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RinnkuBuraddo  作者: いば
第2章
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遭遇戦4

「もう一度言います。俺は一人だよ」


そう言って油を引いたフライパンに切った野菜を入れて炒める。


「一人ってさっき仲間を呼んでいたじゃないか」


「はい、でも俺はパーティーは組んでないです」


そう言って火を止めて皿に移す。


「ほら」


手のひらを見せる。


「魔法で見えなくしている?」


それを見てジェナさんは模様を隠しているんじゃないかと疑う。


「ないない、魔法なんて使えない」


そう言ってギルドカードを名前を隠して見せる。


「異端者?あんた何かの宗教に対立してるのかい?」


それを聞いた神官の二人は一歩下がる。


「待て待て俺はどこにも対立してないからそれと職業、異端者じゃないから」


「?、でもギルドカードには異端者って書いてあるけど。ん?男?」


そう言ってジェナさんはギルドカードと俺を交互に見る。


「とりあえず立ちっぱなしはなんだし座ってくれ、それとそこの二人は野菜炒めに目が向いているけど」


それを聞いたジェナさんと神官の二人は俺が向いている方向を見る。


「ちょっとミライ!アン!」


「大丈夫、この人は安全」


とミライと呼ばれた占星術師の子はそう言う。


「だってだってお腹空いているんだよ!目の前に美味しそうなご飯があるんだよ!?」


そしてアンと呼ばれた子はジェナさんに迫ってそう言う。


「わかったわかった落ち着いて。はぁ、ミライが安全って言うなら信じるよ」


そう言ってジェナさんは


「私の仲間がすまない」


「気にしてませんよ、ご飯食べますか?」


「ああ、いただくよ。二人もそれでいいかい?」


ジェナさんは神官の二人に声をかける。


「はい、大丈夫です」


「私も大丈夫です」


と神官の二人は返事をする。


「じゃあサクッと作るから座っててください」


「そうさせてもらうよ、ほらアン邪魔になるよこっちにきな」


「あー私の野菜炒めがー」


「野菜炒めは逃げないよ」



□■□■□■□



「あーすいません、ご飯と野菜炒め2食だけですがどうぞ」


テーブルに並べてそう言い俺は焚き火の近くに座ってご飯を食べる。


「美味しい!」


「アン、はしゃぎすぎ」


「マスターのご飯は美味しいよね!」


「うん、美味しい!」


「ちょっと二人とも落ち着い·······て?」


俺は聞き覚えのある声が聞こえて顔を向けるとテーブルで女性達に混ざってご飯を食べるリンを見つける。


「あんた誰だい?」


ジェナさんの声に女性達全員がご飯の手を止めリンを見る。


「リンだよ!宜しく!」


そう言ってリンはご飯を食べる。


「あ、ああ宜しく」


ジェナさん達はいつの間にといった顔をしている。


「リン、お帰り」


そう言うとリンは空になった皿を持って来て


「ただいま!マスター!おかわり!」


そう言う。


「はいはいっと」


そう言って立ち上がる。


「その子はあんたの仲間、でいいの?他には?」


「俺の仲間はこの子だけです」


そう言うと女性達は?マークを出す。


「信じてない顔ですね」


俺はそう言ってリンに


「リン、ご飯食べたら帰還して。また必要だったら呼ぶから」


俺はそう言うとリンは女性達を見てなるほどといった感じでおかわりした野菜炒めを一口で口に放り込み飲み込む。


「ごちそうさま!マスターじゃあね!」


そう言うとリンの横に銀の扉が現れ扉が開きリンはその中に飛び込み暗闇に消え扉が閉まり扉も消える。


「これでどうです。俺はパーティーを組んでないってことがわかりましたか?」


そう言ってジェナさん達は口を開けたまま固まっている。


日も少し暗くなってきている。


声をかけても反応しないからとりあえず放置して暗くなる前にテントの中にライトをかけてテントから出るとジェナさん達がいろいろ聞きたそうに俺を見ている。


「話します話しますっとその前にまずは自己紹介から。俺の名前はサイ、職業はイレギュラー宜しく」


そう言って焚き火の近くに座る。


「私はジェナ、職業はテイマーでこの子はウルフのシェフィー、宜しく」


「私はアンです!薬師をやってます!おかわりお願いします!」


とそう言って空の皿を俺に渡す。


「あ、はい。宜しく」


皿を受けっとって野菜炒めをのせて渡す。


「ありがとうございます!」


そう言って椅子に戻って食べはじめる。


「それで、本当に一人でここまできたのかい?」


「はい、俺の職業は召喚するものが多いので例えば『兵器召喚:バリスタ』」


そう言うと俺の横に台の付いた大きなボウガンが現れる。


「こんな感じで武器、兵器と思った物自分のイメージで自由に出せるんです」


「じゃあ消えたあの子は武器ってことなのかい?」


「信じたくないと思いますがそうですね、戦闘人形と思ってください。でも普通に話しをすればいいですよ、あの子は喜びます」


俺はそう言ってバリスタを消し対物ライフルを召喚して森を見る。


「どうしたんだい?」


「何でもないです。これからどうするんです?」


「まだ考えていないよ」


「そうですか」


そう言って立ち上がって対物ライフルを持ってテント周りを歩く。


「魔物避けのかかしと人避けのかかしをここと反対側に立ててっと」


俺を警戒するのはわかるが視線が痛い。


「俺はあなた方に戦いは仕掛けません。むしろあなた方の元パーティーの方々を警戒しているんです」


「ん?何だって?」


「あなた方が来る前にあなた方と同じ模様を持ったプレイヤーが来ました」


「あいつらが来たのかい」


「はい、知り合いですか?」


「いや知り合いじゃないよ。私達はこのイベントの1日目で会ったばかりなんだ」


あーそういえばそうか今はイベント2日目か、そんで明日が3日目·······いつイベントが終わるんだ?


「そうですか。俺は森に罠を設置しに行くので失礼します」


そう言って森の方に歩く。


「さて、仕留めきれなかったし殺りに行きますか」


俺は対物ライフルを背負い森の中に入りワイヤートラップを設置しながら進む。


「ここらへんだと思うんだけど·········あった」


落とし穴と地雷の爆発跡を見つけて近くに転がるプレイヤーを探すと砕けた鎧と盾が転がっていて。


「いない、鎧を捨てて移動したか」


地面に付いた血の跡を見つけそう言って血の跡を追う。


不意を突いて俺を殺るか仲間の元に行くか、とりあえず血の跡を追うか。


しばらく血の跡を追っていると血の跡が無くなる。


俺はその場止まり周りを警戒していると後ろ茂みから音が聞こえて振り向くと男が折れた剣を持って突っ込んで来るが見えて片足を軸に垂直にかわしハンドガンを召喚し頭を撃つ。


「よし完了、戻るか」


そう言って男が消えるのを確認してテントに戻る。

読んでいただきありがとうございます。間違っているところがあるかもしれませんが宜しくお願いします。

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