なんでそんな無駄なことを
「あー1つ言うの忘れてた」
俺は本を拾い上半身をなくした死体を踏み。
「ここで騒いでも逃げ出そうとしても無駄だ、俺を殺さない限りここからは出られないから」
そう言ってまた本を投げると今度は本が燃え上がりその炎の中から2つ首の犬が2頭、そして3つの頭を持つ犬が一頭出てくる。
三頭とも燃えるように赤黒く吐く息は火の粉が吹き出し周囲に飛び散る。
マルクさんはただ投げるだけいいって言ってたけど何これ?
「なっ!?あいつモンスターをだしやがった!」
そう言い騒ぎだす生徒達。
「ウォン」
と3つ頭の犬が吠えると同時に飛び散っていた火の粉がふくれあがり爆発し生徒達を吹き飛ばす。
うわぁ~人が弾きのように飛んでる。
爆発が止みドシャリと数人が落ちる。
残った生徒達は目の前で起こった出来事を理解するのに数分かかり、そのあいだに死体を食べる犬達。
「お、お前!な、何者だ!」
「·······校長さんの話し聞いてなかったのか?」
俺はため息を吐いて
「俺は何でも屋です。あなた方が問題を起こしているからなんとかしてくれと依頼人が依頼をしてきたからここにいるんだが、そうそう俺がお前達全員相手にして勝てるのかと聞いたな」
そう言って燃える本を閉じると教室がなにもなかったかのように元に戻り犬に喰われていた死体もなにもなかったかのように元に戻る。
「もちろん勝てるとも。もちろんこの本は使わないから安心しろ」
そう言うが生徒達は無反応なんだけど?
よく見て見れば生徒達は気絶している。
「あんな犬に気絶するんならまともに授業を受けろよー」
そう言って校長に連絡をする。
「もしもし斉藤です、すいません生徒達が気絶したので医務室に運ぶの手伝ってもらっていいですか」
そう言うと教室の扉がおもいっきり開く。
え?もしかして教室の外ずっといたんですか校長?
「ずいぶん早かったね」
そう言って教室を見渡す。
「担架はありますか?」
「いや担架いい、大人しくなったのか?」
「それはわかりません、もし気絶から回復してまた教師達に問題をおこしたら依頼は失敗ということで」
「わかった」
「それじゃあ仕事に戻ります」
「ああ」
返事を聞いて教室を出て資料室に戻り仕事を続ける。
そのあとはとくになにもなく仕事を終わらせて家に帰った。
「どうしたんですかこれ?」
家に帰ってリビングに入ると大量のスーパーの袋がテーブルに置かれてあるのを見てそう言うと
「お疲れ、それは今日報酬がよかったから食材を沢山買ったんだ」
とクラウスが言って冷蔵庫に食材を入れる。
「こんだけ買っとけば毎日毎日買い物に行かなくてもいいだろ」
「ありがとうございます」
そう言って冷蔵庫に食材を入れるのを手伝う。
「斉藤、ちょっと話したいことがあるだが飯を食ったあと空いているか?」
「大丈夫ですよ」
と言って話しをしているとサリナがご飯を運んできてテーブルに並べる。
冷蔵庫に食材を入れ終えてご飯を食べたあとクラウスの話しを聞いてコーヒーの入ったコップを持ってクラウス見て固まった。
「斉藤?」
「すいません、もう一回言ってください」
「あ、ああ、とりあえずお前はサイなった方が俺は話しやすい」
「わかりました」
そう言ってゲームを起動させる。
「それで?」
「ああ、サリナが他の冒険者から勧誘されたんだ」
「それは本当ですか?」
そう言ってサリナを見るとサリナは頷く。
「もちろん断ったんだがそのあと俺達のあと追ってきてな」
「ストーカーじゃん、もしかしてここまでついてきた?」
そう言うとクラウスはすまないという顔をする。
「マジですか」
「師匠さんがちょうど帰ってきてたから話したらぶっ飛ばしに行ってくるって言って家を出て行ったんだ」
「はぁー、いったいどこのバカだ」
モニターを操作して画像を見る。
「は?なんだこいつら?」
モニターに写っている画像を見てそう言う。
モニターに写っているのは豪華な服を来た男と体格のいい男が二人と術師が三人。
「こいつらですか」
そう言ってモニターを見せる。
「ああそいつらだ」
「名前とか聞いてます?」
「いや言ってなかったな」
「そうですか」
画面を消して
「とりあえず明日も誘われてしつこく言って来たら俺を呼んでください」
そう言ってログアウウトする。
そして次の日、会社で仕事をしていると
「お断りします」
と聞こえてホールにいる職員に書類を渡す手を止めて声が聞こえた方を見る。
いつもは騒いでいる人達もサリナの声に静かになる。
「どうして断るのかな、僕達のほうが早くランクを上げられるし報酬のいいクエストだって受けられる。そのパーティーじゃまともな報酬のクエストは受けられないだろ」
「お断りします」
と笑顔できっぱりと断るサリナ。
「あーまた断られてるね~」
「また?」
「最近かその前だったかな、サリナさんに勧誘をしにくる方達が出てきてね」
「そうなんですか」
「皆は断られるのをわかってて勧誘をしているんだよ」
「なんでそんな無駄なことを」
「あーガチで勧誘する人は出てこないかなー」
「そんな奴がいたら地面に頭を埋めますよ」
「斉藤さん、まさかサリナさんのこと好きなんですか?」
「好きじゃないけど?どうした急に」
「いや、斉藤さんがマジで答えるからまさかと思って」
そう話しをしていると
「お、お断りします!」
とさっきとは違う本気で断るサリナの声でホールを見る。
「なぜ断る貴様をこの俺が買うと言っているんだ。金が足りないのか?」
そう言って男は指を鳴らすと黒いスーツの男が入ってきて銀色のケースをテーブルに置いてケースを開ける。
ケースの中には札束が入っていて男はケースに入っている札束を取り
「このぐらいならどうだ」
そう言って男は札束を見せる。
「おいあんた、人は売り者じゃねえ場所違いだ帰れ」
とクラウスがサリナの前に出てそう言うと周りの人達もそうだそうだと。
「邪魔をしないでくれよ俺は彼女に話しをしているんだ、おいこの男をどかしてくれ」
そう男は言うと黒いスーツの男は前に出てトンファーを取り出し構える。
「おい、テレビにここが映っているぞ!」
誰かが言ってホールにいた全員がホールに吊るしてある大きいテレビを見る。
「それじゃあ俺は資料室に戻りますね」
そう言って資料室に戻った。
あの後かなり騒がしかったけど。
家に帰ってリビングでゆっくりしているとリビングの扉が開いてクラウスが現れる。
「疲れた·······」
そう言って家に帰って来たクラウスはよろよろとソファーに倒れた。
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもれませんが宜しくお願いします。




