ヴァン・ドートリアの目覚め
ヴァン君は結構雑です。
ヴァンの場合
ガキンッ、ガキッ
ガキンッ、ガキンッ
「おい、ヴァン、いつもと違う型使ってないか?」
「父上、言い訳ですか?両手縛ってるとはいえ勝ちは勝ちですからね」
「おいおい、英雄の俺に勝つなんてのたまうのは息子のお前くらいだ!まだまだ負けてやらんぞー!」
バンッ!ドカドカッ、ギュイーン、ズキューン、バーン
「いやーヴァンなんか1日でつよくなったか?嗅覚が良くなってるぞさすが我が息子だ」
「いえ父上が鈍ったのではないですか」
「はっはっはまぁそういうことは勝ってから言うんだな!じゃあお父さんは仕事に行くからちゃんといい子にしとくんだぞ」
「はい父上」
父上はそう言い残し、マントと剣を持って塀を飛び越え行ってしまった。
いやー自分より強い存在って最高だな。体動かしてほんとにたのしい。しかもこの体は最高だ、動体視力も筋肉の柔軟性も最高だ。これは化けるな。
あれ?俺死んでなくね?…
「おい!メイドここはどこで今はいつだ?」
「ここは…庭?で今は9時の刻の少し前です。」
「違う!国と西暦だ!」
「国…ですか?アーノルド王国という返答でよろしいのですかね?せっせい?れき?王国歴のことでしょうか?王国歴は1010年です」
「ん?あぁそうかちなみに俺は何歳だ」
「10歳になられました…けどどうなされました?」
「ん?あぁ気にするな、風呂に入りたい準備してもらえるか?」
首を傾げながらもはぁ準備しております。と言い風呂に入った。
はぁー。気持ちいい。ていうかこれってもしかして転生とかいうやつなのかな???しかもアーノルドシリーズ?
「……レベル上げ早くしなきゃ」
ストーリーは流し見でレベル上げのことしか考えてないタイプですね。