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RinnkuBuraddo  作者: いば
第一章
31/87

危ない危ない危うく見つかるところだった

ある研究施設一人の男性研究員が報告書を作成しているとカランと何かが落ちる音が聞こえてパソコンの手を止める。


「坂本、何か落ちる音が聞こえなかったか?」


と目の前で同じ報告書を作っている男に聞くと


「ああ聞こえた」


と言って立ち上がって


「ちょっと見てくる」


そう言って坂本は部屋を出る。


「確か音が聞こえたのは隣の部屋だったな」


そう言って右の方を向いて暗証番号がついている1つの扉を見る。


(あの部屋には安城がいたはず)


そう思って坂本は番号を押して中に入る。


部屋に入った坂本はいつも安城が座っている机を見ると雑に置かれた書類と倒れたキャスターの付いた椅子と地面にこぼれたコーヒーの入ったコップ落ちていた。


「安城!いないのか!」


と言って部屋の中を探しているとガタッとロッカーから音が聞こえた。


「安城そこにいるのか?」


坂本はそう言うが返事がない、ゆっくりロッカーに近づいて開けると一人の女性が耳を塞いで座って震えていた。


「おい!安城大丈夫か!何があった!」


と言って肩を揺すると安城は顔を上げて坂本を見る。


「坂···本君?」


安城はそう言った。


「ああ俺だ、何があった?」


そう聞くと安城は何かを言おうと坂本を見てその後ろに赤黒い人の靄を見て顔を青くする。


「おいどうーーー」


坂本は顔色が悪い安城に声を掛けようとしたとたん寒気が走った。


後ろを向いたら突然黒いグローブに顔を捕まれてそのまま意識を失った、そして赤黒いも坂本が倒れたとたん消えた。


「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」


安城はまた耳を塞いで何回もそう言った。





「あいつ遅いな」


男はそう言ってコーヒーの入ったコップを置く。


「俺も見てくるか」


男はそう言って部屋を出ると突然寒気がして固まる。


そして男が固まっているところに人の形をした赤黒い靄が通りすぎて通路を左に曲がって行った。


男はその場で倒れて靄が消えた方を見る。


(今のは何だ?)


そう思って確かあっちは行き止まりのはず、男は立ち上がって靄が曲がって行った方に向かう。


「いない?」


男はそう言っていると肩をトントンと叩かれて男は振り向くと顔を捕まれて意識を失って倒れた。





「危ない危ない危うく見つかるところだった」


俺はそう言って周りを見る、廊下には兵士や城で働いている人達が倒れていた。


「さて探索してから王様のところに行きますか」


通路という通路を歩く、部屋という部屋を開けては調べる。


次の部屋に入って中を調べていると見たことのある黒い服と仮面を着けた人達を見つけた、何か話をしているみたいだけど。


俺は魔導書を開いていつのまにかいろいろ絵が増えているのは気になるが、1つ気になるやつがあったから使ってみた。


『これは(いにしえ)の檻にして魔の檻、誰も気づかず押し潰す、誰も敵うこともできない、その檻の名は』


【デモンズウォール】


俺は本を閉じて待ってみるが反応がない。


「出るか」


俺はそう言って部屋を出て探索に戻った。



「よし話は以上だ、いいか奴を見つけたら気づかれずに殺せ」


「「「了解」」」


そう言って烏丸達は立ち上がると天井に頭をぶつけた。


天井を見ると歪に笑う顔がゆっくりと迫っていた。


「早く逃げろ!」


一人がそう言うが誰も動かない。


「逃げ場がありません!」


一人が言うと烏丸達は周りを見る、とまた一人が何か気づいて崩れるようにその場に座る。


「大丈夫か!」


と声をかけると


「隊長、諦めた方がいいこれ(··)には勝てない」


隊長はその言葉を聞いて迫りくる壁を見ると隊長と仲間も気づいて武器を落として


「デモンズウォール」


隊長のその言葉を最後に烏丸達は壁に押し潰された。




「でっかい扉だな」


俺はそう言って石扉を開けて中に入る。


中に入ってすぐ大声が聞こえた。


「おい!奴隷達はまだか!」


「すみません!すぐ連れて来ます!」


と言ってこっちに走ってくる兵士。


俺は走ってくる兵士を無視して白衣のような服を着た男後ろまで行って。


「王様、何をやっているんですか?」


と言ってステルスを解く。


王様と呼ばれた男は振り向かずに腰に下げた剣に手を置く。


「貴様は誰だ?」


そう聞いてきた。


俺は右手に布が巻いてある棒を出して紐を解いて布を広げる。


「攻撃はしませんから後ろを向いてこの旗を見たら分かると思いますよ」


俺がそう言うと男はゆっくりとこっちを向いて俺が持っている旗を見て


「生きていたのか貴様!?」


と言って距離を置いて剣を構える。


「覚えていて良かったです」


俺はそう言って旗を地面に置く。


「まぁ俺は師匠より強くないですが、それと城の中にいる人達はさっき出て行った兵士意外皆、寝てるか恐怖で震えていますよ」


と言って魔導書を手に持つ。


「貴様、何をした?何が目的だ?」


と王様は聞いてきたから


「一騎討ちしに来ました、それと今やっている実験か研究かは知らないけど人を使うのはやめてほしいというお願いをしに来ました」


そう答えた。



「ははは!一騎討ちか!ははは!」


と言って王様は笑っている。


「やるんですか?」


俺がそう言うと


「ああ、いいぞ」


と言って剣を構え直した。

読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。

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