理由は1つしかない
倒れている王様に水をかける。
「・・・・私は・・・」
目を覚ましたようだ。
「起きた」
俺がそう言うと王様は俺の顔を見て何か思い出して顔を恐怖に歪めていきなり立ち上がって
「助けてくれぇぇ!化け物が!化け物が!」
と言って走って逃げる王様・・・・・・おい!
「逃げるなと言ったのに、まあいいか」
と言ってアイテム欄から地下で戦った時の戦利品の布を何枚か出す。
「スカートでいいか、じゃあお願い」
そう言って蜘蛛に布を渡すとすごい速さで布を切ってスカートの形にしている、そして糸で縫っている。
「時間は8時30分早くログアウトしたい、その前にここから出ますか」
そう言っていると後ろからドッペルゲンガーさんに肩を叩かれた。
振り向くとスカートを穿きおわってこっちを見ているドッペルゲンガーさん。
「じゃあ出ますか」
そう言って部屋を出てゆっくり廊下を歩く。
でもさぁこれさぁ絶対俺、指名手配犯になるなこれは・・・・多分?
そう思いながら廊下に倒れている人達を見ながらゆっくり廊下歩く。
廊下を歩いていると近くの部屋から誰かが謝る声がする。
確かここは最初に調べたとこだったな中にいたのは掃除していたメイドだった、このグローブの効果が発動するか試したんだった。
「明日には効果は消えてるし大丈夫か」
そう思い出していると牢屋部屋に着く、それと倒れている大男を見ているギルマス。
「ギルマス」
と声をかけるとこっち見て隣にいるドッペルゲンガーさんを見て
「お前・・・・」
「話は後でここでの用は済ました」
とギルマスは何かいいかけたが後にしてほしい。
奥に進んで四角い部屋の扉を開けて梯子がかかっているところで止まる。
「さて」
そう言って手をつないでいるドッペルゲンガーさんを見る。
ドッペルゲンガーさんもこっちを見ている。
「抱えて飛び降りますか・・・・」
俺はそう言ってドッペルゲンガーさんを抱えて飛び降りる。
下でブレイドナイトがキャッチしてくれた。
そしてゆっくりと出口に向かう、その後ろでは指を指して口をパクパクとしているラヴァの姿がチラッと見えた。
階段を上がって噴水広場に出る。
「はぁ~疲れた~」
といいながら宿に向かう。
宿で借りている部屋に入ってドッペルゲンガーさんをベットに座らせて俺は壁に寄りかかってログアウトしようと思っていたのに・・・・・。
何故・・・・何故・・・・手を離してくれない!
(どうしよう・・・・ずっとこっち見たままだけど・・・・まぁいいか?)
俺はそう思ってベットに横になってログアウトを押した。
朝、いつもどおり起きて朝飯を作っているとスマホの電話が鳴った。
「もしもし?」
「しょっ、少年か?」
ん?聞いたことある声だな。
「どちら様ですか」
「私だよ!私!師匠だよ!」
おっ生きてた、まぁあれはゲームだしね。
「師匠、朝から何ですかてか携帯買ったんですか?」
「ああそうだ、というか助けてくれ変なロボットに捕まった!」
は?何?いきなり。
「今どこですか?」
聞いて見ると
「少年の家の前だ!」
そうかえってきた。
・・・・・ん?家の前?変なロボット?まさか。
俺は料理の手を止めて玄関に向かった。
玄関を開けるとバイクのタイヤに押さえられているロングコートを着た女性がいた。
「あーその人俺の知り合い」
そう言うとタイヤをどかしてくれた。
「立てますか師匠?」
「いや、立てない手伝ってくれ」
そう言って手を伸ばしてきた。
「じゃあよろしく」
俺はそう言って料理に戻る。
「えっちょっと!?・・・・・えっ!?」
と声が聴こえてバイクが師匠を抱えて入ってきた。
「何の用ですか」
そう言いながら料理を机に並べる、まぁ師匠がくる理由は1つしかない。
「私をまた泊めさせてくれ!!」
やっぱりな!
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。




