?、もしもーし?
「バジリスクって言いました?」
「はいバジリスクと言いました」
とさらっと言うマルクさん。
「なつくのは珍しいって言いましたよね、本当は凶暴なモンスターってことですか!?」
「凶暴ですよ、成長したらこのアドラ城に収まりきらないほど大きくなりますから」
「「「「········」」」」
はい俺を含めて4人(俺、師匠、サリナ、クラウス)が固まりました。
リンはというと話し中ずっと大蛇もといバジリスクとじゃれていた。
「はい、解散」
3人より早く再起動した俺はそう言って手を叩くと3人も再起動してリビングを出る。
俺もログアウトして自分の部屋に戻って早めに寝た。
土曜日、昇格試験日
「ゲームスタート」
ゲームを起動させて起きる。
「おはよう」
「おはよう」
部屋を出るとクラウスが挨拶をしてきて挨拶を返す。
「おはよう少年」
一階に降りると知らない少女が聞き覚えのある挨拶をしてきて俺はこの子は師匠だとわかった。
「おはようございます師匠」
そう言うとクラウスは不思議そうに
「師匠さんって子供だったか?昨日は大人だった気がするが?」
「·······」
俺はクラウスに気にしないようにと言うと首を傾げて頭の上に?マークが出る。
「お、おはようございます」
とサリナが挨拶をしてきて挨拶を返す。
クラウスを見るとまた魅了されている。
「クラウス、行きますよ」
そう言ってボーッと突っ立っているクラウスに声をかけるとクラウスは慌てて走ってきた。
街を歩いていると通りすぎる人達が二度見してくるんだがなんか変か?
そう思ってさりげなく後ろを歩いて見て見る。
塔盾を持つ男性、身長より長い刀を持つ少女、そしてバジリスクになつかれた女性·········あーうん二度見するね。
「なあサイ、あの子本当に師匠さんなのか」
「そうですよ。師匠は仕事上、情報収集や潜入捜査となんでも屋としての技術をある人に教えてもらったらしいです」
「そ、そうなのか」
「気になるんなら聞いてみれば?」
「·········やめておこう」
「?」
「なんでもない」
「そうですか」
そう喋りながら歩いているとギルドに着いた。
「俺、睨まれないか?」
ギルドに入る前にそうクラウスが言う。
「大丈夫じゃない」
「いや、俺意外全員「クラウスそれ以上言うなら蹴りとばす」······すいません」
「じゃあ入ろうか」
そう言ってギルドに入ると反射的に入り口を見る冒険者がクラウスに視線を向けてそしてすぐに俺に向くと目を見開く。
「?」
あれ?俺に視線が向いたぞ?どういうことだ?まあいいか。
カウンターに向かうとギルド職員も作業を止めて固まっている。
「あの昇格試験を受けにきたんですが」
そう言うと職員は再起動して俺を見る。
「えっと昇格試験ですか?冒険者登録じゃなくて?」
「?」
「?」
「ああ」
俺はヘルムを外してもう一度同じ言葉を言った。
「昇格試験を受けにきたサイとクラウスです」
そう言ってギルドカードをカウンターに置く。
なんか後ろが騒がしいが気にしないでおこう。
「?、もしもーし?」
「はっ、すみません。昇格試験ですね少し待っててください」
「それともう1ついいですか」
「はい、なんですか?」
「この二人の冒険者登録をお願いします」
そう言うとクラウスは「二人?」と聞き返す。
「サリナ」
そう言うとサリナはカウンターの前に立つ。
「お、お願いします」
サリナがそう言うとギルドの中が静かになった。
俺は後ろを見ると男女共々手を止めて固まってらっしゃる。
「えっと、その」
どうしたらいいか分からず徐々に声が小さくなるがギルド内に響く。
「まずここに名前を書いて」
俺はそう言って冒険者登録用紙の上を指を指す。
「はい」
と返事をして指を指したところに名前を書く。
固まっている職員を無視して勝手に登録用紙の内容を教えてサリナに書かせる。
「終わりました」
そう言うが反応がない。
固まっているから仕方なくもう一枚の登録用紙を取って師匠に渡す。
「はい、師匠」
そう言うと用紙を受け取って内容を見たあと俺に手を向ける。
「はいはい」
そう言うペンを渡すとすらすらと書いていく。
「終わった」
そう言って用紙を俺に渡す。
なんか口調が淡々とした感じだがいいか。
「もしもーし」
「はっ、私はいったい」
そう言って職員はカウンターに置いてある用紙を見て慌てて
「すいません!すぐに登録します」
そう言って奥の部屋に入っていった。
「じゃああそこのテーブルで待ってようか」
そう言って空いてるテーブルに移動して座って待っていると再起動した冒険者達がこっちを見ている。
いやな予感するな~
師匠も俺と同じなのか刀に手を置いている。
「すいませんお待たせしましたこちらがギルドカードです」
そう言ってサリナに渡す。
「えっとミズハさんは?」
そう言って職員は座っている俺達を見渡す。
きっと師匠のことだな。
「師匠」
そう言うと師匠は立って職員の前に立つ。
「えっと?」
職員は俺に視線を向ける。
「その人がミズハさんです」
「え!?」
職員は驚いて登録用紙と師匠を交互に見るなんか言っているが早く渡してほしいんだが。
「おい!まさかこのガキを冒険者にするきか!」
男が近づいてくる。
「ここは未成年者が来るところじゃねぇ、さっさと家に帰りな」
と男は師匠に言うが聞こえていないのか無視しているのかギルドカードを持つ職員からギルドカードを取る。
そしてゲットだぜみたいにポーズをとる。
「師匠、知らない男が師匠に用があるみたいです」
そう言うとギルドカードを俺に投げ渡して男を見上げる。
そして
「バカがいる」
そう言った。
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。




