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RinnkuBuraddo  作者: いば
第一章
36/87

船旅だー!

馬車に乗ってイルの港に向かう5人とバイク一台。


「えっと、リン」


「何?マスター?」


「隣にいる人は誰かな?」


と言ってリンの隣にいる女性を見る。


「マスターが地下で助けた人だよ」


そう言ってリンは女性に俺のことを説明している。


俺が地下で助けた?うーん、記憶にないがリンがそう言うのなら助けたんだろう。


とりあえず名前を聞いたら名前はないらしいそれと声を出すのは難しいらしいでも少しずつ回復しているみたい、リンが代わりにしゃべってもらった。


「じゃあ何で付いて来たのかな?」


「マスターの力になりたいって」


うーん見た目、普通のだけど聞いて見ますか。


「えっと、得意なことか得意な武器は?」


と言って紙と鉛筆(えんぴつ)を出して女性に渡す。


それを見た王様は俺をガン見する。


「何ですか?」


「今、どこからそれを?」


「召喚しただけですけど」


「召喚?今のが?」


「そうですよ」


そう言ってステータスを王様に見せる。


「この道具召喚というやつで出したのか?」


「そうです」


そう答えると


「書いたよ、マスター」


とリンが紙を渡して来た。


「ありがと」


そう言って紙を見る。


名前:なし


得意なこと:掃除、料理


得意な武器:わからない


「得意なことは掃除と料理で武器はわからない、んーじゃあとりあえずこの依頼が終わったら考えようかな」


そう言って俺は魔導書を出してそれを読む。


するとメッセージが出てきた。


「ん?」


「蛇神への挑戦券以外のアイテムが魔導書によって捕食されました」


は?


ステータスを開いてアイテム欄を見ると本当に挑戦券以外全部なくなっていた。


·····マジか。


ステータスを閉じて魔導書を見る。


いい加減この本の名前を知りたい、これただの魔導書じゃないはずだ。


「誰か魔導書に詳しい人いる?」


そう言うとクラウスと女性は首を振って知らないと言った。


リンはいつの間にか後ろを走るバイクのサイドカーで寝てる、頭の上に充電中と書いてあってそれが頭の上を飛び回っている。


「魔導書は地水火風、光闇の属性があるが魔導書は使用者の魔力をかなり消費すると聞いたことがある」


と王様が言った。


「魔力を使わない魔導書とか知っていますか?」


「魔力を使わない魔導書?聞いたことがないな」


「そうですかありがとうございます」


そう言って魔導書を閉じて鎖で頑丈にして腰に下げる。


「なぁサイ、強いボウガンを召喚してくれ」


「自分のボウガンがあるんじゃ?」


「前の依頼でモンスターに壊されてな、やっぱり安物のボウガンはあてにならない」


そうですか。


「じゃあどんなボウガンがいいですか?」


そう言うとクラウスは少し考えて


「一点を狙えるやつと広範囲を狙えるやつ二つがいいな」


と言った。


一点と広範囲を狙えるボウガンか、じゃああれがいいな。


俺はそう考えるとライフルに似たボウガンをクラウスに渡す。


「変わったボウガンだな」


そう言ってボウガンを見ている。


「クラウス、ボウガンにある十字穴にこれを付けてください」


そう言って扇子に似た物に8本矢が付いた物をクラウスに渡す。


「こうか?」


そう言ってライフルボウガンの十字穴に取り付ける。


「本当に変わったボウガンだな」


「使い方は普通のボウガンと一緒ですが持ち手のところにある赤色のボタンは扇子を閉じる仕組みになっていて閉じた状態で引き金を引くと束になった矢を全部撃ち出す仕組みです」


そう言うとクラウスは確かめるようにボタンを押すと扇子が閉じた。


「一本ずつ撃つ時はこれを外せばいいのか?」


「はいそうです、ボウガンの矢は無限ですがそのパーツの矢は撃ちきりですからなくなったら声をかけてください」


「わかった」


そう言ってボウガンをキラキラと見ている。


「見えてきたぞ」


と王様は言う。


「「船旅だー!」」


俺と充電が終わったリン二人でそう言うとクラウスは武器を閉まって降りる準備している。


イルの港に着くとリンはサイドカーから降りてイルの港にある店に向かって行った。


「サイさーん」


ん?どっかで聞いた声が聞こえた気が·····気のせいだな。


「サイさーん!」


気のせいじゃない?


声が聞こえる方を見るとラヴァとイズナそれと一人軽装の男がいた。


「イズナさん、ラヴァさんこんにちは」


「ああ」


「こんにちはー」


と挨拶をする。


「隣の人は?」


「ああ、俺はリシマだ宜しくな」


「サイです宜しく」


「クラウスだ」


と答える。


「サイさんは何をしに港に?」


とラヴァが聞いてきた。


「アドラ城に用があってあの人の護衛そしてアドラ城の盗賊討伐です」


そう言って船長ぽい人と話している王様を見る。


「え!?アドラ城に行くんですか!」


ラヴァは驚いて声上げた。


「アドラ城に行くのか?今は止めといた方がいい」


「何かあったんですか?」


「ああ今、海が荒れていて船が出せないらしい」


とリシマがそう言うと船長と話していた王様が戻って来た。


「海が荒れていて船が出せないと船長に言われた」


「どうするんだ?」


クラウスが王様に聞く。


「海が落ち着くまでここに滞在するしかないな」


と王様が肩を落としてそう言った。


「マスター!依頼もらって来たよー!」


リンがそう言って走って来た。


「依頼?」


俺は?マークを出す。


「何の依頼だ、リン」


クラウスが聞くとリン目をキラキラさせてこう言った。


「クラーケン討伐!たこ焼きだー!」

読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。

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