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RinnkuBuraddo  作者: いば
第2章
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非戦闘員です

俺は男達がくるまで線路に転がっているモンスターの死骸からまだ使えそうな矢を抜いてアイテムポーチに入れていると


「なんだ······これ」


と声が聞こえて振り向くと軽装の装備の男達三人いて俺はモニターで見た男達と同じと思って一人の男の腰に下がっている鎖で頑丈に縛られた見覚えのある魔導書を見る。


「あの、すみません」


男達に声をかけたが男達は線路上に転がっているモンスターの死骸や地面と壁にある弾痕を見て何があったらこうなるんだという顔をしている。


「すみません、どうしました?」


俺はメガホンを使って喋ると男達は驚いて俺を見る。


「すまない、もしかしてここに転がっているモンスター達の死骸は君が倒したでいいのかな?」


と真ん中に立っている男聞いてきた。


「はい、仲間と一緒に」


俺はそう返すとメガホンを投げ捨てる、もう必要ないからな。


「こっちに白い服を着た女性が走って来なかったか?」


「来ましたよ。、俺の仲間と一緒にいますよ」


「そうか、よかった。そういえば君の仲間は?」


「先に帰りました」


「すれちがわなっかったが?」


「アイテムを使ったので」


俺がそう言うと男達は首をかしげる。


「テレポートクリスタル」


俺はそう言うと手に青く輝くクリスタル出てきた。


男達は俺の手に出てきた青く輝くクリスタル見て固まっている、さっさと帰りたい。


「あの」


俺はクリスタルを見たままの男達に声をかけてると男達は慌てて離れる。


「ごめんごめん、見たことない物だから」


「気にしないで下さい。それと魔導書届けてくれてありがとうございます」


俺はそう言ってクリスタルを地面に落とす、そして光が強さを増して地下鉄廃線から自分の家の前に着いた。


「さて、魔導書回収したし·······冷蔵庫の中何があったかな?」


俺はそう言って家の中に入って玄関の靴を見るとクラウス、リン、サリナの靴がならべてある無事にクリスタルの効果はあったみたいだな。


「ログアウト」


俺はそう言ってリビングドアを開ける。


「ただいまー」


「お帰りー少年、ほらサリナちゃんそんなに気にしない。知らない人から逃げるのは当たり前なんだから。それで少年、本回収できたのか」


「できましたよ」


(ひき肉に卵に玉ねぎ······ハンバーグ、作り方忘れたな携帯で調べるか?)


俺は冷蔵庫から材料を出してボールとフライパンを出す。


「今日はハンバーグか?」


師匠がそう聞いてきて


「そうしようかと」


俺はそう言って人数を数える。


(師匠にクラウス、リンにサリナと俺。五人分か?)


「て····つだ·····ます」


「ん?」


「手伝いたいって、マスター!」


「じゃあ、お願い」


俺はそう言ってサリナに料理を教えながら一緒に作る。



「いただきます」


「いただきます。そういや師匠さんは何で斉藤のことを少年と呼んでいるんだ?」


「呼びやすいから」


クラウスの疑問に師匠は即答する。


「師匠、電話の相手、誰だったですか?」


「仕事の依頼」


「どんな内容?」


「人探し、またあれを貸してくれ」


「わかった」


「それと少年、明日暇か?」


「日曜だから暇ですよ」


「じゃあ明日私に付き合え」


俺は師匠のその言葉に一瞬箸が止まる。


「非戦闘員です」


「わかってるわかってる」


「戦力になりません」


「わかってるわかってる」


「······わかりました」


俺はそう言って食器を流しに置く。


そしてその食器を洗うロボット。


(·····バイクだよね?)


食器を洗うロボットもといバイクを見てバイクがロボットになるたびそう思った。


「どこに行くんだ?」


クラウスの声にリビングを出ようとしてドアに手をかけたまま振り向いて


「この家の探索」


そう言ってリビングを出る。


「さて」


そう言って長く続く廊下を歩く。


「少年」


振り向くと師匠が足早に歩いてきて俺の前を歩く。


「何ですか?」


「少年はそのゲームをしたとき他のゲームのデータを引き継げるチケットあったじゃない。少年はどのゲームのデータを引き継いだんだ?」


「確かPKOのデータ」


「プライドキルオンラインか~」


師匠は「懐かしいな~」と言ってそのゲームをしていた時のこと話しだした。


「師匠と俺で他のプレイヤーをどれだけキルできるか競いましたね~、まあ師匠が勝ったけど23と40で」


「あー、確かにやったな。それとプレイヤーボスイベント覚えているか?私とお前がボスに選ばれた時の」


「覚えています。俺達がボスだって知ったプレイヤー達はその日1日は生き残ることだけ考えてフィールドに出て来なかったんだよな」


「そうそう、それでフィールドキルじゃなくて街の中でキルしたんだよなー、あのゲームは何処にいてもプレイヤーキルできるから。でも何でフィールドに出て来なかったんだろう?」


「師匠のキルの仕方はえげつないからです。一発でキルすればいいのにじわりじわり恐怖を植え付けてからじわりじわりHPを削ってからキルすれば誰だって出てきたくないでしょう」


俺はそう言ってため息を吐く。


「人探し件、詳しく教えて下さい」


そう言うと師匠は振り向いて驚いた顔する。


「どうした?」


「いや、何でもない」


そう言って財布から1枚の写真を俺に見せて戻した。


写真に写っていたのは花畑を背にして手を振っている少女だった。


「名前は星夜見未来(ほしよみみらい)。学校の帰り道で行方不明、警察に捜索を出しているけど手がかりすらつかめていないから」


「何でも屋の師匠のことを聞いて依頼をしたと」


「そう言うこと、明日この子の家族のところに行ってから捜索するから」


「了解」


俺はそう言って辺りを見回して変わりはてた廊下を見てため息を吐いた。

読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。

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