おいこいつらさっきのやつらとおんなじことを言ってやがる
片腕と頭を無くした男を蹴り倒し
「まずは悪党の掃除をしないと」
そう言い別の男に斬りかかったが俺と男のあいだに別の男が入り俺の剣を受け止める。
「グランツ!」
「てめぇ!よくも仲間を!」
そう言ってグランツと呼ばれた男は俺の剣を弾く。
「おっと、危ない危ない。『兵器召喚:殺戮兵器No.00』」
「呼んだマスター?」
錆び付いた扉からリンがひょこっと顔を出す。
「うん呼んだ。そこの雑魚を四肢を切断して、下に落とさないようにお願い」
「はーい」
そう言ってリンは扉から出たと思ったらもう男の前にいていつの間にか男のバラバラの死体が転がる。
「は?」
その光景を見てグランツが固まった。
「余所見してんじゃねぇぞ」
そう言ってグランツに斬りかかる。
「くっ!」
グランツは俺の剣を受け止めて顔を歪ませる、追い討ちをかけるか?
「リン奥にいる男達も殺しといてー」
そう言いグランツを見て口角を上げる。
「!?」
グランツは目を見開く。
「あなたが思っていることはあたってますよ」
「っ!?貴様!!」
つばぜり合う鉄拳の力強くなり少しずつ後ろに押される。
「気づいていたんだな!」
「ここに入った時にねっ!」
そう言って俺も力で押しかえす。
「あなた達を捕まえます、逃げないとうれしいんですが」
「俺達を捕まえるだと!?俺以外を殺しといて何を言ってやがる!」
「おしゃべりはここまでだ」
つばぜり合っていた自分の剣を落とし男の手甲を掴み男の腹をおもいっきり蹴ると男はくの字になる。
腹を押さえてうずくまる男に刀を召喚して上段に構えて斬り下ろす。
男は俺が踏み込んだのに気づいて防御をしようとしていたが俺が振り下ろすのが早かった。
「お?抜けね、········っと」
男を足で押しながら刀を引っ張る·········抜けた。
「さて」
下水道を奥に進むと薄明かりが見えて近づくとリンが手を振る。
「お疲れリン」
そう言ってリンの頭を撫でる。
「あなた達はなんともないですか?」
そう言って四人を見ると俺を見て四人は怯えて固まってらっしゃる。
「ってそうだった」
そう言いヘルムを取ると纏っていた紫炎が消える。
「怯えさせてすいません。俺は冒険者です」
そう言うと四人は互いに抱きしめて泣き出した。
「あー安心しているところ悪いんですけど、あん中にあなた達の仲間はいますか」
そう言い道具召喚で不死鳥の涙を5個と死体袋を召喚するして死体の山を指す。
「·········私は二人」
「私達は三人です」
ってことは男性だけのパーティーもいたということか···········ほい。
投げた不死鳥の涙は死体の誰かに当たり割れて燃え広がる。
「アレン·······」
誰かが言ったが今は気にしている暇はない。
「悲しんでいるところすいません装備を着てきてください、向こうに装備があるはずです」
そう言いつつ死体を袋にいれる、うへぇ~触りたくない。
ほいほいと袋に死体をいれ終わると鉄の落ちる音が聞こえて振り向くと装備を着けた女性達が一点を見て固まってらっしゃる。
「ん?誰か走ってくる」
「きっと上にいた仲間だと思うし抵抗してくるようならこの袋に入れて抵抗しなかったら一応手錠をかけといてそれとそこに転がっている死体も回収してきて」
そう言い道具召喚してリンに渡す。
「らじゃー!」
そう言って敬礼をして走って行った。
「さて、いつまでそんな格好でいるつもりですか、向こうに装備が置いてあるから着てきてください目のやり場に困ります」
状況説明を求めている視線を感じたが無視して死体の入った袋を担いでリンと合流しようと入り口に戻る。
冒険者達はあわててついてくる。
「捕獲完了しました隊長!今夜は肉ですか!?ステーキですか!?」
「材料ってあったっけ?」
「ここにあるよ!」
そう言って手錠をかけられている男達を指す。
「リンそれは肉じゃないから死体だからステーキは作れない」
そう言うとリンは「そんな!?」と言って崩れる。
「冗談はここまでにしといて『道具召喚:テレポートクリスタル』、全員もう少し近くに来てくださいギルドに戻るんですこんな人数で入り口を上がってたらきりがないです」
そう言って近くによるように手を振る。
「じゃあ行きますよー」
テレポートクリスタルを地面に落とすクリスタルが割れて青く光りそして光が収まるとギルドの中に突っ立っていた。
はい注目されてます、ホールのど真ん中に突然大勢で現れたらね。
俺はカウンターにポカーンとして立つ人に依頼騙しにあったと言うと後ろにいた冒険者達もそう言って説明を冒険者達に任せる。
俺はその間に死体袋の開けると血の臭いが広がる。
「リン、そっちの袋も開けて」
「らじゃー!」
そう言って死体袋を開ける。
「待て待て待て!!そんな物ここで開くな!」
ギルドマスターと弐堂さんが降りて来て
職員がギルマスと弐堂さんに話しをしている、まあ無視してささっと帰ろう。
「クラウス、聞いてください依頼騙しにあいました」
「なんだと!?」
そんな声と壁に何かを叩きつける音と悲鳴が聞こえた。
「今ギャアって聞こえたんだけど?」
「おう気にすなゴブリンの悲鳴だ」
「ゴブリン········」
そう言って死体に不死鳥の涙をかける。
「そっちはどうですか?」
「順調だ、でも結構時間がかかるかもしれない」
「そうですか」
手錠を召喚して生き返った男達に手錠をかけて地面の蹴り転がす。
「·········今のアイテムって」
「ありえねぇ上半身をが真っ二つになった死体が元に戻った··········」
なーんか周りがうるさいぞー。
「そろそろ通信切りますね」
「おう」
そう言って通信を切る。
「で」
視線をギルマスの方に向ける。
「そう睨むなサイ、さっきこの男達に使ったアイテムは『蘇生』効果のあるアイテムなのか?」
「そうですよ、帰っていいですか」
「待て待て、まだ聞きたいことがある」
「下水道のゴブリン討伐でしたら全部嘘でしょう」
そう言って大きいテレビの近くに行く。
「ちょっと繋げていいですか」
「あ、ああ」
と許可をもらってモニターとテレビを繋げると画面が四つになり下水道の中を映す。
「こ、これは」
「リアルタイム映像です」
そう言うとギルド内がまた騒がしくなった。
「お、いたいた」
四つの映像中の三つに人が映る。
「声を拾って」
そう言うとスピーカーから音が聞こえてくる。
「冒険者はバカだよなーゴブリンいないのにな依頼をすりゃ疑わずに来るなんて」
おいこいつらさっきのやつらとおんなじことを言ってやがる。
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。




