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RinnkuBuraddo  作者: いば
第一章
47/87

まったく思い出せなかった

倉庫の中に入るとまず目にしたのは何も入ってない鉄格子の檻の山。


ライトを点けて調べながら倉庫の中を進む。


「処分か?錆びてるし」


倉庫の中を進みながら鉄格子の檻を見てそう言う。


倉庫の中の檻は奥に進むにつれて新しい檻が見える。


「誰だ?客か?」


と聞こえ倉庫の電気が点く。


「なんだ子供か」


と奥からコートを着た眼鏡の男が出てきてそう言った。


「ターゲット確認」


俺はローブの男を見てその男の上に赤い矢印があるのを確認してそう言う。


そして右脚のレッグポーチからハンドガンを出して男の横に狙いをつけて引き金に指を置く。


「·····何者だ」


「冒険者です」


「俺を殺しに来たのか?」


「まさか、捕らえに来ただけですよ」


「お前、一人か?」


男はそう言い自分の持っている手札を確認する。


(俺のポケットにあるのは閃光玉と封魔結界石と拘束の鎖、後は奴隷の首輪。まずったな戦闘できる装備を着けとけばよかったぜ。)


「一人です、どうします?逃げるのは簡単です。それとも俺を捕らえて誰かに売りますか?」


「軽い挑発だな、だがお前を売れば結構な金が手に入るな。その挑発のった!」


そう言って男はポケットから閃光玉を出して投げて俺に向かって走って来る。


「乗るのかよ!そこは逃げるを選択しろよ!シールド、撒菱それとビー玉」


そう言ってシールドを召喚して撒菱とビー玉を適当にばらまくそしてシールドに隠れると倉庫の電気よりも明るい光を放ってゆっくりと消える、閃光玉が光っている時に男が転ぶ音と痛みを耐える声が聞こえた。


「バカなのか?」


光が消えてシールドから顔を出すとコートの男が撒菱に刺されて転がり回っていた、しばらくしてゆっくりと立った男は


「この距離なら!」


と言ってポケットから今度は鎖を出して振りかぶって一歩踏み込む。


「あ」


「へ?」


男は踏み込んだ足元にビー玉があるのをしらずビー玉に足をとられまた転んで撒菱のえじきになる、そして自分の鎖に絡まって動けなくなった。


「あークラウス」


俺は通信機を出してクラウスと連絡をする。


「どうした?」


「終わった。今、撒菱に刺されて転がり回ってる」


「おう、わかった。警察に連絡してあるから警察が到着しだい撤収するぞ」


「了解」


俺は通信を切って地面に座って鎖に巻かれた男を眺める。


「······なんだよ」


「警察が来るまで暇なので眺めとこうかと」


「変なやつだな」


そう言って男はため息を吐く。


「冒険者って言ってたな、誰から依頼されたんだ」


男にそう聞かれ記憶を思い返す、誰から依頼を受けたかな?と。


「記憶にないです」


「は?」


「どっかのお偉いさんだと思います、三日前かそれとも二日前?に依頼を受けたと思いますまあどうでもいいですけど」


うん、まったく思い出せなかった。


そんなどうでもいい話しをしていると倉庫の外で車が止まる音が聞こえて立ち上がる。


「依頼終了」


そう言って護送車に似た車から降りてこっちに向かって来る二人の男達を見る、二人ともトレーニングをしているのか服の上からでもわかるくらい筋肉が出ている。


「冒険者の方ですか?」


と一人の男が近くまで来ると手帳を出してそう言う。


「はい、あそこに転がっているのがターゲットです」


と指を指す。


「えっと何があったんですか?」


「自分で勝手に転んで自分の出した鎖に自分から巻かれにいった?」


「「······」」


そう言うと警察の二人は無言でビー玉と撒菱がばらまかれた倉庫の中心に転がっているコートの男を見る。


「じゃあ、俺は帰ります。後はお願いします」


俺がそう言うと警察の一人が待ったかけた。


「待ってくれ、ギルドカードを見せてくれ。それとこの紙にランクと名前を書いてくれ」


そう言われてギルドカードを渡して渡された紙にランクと名前を書く、紙の上には『事件捜索協力者』と書かれあって他にも協力した人の名前が書かれてあった。


「はい」


と言って警察に紙を渡す。


「協力ありがとうございます」


と言って二人は敬礼する。


「お疲れさまでした」


と言って俺はその場から立ち去る。







冒険者の少女が立ち去った後、警察の男二人はコートの男を護送車に乗せ道路を走行中、助手席の同僚がぶつぶつと独り言を言って俺「どうした」と声をかけた。


「この協力してくれた冒険者達のランクを見ていたんだが、最後に会ったあの子以外全員BランクかAランクの冒険者なんだ」


「あの子ってサイって冒険者か?確かランクは·····」


「Eランク」


「Eランクか」


「ああ、それもこの捜索をして半日で人身売買の関係者を数人捕縛して、そしてそのボスの捕縛。これを知った他の冒険者は黙っているわけがない」


「確かに、ランクの高い奴らは変わり者が多いしな。普通は勧誘の誘いをかけると思うが······まあそれは冒険者同士でなんとかするしかないだろう」


「それはそうだが······」


「俺達にできることは報告書を出してその冒険者のことを口頭で伝えることだけだろう?」


「······そうだな、ありがとう」


そう言って同僚は紙を閉まってその後は仕事が終わったら飲みに行こうぜと言って何処に行くか話しをしあった。

読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。

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