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RinnkuBuraddo  作者: いば
第2章
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何かのイベントか?

朽ちた教会の柱で隠れている俺と弐堂さん、ここからどうやって会社に戻るか柱に隠れながら話し中。


「走って行きます?」


「それだと気づかれて追いつかれる気づかれずにどう出るかだ」


「じゃあ俺のバイクを呼びます」


そう言うと弐堂さんは何を言ってんだと言いたそうに俺を見る。


俺はスマホを出してリンに電話をする。


「もしもしリン、え?もう向かっている?分かったありがとう」


スマホをしまう。


「10分位で着くそうです」


「着くって知り合いがか?」


「違います。信じないと思いますが俺のバイクは自動で動く機械です」


「そうなのか?」


「そうです。それよりもあの男はどうしますか」


とりあえず話しを反らす。


「あ、ああ。そうだなできれば拘束して連れて行きたい」


「じゃあ手錠と足枷が必要ですね後ロープも」


(あ、ゲーム感覚で道具召喚を使う感じで言ってしまった)


自分の手を見る、何もない。


「どうします?」


そう言って弐堂さんを見ると弐堂さんは俺の足元を見ている?


「君、どこから出した?」


「?」


何をという前に視線を下にむける。


「·······」


俺は足元を見て固まってしまった。


足元をには手錠、足枷、ロープが重なって置いてあった。


(おかしいね、不自然だね、何でこんなところにこんな物があるんだろう)


おかしいが目の前にあるから使おうと拾う。


そして柱から出て男を見る。


「お、おい!」


と弐堂さんが慌ててそう言うが俺は無視して男に向かって走る。


視線の先には近くにあった壊れた椅子の脚を振り蛇を近づかせないようにしている男。


そんなんで逃げる分けないだろうと思っていると男が俺に気づいた。


「なっ!貴様は!」


そう言って男は俺の手に持っている手錠を見ると男は手に持っている椅子の脚を投げる、そしてそれを蛇が叩き落とす。


「なっ!?」


男は驚くがすぐに後ろを向き教会の奥に行った。


この教会、朽ちているけど建物はしっかりしているんだよな~ってそんなことを思っている場合じゃない。


というか逃げ足早くない?そう思ってずっとまっすぐな廊下を走る男を見るそして弐堂さんを呼ぼうと振り向く途中視界に俺の身長位の大蛇が入って大蛇と目が合って固まる。


(どこのファンタジーですかこれ)


大蛇を見たまま動かずにいると大蛇が顔を近づかせそのまま俺の身体に巻き付く。


(現実でした!弐堂さん!·······あれ?弐堂さんがいる気がしない?え?もしかして逃げた?嘘だろ~)


肩を落とすと大蛇が顔を当ててくる。


俺は顔を当ててくる巨大蛇をどうしようかで男を追うことができない。


(どうしよう)


ぐいぐいとしてくる巨大蛇、俺を食べる気がないみたいだ?


とりあえず俺が隠れていた柱のところに向かうと息をとめて青ざめている弐堂さんが立っていた。


「隠れていたんですか。逃げたかと思ったじゃないですか」


「········」


反応がない。


肩を揺らしてみる、反応がない。


大蛇を見る、大蛇はずっと俺に巻き付いたままだ。


まあ手足が動くならいいけど。


外を見ればいつのまにか熊達がいない。


「その蛇は·····何ともないのか」


あ、やっと反応した。


「大丈夫です、噛みつくようすがないないので」


そう言っているとバイクに乗ってリンが来た。


「来たよマスター!」


「ありがとう」


「マスター、隣の人は?」


「弐堂さん。今この人の仕事を手伝っている最中。弐堂さんすいません、男に逃げられました」


そう言って巻き付いている蛇を離そうとするが離れてくれない。


「いやいい気にするな、男の顔は覚えたから大丈夫だ。会社に戻ろう」


「分かりました」


そう言ってバイクに乗る。


サイドカーに弐堂さん後ろにリンが乗るの確認して会社に戻った。





はい、今、会社で会社の人達が俺に視線を集中させている、原因は俺に巻き付いた大蛇だ。


弐堂さんも距離をとって歩いている、そのままエレベーターに乗るそして社長室の前で中に入った弐堂さんを待つ。


暇だ、ゲームをしたいというかこの蛇をどうにかしたい。


待っている間に蛇を離そうとしてみる。


強く巻き付いてくる。


痛い痛い痛い、分かった分かった、離れたくないのね········。


大蛇とじゃれていると社長室の扉が開いて弐堂さんが出てきた。


「待たせてすまない。もう仕事終わっていい」


「分かりました、お疲れ様です。それと師匠の依頼を手伝ってくれてありがとうございます」


そう言って弐堂さんと別れて一階に降りて更衣室で私服に着替えて会社を出ると外で待っていたリンが手を振る。


「マスター!」


「お待たせ、帰るか」


そう言って歩いていると人達が逃げるようにこっちに向かって走って通りすぎる。


「走れ!走れ!止まるな!」


「早くこっちだ!」


と言う声が聴こえる。


「マスター、なんかむこうが騒がしいね」


「何かのイベントか?リン、行ってみる?」


「うん!行きたい!」


じゃあ行きますか、というか帰り道をだけど。


何かどんどん走ってくる逃げる人達が増えてくるそれと大きな振動も近づいてくる。


そしてその振動の原因が現れた。


それは人と人が練り固まった巨大な塊、ところどころが膨らんでは破裂し泥のように落ちる。


「········」


俺はそれを見て固まるしかなかった。

読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。

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