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そういえば俺は彼女の名前をまだ知らない。


明日にすればいいものを我慢できずに頭の中で問いかけてみたが、やはり返事はなかった。



朝も語りかけたが、返事はない。


予想通りなのでとくに気にすることもなく、学校へ行った。


講義は相変わらず退屈だ。


午前中に大学に着たのに、その時点で俺は早く帰ることばかり考えていた。


こうなると全ての時間がやけに長い。


それでも早く帰っても彼女の疲れがまだとれていないだろうと考えて、我慢した。


午後の講義が終わると、たまたま会った河本を「用事があるから」と置き去りにしてアパートに帰った。


――ただいま。


――おかえりなさい。


――講義、やっと終わった。


――お疲れ様。


――ところで話があるんだけど。


――なあに?


――名前。


――名前?


――君の名前だよ。まだ聞いてなかった。


――ああ、そうだったわね。わたしはミキよ。


――ミキ。

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