肩が壊れます・・・・
7時30分、朝飯を食べてた俺は
「・・・・・・」
朝のニュースを見て手を止めてテレビを見る。
テレビには誘拐犯が捕まったと誘拐された人の無事が確認されたと流れている。
それはいいとして、誰が助けたのかと拐われた人に聞いたら。
「赤白い長い髪と片方の目が赤い少女に助けてもらった」
と言っていた。
俺はテレビを消して服を着替えて家を出て会社に向かった。
会社に着いて仕事の服着替えていると
「斉藤、おはよう」
と男の人が入ってきた。
「立花さん、おはようございます」
と言った。
この人は一緒にゲームをしたりアイドルの話と好きな声優の話とかをするイケメン先輩。
前に俺の家で声優のライブ動画を見て一緒に盛り上がってた。
「今朝のニュース、見ました?」
と聞くと
「見たよ、誘拐犯が捕まった奴ね」
「そうそう何でそんなことするんでしょうね」
「さあ何でだろうね、じゃあ仕事頑張って」
と言って別れた。
書類を書類庫に片付けたり荷物を整理したりしていると会社の人達がチラチラこっちを見てくる。
「斉藤さん、社長が呼んでます」
と言われた。
何だろう?と思って社長室の扉をノックする。
「失礼します」
そう言って入ると
「仕事中に呼んで悪いね」
と言ってお茶を出してくれた。
「ありがとうございます、大丈夫ですちょうど終わったので」
「そうかそうか、で、どうして言ってくれなかったのかな?」
「何のことですか?」
意味がわからず聞き返す、すると。
「どうして子供を連れてくるって言ってくれなかったのかな?」
意味不明なこと言ってきた。
「はい?社長、俺が子供を連れているってどうゆうことですか?」
俺の言葉に社長は、右の脚を見たまえと言った。
右の脚と言われて見て固まった。
そこにいたのはブカブカパーカーを着て今にも寝そうな顔の女の子、・・・・・なぜここにいる?
「どうして『こっち』にいるのかな?」
とりあえず聞いて見た、すると眠そうに言ってきた。
「パパのいるところ、わたしあり~」
と言って脚に抱き着いて寝た。
それを聞いて社長は
「そうかそうかお父さんが大好きか~」
と言って笑顔で言って俺の両肩を掴んで徐々に力を入れてくる。
「社長・・・・それ以上・・・力を入れると・・・肩が壊れます・・・・」
笑顔で少しずつ力を入れてくる社長に耐えながら俺は言った。
すると俺の脚で寝ていた女の子が
「パパをいじめるおじさんは嫌い」
と言ってまた寝た。
突然、社長が膝と手を地面について
「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
と叫び出した。
俺はそっと扉を開けてそっと社長室を後にした。
仕事終わりに聞いた話だけど、あの後ずっと椅子に座ったまま窓の外を眺めていたらしい。
なんか・・・・すいません・・・・。
家に着いてご飯の準備をしていると
「パパ、きょうはどうするの?」
と女の子が言ってきた。
「どうするってご飯食べて風呂に入って寝るだけだけど?」
そう言いうと女の子は
「ゲームはしないの?」
と言ってベットで寝転がってる。
いや待て待て待て!
「君はどうして『こっち』にいるの?」
聞いてみると
「召喚されてそのままログアウトしてここにいる?」
と言われて昨日のことを思い出す。
盗賊を倒した後始末をした後奥にいた拐われた人達を連れて坑道を出てテントで休んでから街に戻った。
さすがに15人歩いて街まで行くのは無理だったから荷台を作って15人乗せてバイクでゆっくり街に向かった。
街に戻ったら街の人達が泣きながら感謝してきて困った。
そんでギルドで依頼報告と盗賊の遺体が入った袋をギルマスに渡して、またあの部屋を借りてそんでログアウトした。
うん、忘れてたどうしよう。
まあとりあえずご飯食べて風呂に入ってから考えよう。
「そういえば君の名前まで聞いてないね」
俺がそういうと女の子は
「殺戮兵器No.00、です」
と答えて布団に潜った。
・・・・・それ名前じゃないよね?
読んでいただきありがとうございます。間違っているところもあるかもしれませんがよろしくお願いします。




