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RinnkuBuraddo  作者: いば
第2章
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まったくさっぱりわからん

一週間たってもクラウスと師匠は帰ってこなっかったが師匠は心配しなくてもいいしどうせ野宿をいるだろうから、だけどクラウスのほうが心配だな無事だといいけど。


「あ、斉藤様おはようございます」


リビングに入ると家の住人の一人がリビングに入ってきた俺に気づいて挨拶をしてくる。


「おはようございます。前にも同じ事を言いましたけど様で呼ばないでいいですよ、せめてさんにしてそれとちゃんとした名前で呼びたいんですけど(ファースト)さん」


「······わかりました斉藤さん」


「他の皆は何か困りごととかはないですか」


「今のところは特にないですね、斉藤さんやマルクさんが私達のためにいろいろとしてくれましたから」


「そうですか」


そう話しをして俺は朝飯を食べて家を出て仕事に向かう。今日は確か学校側に新しい資料が届くって言ってたな、まあ整理するのは明日になるけど。


「おはようございます」


会社に着いていつも通り資料整理と管理をしているとやけに廊下が騒がしい。


「あの、何かあったんですか?」


近くを通ってきた社員に声をかけると


「斉藤さん!この資料を社長とホールのカウンターの人に渡してきて!」


と言って通りすぎて行った。


「········すごい量だな」


渡されたメモ用紙を見てそう言う、メモ用紙には書ききれないくらいにびっしりと字が書き込められている。


「急いでやらないと昼飯が食えないな」


そう言い手早く資料を束ねて紐で結びカゴ台車に積みエレベーターを使って社長室に向かう。


「失礼します社長、資料を持ってきました」


そう言って社長を見ると絶望した顔をさらに暗くして「斉藤君も私を苦しめようとしている·······」と小さく呟いて「そっちのテーブルに置いといて········」と言って紙の山に消える。


「さて次はホールのカウンターだっけ?」


そう言ってメモ用紙を確認してエレベーターで一階に降りると職員達が足早に歩きまわっている。


「あ、斉藤さん!」


俺に気づいた職員の声に他の職員達が獲物を狙うハンターのような顔で振り向く。もちろん俺は二歩くらい後ずさりした。


「えっと、資料を持ってきました!」


俺がそう言うのを合図に椅子に座って仕事している職員達が手をあげて「F1からF5のファイルちょうだい!」「こっちはF6からF10をくれ!」と言って仕事に戻る。それからは手をあげてファイルの番号言う職員達が続々出てくる。



「「「「死ぬかと思った········」」」」


昼休憩、屋上で倒れて同僚の三人と昼休憩をしていて全員同じ事を言った。


「そうだ今、闘技場でドールフェスティバルっていう大会がやっているだった」


と同僚の一人がそう言い起き上がって自分スマホを出すと他の二人も思い出したのかスマホを取り出す。


「ドールフェスティバル?なにそれ」


「ドールフェスティバルってのは日本中にいる人形師達が集まって自分の作った人形を披露する大会だな。ドールによって2つ種類があって戦闘用の人形と補助用の人形、戦闘用は名前のとおり戦うことに特化した人形で補助用の人形は戦うことができないけどその他でのサポートに特化しているんだ。まあだいたいの人は趣味········どうした?」


「いや、詳しいなともしかして趣味?」


俺がそう言うと他の二人もうんうんと頷く。


「ち、ちがうぞ!俺は人形は好きじゃない!俺の知り合いが好きだからいろいろ話しを聞いているうちに覚えたんだ!断じて趣味じゃない!」


「わかってますって」


「ほんとかよ」


「にしても今日はかなり忙しいけど何かあったんですか?」


「ああ、ここから東側に見える大きな森が見えるだろ、あそこの森は冒険者学校の学生達が授業で使う場所なんだけど前に狂暴なモンスターが現れて学生の一人が重症で見つかったって」


「だから危険がないか調査しているから会社の中がバタバタしているんだ」


「なるほど?」


(まったくさっぱりわからん)


「まあ斉藤が気にすることじゃないからとにかく資料を運びまわればいいよ」


「午後もあんだけの量を·······」


そう言い倒れる俺に三人が「「「お疲れ~」」」と言って同じように倒れる俺も倒れこんだ三人に「お疲れ~」と言って空を見る。


「そろそろ休憩終わりだな」


そう言う同僚の声に立ち上がり伸びをする。


「行きますか」


そう言って雑談をしながら皆自分の仕事に戻る。


「斉藤さん今大丈夫ですか?」


資料を回収中にカウンターにいる職員に声をかけられた。


「大丈夫です」


資料を束ねて台車に置きカウンターに向かう。


「ごめんね、しばらく俺の代わりに仕事をしてくれないか、俺はまだ休憩してないんだ」


「わかりました」


「ありがとう、すぐに戻って来るから!」


そう言って職員は弁当を持って休憩室に入っていった。


「お、あそこが空いてるな。なあちょっといいか」


そう声をかけられて受付指南書を置いて顔をあげる。


「はい、大丈夫です」


「良かった。実は俺、冒険者登録をしに来たんだけどできるか」


(·······は?冒険者、登録?なにそれ?)


「すいません」


そう言ってカウンターの引き出しから冒険者登録書と書かれた紙を見つけ10秒固まる。


「えっと、この紙に名前と年齢、職業を書いてください」


そう言って男に紙を渡す。


「わかった」


そう言い紙を受け取り名前と年齢と職業を書く。


「これでいいか」


「確認します。確認しだいギルドカードを発行させていただきます、空いている席で少しお待ちください」


(えーと、川南春人(かわみはると)、20歳、職業は勇者··········勇者ねぇゲームかっての)


「··········」


「··········」


(何でどかないんだ?空いている席はあるのに)


「すいません空いている席でお待ちください」


顔をあげて勇者と紙に書いた男に言うと男は「あれ?もう終わり?」って顔している。


「空いている席でお待ちください」


もう一度言う。


「え?もう終わり?」


「終わりです」


「何か他に「空いている席でお待ちください」


男はぶつぶつ何か言いながらカウンターから退いた。


「ありがとう斉藤さん」


休憩を終えた職員が戻って来た。


「お疲れ様です、さっき登録申請をしに来た人がいたので対応しました。これが登録申請書です」


そう言って職員に登録申請書を渡して俺は自分の仕事に戻る。


俺から登録申請書を受け取った職員は椅子に座り登録申請書を見た後パソコン画面に登録申請ページを開き登録申請書と同じ内容を打とうとして手を止めもう一度登録申請書をチラッと見て。


「社長が見たら叫ぶだろうな、これ」


そう言って職員は手を動かす。

読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが読んでくれたら嬉しいです。

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