱々しい太陽が恥ずかしそうに雲間から覗いている。

病院の玄関の前からは一本の大きなアスファルト道路が敷地外まで伸び、その両端には広く芝が敷き詰められ、雨露にぬれた鮮やかなグリーンが建物の外に出たばかりの堂丸の目を強く刺激した。


「どういうことなんだ、親父オヤジ!」


病室を出た堂丸の後ろを背後霊のように付き従っていた重彦だったが、病院の外に出たのを機にたまりかねたように堂丸に噛みついた。


「賭けは俺たちの勝ちだったはずだ! どうしてあんなことを……っ! 夏美は……っ!?」


鳳鳴が勝てば“りん”に“甲子園への道”を。

勝てなければ夏美の親権を差し出す。


この単純な賭けは、鳳鳴が勝てなかった以上、重彦と堂丸の勝利……すなわち直子の敗北になるはずだった。

だが、堂丸が裁定を覆したため、この賭けの勝敗もまたひっくり返ってしまった。


「まぁ、今日は夏美の顔を見ることが出来た。それでヨシとしようではないか」


「親父っ!」


「もうあきらめい! 思ったより幸せそうだったではないか。夏美もあの娘と一緒にいたほうが生き生きとしとる」


堂丸は、ピシャリと言い放った。

このような物言いをする時は、もはや堂丸に反論を受け付ける気がない時である。

だが、それを知りながらも重彦はなおも食い下がった。


「でもっ! 女を公式戦に出す許可なんて……そんなの無理に決まってるじゃないか!」


病院のエントランスを通りかかった年配の見舞い客が、大声で喚きたてる重彦を一瞥していく。

思わぬ注目を浴びた重彦は、忌々しげに舌打ちをして押し黙った。


「重彦。女子が高校野球に参加できない理由……お前にわかるか?」


黒杖の持ち手を両手で包み、力強くカツリと突いて重彦を見上げる。

堂丸の刺すような目つきの鋭さは、たとえ相手が身内であろうとも容赦ない。

それを知っている重彦は、その威圧感に気圧されぬよう虚勢を張った。


「わ、わかるさ。大会参加者資格規定の第五条第一項で、参加選手の資格は『その学校に在学する男子生徒』って定められてる」


この条文は問答無用で男子だけに参加資格を与えており、どう解釈を広げようとも女子が入り込む余地はない。

それを知っている重彦は、唇を醜く歪ませながら答えた。

だが、堂丸は顔色一つ変えずに口角をニヤリと吊り上げた。


「だから、近々に臨時理事会を開催して条文の追加を提起する。すなわち――大会参加者資格規定第五条第八項『但し、本連盟理事会にて満場一致の承認を受けた者に限り、同条各項の規定にかかわらず参加選手の資格が認められるものとする』――の新設を、な」


「――っ!」


想定外中の想定外とでもいうように大きく目を見開いて絶句した重彦に、堂丸はなおも強い視線をぶつけた。

その様は、身長は重彦の方がはるかに高いにもかかわらず、完全に堂丸が重彦を叱り飛ばしているように見える。

それほど堂丸の佇まいの迫力は圧倒的だった。


「無理だ……そんなの。他の理事が賛成するわけがない……」


力ない重彦の反論に、堂丸は毅然として答えた。


「重彦……高校野球の理念とは何だ?」


「り……理念!?」


「高校野球はの……どこまでいっても教育の一環よ。あの娘のひたむきさや真剣さはもちろんのこと、最後まで勝利をあきらめぬ男顔負けの闘争心の強さには感服した。今の高校球児たちは皆あの娘を手本にしてほしいほどじゃ」


一旦言葉を切って、堂丸はさらに目つき鋭く重彦を見据えた。


「理事会ではワシが全てを説明する。必ずワシが全員を納得させてみせる!」


それは、堂丸の力強い決意表明に他ならなかった。


いかに堂丸が会長を務めているとはいえ、理事会を意のままに動かせるわけではない。

男子による公式大会に女子の特別参加を認めるという常識から大きくかけ離れた提案を理事たちに納得させるのは相当な困難が伴うだろう。

それでも堂丸は、持ち前の情熱で突き進むことを心に決めていた。

だが、すでに思考停止に陥っていた重彦の目は虚ろに曇り


「無理だ……無理に決まってる……」


と、情けないほど震えた声で、うわ言のように繰り返すだけであった。

その醜態に業を煮やした堂丸は


「ええい! わかったのかわからんのか! わかったのならさっさと理事会用の資料の作成に取り掛からんか、このたわけがっ!」


と一喝した。

ひぃぃ……と情けない声を上げた重彦は、堂丸から逃げるように走り去っていった。

堂丸は、首を振りながら肩を落とし、深いタメ息を一つついた。


「やれやれ。わが息子ながら情けない……」


すでに、重彦の姿は病院の敷地の外へ見えなくなっていた。

重彦に対する情けなさが、次第に不憫さに変わっていく。

少々厳しすぎたか……と、堂丸から自然に鳩の鳴き声のような笑い声がもれた。


(クックッ。あの娘を高校球児たちの手本に……か。ワシもよく言ったものよ」


堪え切れなかった笑みに、堂丸は人目をはばかるために俯いた。

だが、笑いはなかなか止まらなかった。


(本当は、()()()()()()()()()()()()()()……だがの)


堂丸は、病院の建物を見上げた。

相変らず騒ぎの続く“りん”の病室辺りから、不意に大きな怒鳴り声が聞こえた。


「いつまで大騒ぎしてるんですかっ! ここは病院なんですよっ!」


年配の女性の声。

おそらく看護婦にでも怒られたのだろう……と堂丸は思った。


堂丸は、堪えきれずに再び笑った。

今度は、人目をはばかることなく声に出して。

直子の言ったフレーズを思い出しながら。


野球の神様に愛された娘――か。




アスファルトの水たまりに映し出された雨上がりの青空。

取り残された雲は、舞台から追い立てられるように風に流されていく。


堂丸は、雨雲が去った東の空をふと見上げた。

そこには、大きく綺麗な……とびっきりの虹がかかっていた。

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