そのまさかです
地下から噴水広場に出るとリンが女性の脚や腕に包帯を巻いていた。
「お疲れ様」
俺の横にいたシールドガーディアンにそう言うとシールドガーディアンは俺を守るようにシールドを出して戦闘モードになった。
するとシールドに何かが当たる音が聞こえた。
シールドの隙間から覗くと人混みの中に消えて行く黒い服を着た男が見えた。
シールドを閉じて周囲を警戒するガーディアン、するとクラウスが走って来た。
「大丈夫か?」
と言ってクラウスも警戒する。
「大丈夫です、それと俺は多分誰かさんに狙われてるみたいです」
そう言うとクラウスは何か思い出して手を叩く。
「そういえばギルドの依頼表に変わった依頼があったな」
と言った。
俺はガーディアンにリンと一緒に女性を連れて宿で待ってるように言う。
「YES」
と答えて女性を抱えてリンと一緒に宿へ向かった。
「さてクラウス、ギルドに行きますよ」
と言うとクラウスは、またギルドに行くのかという顔をしている。
「その前にクラウスはまず装備を治した方がいい、はいお金」
と言ってお金を渡すとクラウスは塔盾を見る、塔盾は形は保っているがところどころにへこみがある。
「悪いありがとな」
と言って人混みに消えた。
「さてギルドに行きますか」
そう言ってギルド向かう。
ギルドに入ってカウンターにいる職員に依頼報告をする。
「噴水広場から地下に入る入口がありました、中は腐った死体から骸骨、まあアンデットの巣でした」
と報告をしているとカウンターの奥からムキムキの男が出てきて職員と代わって俺の前に座る。
「続けてくれ」
と男言った。
「はい、奥まで進むと広い場所に出て、そこも死体の山でした」
「広場を調べていると上から扉が開く音が聞こえてそこからぼろぼろの服を着た女性が落ちてきました、それと女性は俺の仲間が宿で手当てをしています」
俺はそう言ってモニターの映像を男に見せる。
男はモニターに映った映像を見て険しい顔をした。
俺は地下広場で手に入れた『不死王の心臓』と『魔導書』を机に出す。
「これは?」
と男言って二つのアイテムを見る。
「不死王の心臓と魔導書です」
と言うと近くにいた冒険者が
「不死王って?」
と言って他の冒険者と話をしている。
「報告は以上です」
と言うと
「ありがとう、それと無事で良かった」
と言って1枚の紙を俺に渡す紙には俺の討伐をしてくれということはが書いてあった。
「俺を殺すんですか?」
と言って男を見る。
「まさか冒険者が冒険者を殺すのはルールに判する、ましてや弟が心配している子だぞ?」
と言って紙を破く。
「弟?」
俺はそう聞くと男は、ああそうだったという顔をして
「俺はここのギルドマスターだ、お前が前にいた街のギルドマスターは俺の弟だよ」
と言って笑ってる。
「ギルマス、俺を狙っているのは誰ですか」
と聞くと
「あそこ城があるだろそこにいる王だよ」
とギルマスは即答した。
「ありがとうございます」
俺そう言って席を立つとギルマスは
「おいおいまさか・・・・」
と言って俺を見る。
「そのまさかです、明日城に行って来ます」
と言ってギルドを出た。
ギルドを出るとクラウスが手を振ってこっちに来た。
「装備は治りましたか?」
と聞くと嬉しそうに
「ああさすが王都だな一瞬で治ったよ」
と言って塔盾を見せる。
俺は時間を見る午後の4時、そろそろ宿に戻るか。
宿に戻ってリンに女性を守るように言ってクラウスと俺は別々の部屋を借りた。
部屋隅でログアウトのボタンを押して現実に戻る。
ゲーム機を外してご飯を食べているとスマホにメールが届いていた。
メールの中を見ると社長から
「明日、大事な話があるから出勤したら社長室に来てほしい」
と書いてあった。
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんが宜しくお願いします。




