遭遇戦2
「マスター!」
と言ってリンは駆け寄って来てくる。
「そのモンスターは強かった?」
聞いてみる。
「んー?ちょっと硬くて私よりちょっと強かった?」
そう言って首を傾げる。
「じゃあリン、もっと強いモンスターと戦いたい?」
そう言うとリンは顔を輝かせて
「戦いたい!」
そう言って跳び跳ねる。
「じゃあダンジョンに向かおうか」
「うん!」
そう言って地図を見ながら歩く、遭遇するモンスターはリンに戦わせる。
リンは廃墟から出てきたモンスターの目に剣を投げ突き刺し開いた口に槍を投げ突き刺す。
それをリンは繰り返し次に遭遇したアルマジロに似たモンスターは丸くなって転がって来るのを蹴り飛ばして遠くにやる。
そんなふうにのんびりと歩いていると空が暗くなってきていた。
「ここらで休もうか」
近くの廃墟にモンスターがいないのを確認してそう言うとリンは近くにいたアルマジロに似たモンスターを蹴り飛ばして
「はーい!」
返事をして夜営の準備をする。
と言ってもひとまずテントはいいか天井があるし壁が壊れていて見通しと風通しがいい。
「リン、戦闘ついででいいから火を起こせる素材を持ってきてくれる?」
「いいよ!じゃあ行って来る!」
そう言ってリンは走って行きそして
「行って来た!」
と言って走って戻って来た。
早くないか!?
「はい!」
と言ってドサドサと抱えている素材を置く。
「これ燃えるのか?」
「多分!」
「じゃあ焚き火台」
とりあえず燃やして見ればいいか。
焚き火台に素材を置いて火を着けるとすぐに素材は火がつく。
「おー燃える燃える」
「燃える燃える!」
後は周りにレーザー発生装置とミラーを設置してっと。
「リン、これをそっちの壁に張り付けて」
「はーい」
そう言ってミラーを設置する。
「これでオッケー、じゃあ休もう」
そう言って近くの壁を背に座ると目の前に画面が現れて「遭遇戦1日目の結果」と表示された。
「結果?」
そう言うと画面が開く。
個人別ポイント獲得総合ランキング。
一位、サイ:3220ポイント。
二位、クラトス:850ポイント。
三位、シェリー:760ポイント。
四位、イセリア:520ポイント
五位、ジュゼット:310ポイント。
上位のプレイヤーだけを見ればこんな感じ。
「おう俺だけ四桁なんだが?一人だからか?」
そう言って画面を閉じて地面に横になって焚き火の音を聞きながら眠りについた。
遭遇戦2日目
焚き火台の燃えカスをゴミ袋に入れてレーザー発生装置とミラーを外して高難易度のダンジョンに向かって歩く。
「あ!アルマジロ発見!」
とリン言っては一目モンスターの目に剣を突き刺して近くの廃墟に投げ飛ばす。
「ライフブレイク。リン、蹴り飛ばしてやれ」
「ラジャー!」
そう言って転がって来るアルマジロを蹴り飛ばす。
このイベントフィールドに出てくるモンスターは一目とアルマジロだけだし楽だ。
そろそろ高難易度ダンジョンが見えてくるはず。
「マスター!大きな建物ががあるよ!」
そう言って指を指す。
ほー、立派な建物だな。
地図を確認してみるとちょうどここが高難易度ダンジョンみたいだ。
「よしリン、セーフティ解除」
「はーい!」
そう言うと袖口から糸に繋がれた無数の剣、短剣、刀がじゃらじゃらと地面に刺さる。
「よーし、突撃!」
そう言ってダンジョンを指指す。
「リン、突撃します!」
そう言ってリンはダンジョンへ突撃した、無数の武器を引きずりながら。
リンがダンジョンに入ったの見て俺はダンジョンの近くにテントを出してキャンプの準備をする。
「準備完了っと後はのんびりモンスターを倒してリンのレベルをちょくちょく確認するか」
ということでダンジョンの周りを歩いて遭遇したモンスターをライフブレイクで倒す。
「デス効果のスキルは便利だな、でもデス効果が効かないモンスターと遭遇すると不利になるけど」
転がってきたアルマジロを助走つけて蹴り飛ばす。
「アルマジロってポイントになるんだよね?いつの間にかアルマジロ=蹴り飛ばすってなってる」
飛んで行ったアルマジロを見ながらそう言う。
「さてと、リンのレベルはっと」
テントに戻ってステータスを開いて兵器召喚のリンのレベルを見る。
「レベル75、20も上がっている」
んー、こんなにレベルが上がるとは思ってなかった。それほどこのイベントダンジョンは強いってことかな。
「焚き火の準備と後は飯の調達に地雷とワイヤートラップ、落とし穴の設置だな」
テントから少し離れた森の中に地雷を設置して枝にワイヤーを設置する。
「ここに落とし穴と地雷を設置、よし完了っと戻るか」
他のプレイヤーが罠にかかる可能性はあるが会わないに越したことはない。
「面倒だし」
そう言ってため息を吐いて歩いてテントが見えたところで
「兵器召喚の『殺戮兵器』が一定のレベルに達したので新しいスキルが解除されました」
と目の前に表示される。
「お、テントに戻って確認だな。その前にリンを呼び戻すか」
そう言って表示された画面を閉じてリンが入ったダンジョンの扉の前に立つ。
「よし」
そう言って扉に手を伸ばしたところでガシャガシャと音が聞こえて音が聞こえた方に振り向くと遠くからこっちに向かって歩いて来る人達が見えた。
騎士が二人、槍使いが一人、魔術師二人か。
「初期パーティーは十人、五人も減ったのか。2日でずいぶん早いな」
俺は自分のテントに十人分のキャンプ用の椅子と大きいテーブル、五人用のテントを召喚してステルスで姿を消して近くの茂みに隠れる。
隠れていると話し声が聞こえてくる。
「やっぱり五人だと安定するな。夜の内にキルして数を減らして正解だったな」
「だな、十人だとポイントが少ないしな」
「それにしてもここは静かだな、先に他のパーティーが通ったか?」
うわぁー、まだ距離があるけど話し声がキレイに聞こえる。
「てかパーティーメンバーを闇討ちって、·········じゃあ殺るか」
そうと決めれば自走犬、対物ライフルを召喚して自走犬の背中にライフルをセットして走らせる。
そして俺も対物ライフルを構えて狙いをリーダーっぽい騎士の男の頭に向け引き金を引く。
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。




