遭遇戦8
「ゾンビが数体、あとは蜘蛛が2匹います」
「俺も確認していいか」
「はい」
そう言ってクラトスと場所を代わる。
「おいおい、ゾンビはわかるがあれは蜘蛛って言わないぞ」
そう言いクラトスの仲間全員が確認してクラトスと同じ事を言う。
「あれはアベンジフェラッグ、ゾンビを餌に喰らうモンスターだな資料を読んだことがある。今いる人数であいつの相手は難しいと思うしかもこんなに糸が張り巡らされていたら俺達も上手く立ち回れない」
「カイトがそう言うのなら仕方ないな、サイさん」
「はい?何かいいました?」
「サイの嬢ちゃん、何でバックを持って通路を歩こうとしているんだ?」
「モンスターなら倒しましたよ」
そう言うとクラトス達は通路を見て俺を見る、何をしたのかと。
「あー、このアイテムを使って倒しました」
そう言ってクロノスの自壊時計をクラトスに渡す。
「なんだこの時計、壊れているぞ」
「それはクロノスの自壊時計、それを使うと使用者以外全てを10秒間ストップさせる道具です」
そう言うと全員が自壊時計を見る。
「そんなアイテム見たことも聞いたこともないが」
「自作しました」
「自分で作ったって言うのか」
「はい」
そう言って部屋を開けると犬が飛び付いてきた。
「ちょっ!」
首を掴んで噛まれないよう押さえ片手でナイフで首を数回刺し横に転がして俺は倒れたまま息を整える。
「だ、大丈夫か?」
「はい、大丈夫です」
「たった一匹に何でそんなに息を切らしているんだ」
「私はソロですからモンスターと戦闘はかなりモンスターの方が強くなるんです、まあその分稼げるポイントは多くていいので」
「そうなのか?」
とクラトスが言って「そうです」と言って部屋に入り爆弾に設置して部屋を移動する。
「これで終わりだな、早く離れようぜ」
「じゃあエレベーターで降りようぜ、その方が階段より早いだろ」
と戦士の男が言ってエレベーターのボタンを押す。
「皆、エレベーターから離れて警戒してください」
そう言うとクラトス達は顔を見合せ俺を見る。
「エレベーターにもしモンスターが大量にいたら近くにいる人が先にモンスターの餌食になりますよ」
「わかった、カイト、ガンツ、シェリー、ジュゼットはそっち側で警戒しろ。挟み撃ちにするぞ」
クラトスの指示で左右に別れてエレベーターを挟むかたちで警戒する。
エレベーターの数字が上から9、8、7と降りて来て5階で止まりドアが開こうとしていると
「マスター!戻ったよ!」
と元気な声が聞こえて全員が声が聞こえた方を見るとリンが俺達とカイト達の真ん中に立っていた。
エレベーターのドアが開き大きな触手がリンの伸びる。
「嬢ちゃんあぶねぇ!」
クラトスが手を伸ばし駆け出すが間に合わずリンは触手に捕まりエレベーターに吸い込まれた。
エレベーターは奇声を叫びながら1階へ行き最上階へと上がり降りを繰り返して奇声が徐々に弱くなり5階で止まりドアが開く。
「マスター!ただいま!」
そう言ってリンは何もなかったかのように手を振りエレベーターを降りる、全身が真っ赤に染まっているが。
「マスター、服がベタベタ~」
と言って服を絞る。
「あーっとちょっと待って」
そう言ってモニターを見て電気が通っている場所を探しながら真っ赤に染まっているエレベーターに乗る。
「乗らないんですか?」
開くボタンを押して固まっているクラトス達に聞くと
「あーやっぱり俺達は階段で行く。先に降りてくれ」
「分かりました」
そう言って閉まるボタンを押してエレベーターで1階に降りる。
「リン、どんなモンスターだった?」
全面真っ赤なエレベーターを見ながら言う。
「えっとね、大きな触手で大きな口のモンスターだった」
「へー」
(全くわからん、まあいいか)
「身体は大丈夫?」
「んー、左右の腕と脚のフレームと駆動回路がショートしちゃった」
「大丈夫なのそれ?」
「大丈夫、自己修理したから普通には動くと思うでも戦闘は無理かな?」
「わかった、じゃあ汚れを落とせる場所を探さないとね」
そう言ってエレベーターを降りてマンションを出て距離をとりモニターのマップをスライドさせて電気が通っている場所を探す。
探しているとクラトス達がマンションから出て手を振ってこっちに歩いてくる。
「お疲れ様です、手伝ってくれてありがとうございます」
「気にするな」
「爆破してマンションが崩れもモンスターが生きているかもしれません」
「そいつらは好きに殺ってもいいんだろ?」
「はい。それとこれをどうぞ」
そう言ってヘッドホンを渡す。
「建物が崩れる音はうるさいと思うので」
そう言ってヘッドホンをつける。
「爆破しまーす」
そう言ってスイッチを押すとマンションに設置した爆弾は爆破してマンションを倒壊させていく。
「派手に爆発したな」
「火薬多めにしましたから」
「そ、そうか」
土煙が晴れて倒壊したマンションが現れる。
「これ、生きているモンスターがいるか?」
「ゾンビはいないと思いますがあの蜘蛛とヘルハウンドは出て来ましたよ、あと4本腕の屈強なモンスターとか他数体。4本腕は俺が殺りますね、クラトスさん達は蜘蛛をお願いしてもいいですか?」
「あ、ああわかった。一人で大丈夫か?」
「大丈夫です」
そう言って俺は走ってくるヘルハウンドにランスを投げて対物ライフルを召喚して4本腕のモンスターの注意を俺に向けてクラトスの戦闘の邪魔にならないように離れる。
「クラトス!あれはトウキです!」
「一人でって絶対無理だろ!」
「クラトス!まずはこっちをなんとかしないと!」
「くそっ!」
サイの嬢ちゃんは何を考えていやがる。
そう思いながらアベンジフェラッグの攻撃をかわして足を切断する。
「ここでまで離れたらいいかな」
そう言って俺は振り向いて走ってくる4本腕のモンスター達を待とうとしたら4本腕のモンスター達が目の前に着地して雄叫びを上げて腕を俺に向けて振りおろす。
「あぶねー」
攻撃をかわしそう言ってシールドとヒートサーベルを召喚する。
「6匹相手はキツイけど」
そう言って閃光手榴弾投げ爆発とどうじに突っ込み1匹のモンスターの腕を斬るが腕は硬く弾かれる。
「硬い」
そう言って別の4本腕のモンスターを攻撃してまた別の4本腕のモンスターを攻撃する。
6匹に一回ずつ攻撃して閃光手榴弾を投げもう一度目眩ませてヒートサーベルの出力を最大まで上げて1匹の後ろに回り足を斬り跪かせモンスターの右上から心臓に向けてヒートサーベルを力強く突き刺す。
「まずは1匹」
そう言って死んだモンスターを倒して足で踏み押さえてヒートサーベルを抜く。
「これは時間がかかりそうだ」
そう言ってヒートサーベルを構える。
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。




