闘技場2
「それではこれより、サバイバルチャレンジバトルを開始します」
どうして
「選手の方は闘技フィールドへお進みください」
どうして
「試合を開始します」
そうアナウンスが聴こえた後、空砲が鳴り同じ試合広場に立つ鎖の付いた鉄球を持った男が鉄球を振り回し俺に向かって投げてきた。
「おらぁぁぁぁあああ!」
ちょっと待て待て待て!!
「どうしてこうなったぁぁぁ!!」
俺は慌てて全力で走って避ける。
砕く音聴こえ振り向くと俺が立っていたところに男が投げた鉄球が地面を砕きめり込んでいた。
ほんとどうしてこうなった?
(弐堂さんと別れて建物に入った、これはいい。建物の中を歩いていると選手と間違われた、これが問題だ。その後強制的控え室に放り込まれた、手際が良すぎる)
とりあえず弐堂さんに電話しようとスマホを出して電話をする。
「させるか!」
そう言って男は鉄球を振り投げてくる。
「ちょっと!」
俺はまた走って避ける。
「もしもし弐堂さん」
「······」
返事がないどうなのかな?って!あの人しつこい少し落ち着いてほしい!
「もしもし弐堂さん?聴こえてます?もしもーし」
(ん?なんかガシャンって音が聴こえた?)
「もしもし弐堂さん?」
「初めまして、斉藤君こんにちは~」
と知らない男の軽い声が聴こえた。
「すいません、この電話、弐堂さんのじゃ?」
「弐堂は横になっているよー、それよりさー早く死んでくれないかな?」
は?なに言ってんだこの男。
「君が死んでくれないと」
は?なに言ってんだ?
「そうそう、君に残念なお知らせでーす」
と楽しそうに言う男。
俺は鉄球を踏んで鉄球を引こうと力を入れているがびくともしないことに驚いている男を見ながら黙っていると男がバカなことを言って俺はなに言ってんだと思ってしまってため息をついにしまった。
「君の大切な師匠さんはおなくなりになりましたーパチパチ~」
「はぁー、あー誰か知りませが適当なこと言わないほうがいいかと、黒に白いでかい十字架の模様が入った修道服を着ているコスプレさん」
「······」
黙っているということは図星か?。
「コスプレさん聴こえてます?コスプレさん?もしもーし、もしかして図星ですか」
「·····はずだ」
「はい?」
「わからないはずだ!なんで僕が着ている服がわかるんだよ!」
「勘」
「は?」
「だから勘です」
「そんなの嘘だ!なにか能力を使ったんだろ!」
うるさい、なんで信じてくれないんだろう。
「あーじゃあ後はお願いします師匠」
「お前、僕の話しを·····」
電話越しに扉が開く音が聴こえた。
「名前の知らない修道服のコスプレさんに問題です、師匠は何の仕事をしているでしょうか」
「ふん!ただの何でも屋だろう!それがどうかした!」
「正解、それじゃあ失礼します」
「まっ····」
電話を切ってスマホをポケットにしまう。
そして電話中ずっと鎖を引っ張っていた男に声をかける。
「あー、これ使わなくても素手でくればいいじゃ?」
「くそ!あの男!僕をバカにしやがって!」
男は弐堂のスマホを地面に叩きつけ足で踏み壊す。
そして倒れ伏す弐堂に十字架を模した剣を向け
「弐堂、残念だったな。お前が連れてきたあの男はここで死ぬ、これはボスが見て決めた未来だこの決まった未来はかえることも不可能だ」
と男は十字剣を下にして突き刺す構えで
「あの男が死ぬ様をあの世で·······誰だ?」
男は扉が開いていることに気付いて扉方を見るとそこには青赤白の線が入った左側が半袖右側が長袖ズボンはその逆に左側が長く右側が短い左右長さが違う服を着て片方だけ欠けた仮面を付けた少女が立っていた。
(ここは関係者意外入れない部屋だぞ、まあ僕も関係者じゃないけど)
「君、ここは関係者意外立ち入り禁止だよ」
少女から剣が見えないように隠しそう言うが聴こえていないのか左手を壁に添えたままゆっくりとした歩きで部屋の周りを歩く少女。
(僕の声が聴こえないのか?)
もう一度声をかけるが見向きもしないそれどころか近くの椅子に足が引っかかり転ぶ。
(もしかして目が見えてないのか?それと音も聴こえてないみたいだな)
とそれなら関係ないなと視線を少女から地面に倒れている弐堂にうつして剣を構え突き刺そうと力を込めた瞬間、チクっと後ろから首に何か細い針を刺され振り向きざまに剣を振り後ろに飛ぶ。
そして正面を睨む。
その視線の先には自分が立っていた場所に無傷で立っている少女がいた。
「お前は誰だ」
と言って少女を睨む。
少女は男の言葉を聴いていたのか聴いてないのかどうでもいいように仮面のついてない方の目を擦りあくびをして自分の喉に手を当てて突然発声練習を初める少女。
男は自分の問を無視されそして仕事の邪魔をされて目の前の少女を敵と定め姿勢を低くし足に力を入れ一気に距離詰めて仕留めようと姿勢を低くしたとたん地面に倒れた。
「······は?」
男は何が起こったかわからず立ち上がろうとするが力が入らない。
「あー、あー、あー、あー」
男は自分が麻痺にさせられたとわかり上がるだけ顔を上げ少女を睨む。
睨む男を無視して声を出し続けていた少女は
「こんなところかな」
そう言ってまた目を擦る。
「あれ?まだ目がぼやけてる?」
少女はそう言ったが「まあいいや」と言って男の前にしゃがみ
「昨日はどうも」
少女にそう言われたが男は昨日、この少女とあった記憶はない。
「あれ?もしかして記憶にない?ひどいなー、心臓を一突きされたのに」
そう言われて男は記憶をたどるがやっぱり記憶にない、そもそも昨日殺したのは一人だけだ。
ではいったいこの少女は誰だ?
と顔を上げると少女顔が近くありそれといつのまにかロープで縛られいた。
「おかしいな?じゃあ言った方がいいのかな?」
そう言うと少女は立ち上がって喉に手を当てまた声を出し初めた。
どうにかしてロープを外し目の前の少女と倒れている弐堂を殺すか思考してイメージを描く。
(麻痺は解除された。まずはロープを切断して切断したのを気づかれずこいつが後ろを向いたら一気に距離を詰め一突きで刺す)
「あ、あーっと」
と声が聴こえて顔を上げ少女を見る。
「あー、あー」
とまだ声を出している、でも男は少女が出している声に違和感を覚え耳をすますと少女が出している声とは別の声も少女口から発声られていた。
男の声、女の声、子供の声と様々声が聴こえて男はゾッとした。
「あー、おっ!これこれ、やっぱりこの声が落ち着くな」
少女はそう言って男に振り向き
「では改めて、昨日あんたに殺された『何でも屋』だ」
そう言った。
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。




