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――ミキ。


――まさと。


――ミキ。


――まさと。


また始まった。


お互いの名前を呼び合うだけなのだが、彼女いない歴イコール年齢の俺にとっては、この時間は至福のときなのだ。


しばらく呼び合っているとやがてミキが言った。


――また疲れちゃった。もう休むね。おやすみなさい。


――おやすみ。


ミキはいなくなった。


おやすみなさいとは言ったものの、いつもならまだ寝る時間ではない。


が、ゆうべほとんど寝ていない俺は、すぐにあっさりと寝てしまった。



朝起きてミキに語りかけてみる。


返事はない。


俺はゆうべの残り物を口にすると大学へと向かった。


お昼に食堂へ行くと、河本と熊田がなにか話し合っていた。


――なにを話しているんだろう?


気になった俺が二人に近づくと熊田が俺に気付いた。


「よお」


「よお」

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