イリス・コンフォート
イリスちゃんは外見ヒヤヒヤ中身アツアツです。
イリスの場合
ふかふかのベッド。気持ちいい。
「……様…」
心地よい日差し。いくらでも寝れる。
「……ス様……」
誰かが呼んでる天国のおばあちゃんかな。
「イリス様!イリス様!大丈夫ですか?お部屋に入ってもよろしいでしょうか。もう朝でございます。どうかなされたのでしょうか」
イリス?私の推しのイリス・コンフォートちゃんのことかな。可愛いよね。あのツンケンしてるけどめちゃめちゃ努力してるし、デレた時の顔とかもう天使よ。
……てかあれ?天国じゃないの?夢?死んだら夢見続けるってほんとなのかな。
ふと目に入った鏡に写る自分。
「………はぇ?」
このサラサラ黒髪にくりくりお目めに跳ね上がるキツい目尻。
うーんイリスちゃんだなぁ。
どういうことだろうと悩んでいたところ。
「イリス!どうしたんだ大丈夫か!?」
扉をバタッと開けてイケオジのイリスの父親が入ってくる。
あっ、どうしようなんか親きた。
とりあえずこういう時イリスちゃんは…
「なんでもないわ、少し気分が優れないの。さがって頂戴。」
「そうか、それならいいが…王太子との婚約の可能性が1番高いのはお前だ勉学を忘れるのではないぞ。」
「わかっているわ、子供じゃないの」
「……そうか。」
これよこれ!自分を守るためにツンケンするイリスちゃん。親の重圧と妹との扱いの差、王太子との能力の差などに悩むけどそこを乗り越えてデレるかわいさ。。。ロールプレイ完璧かもしれない!
てかあれ?私イリスちゃんになってね?
「・・・私じゃ役不足だよー」