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RinnkuBuraddo  作者: いば
第一章
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待って!待って!

「えっと君は、ここの盗賊に拐われた人?」


と今にも飛び付いて来そうな少女にそう聞いて見た。


「えっと違います、私は冒険者でこの森でしか採れない天然の薬草があると聞いてやって来ました」


「薬草採取をしにこの森にか・・・・で、何でこの小屋に居たのかな?」


と聞くと。


「薬草がなかなか見つからなくて丁度、近くにこの小屋があったので少し休んでました」


少女の言葉を聞いて縛られた鎧の男が


「待て、ここに俺達の仲間がいたはずだ、まさか仲間を殺したのはお前か!」


と言った。


「私が来た時は誰もいませんでしたよ」


と少女が言うと


「嘘だ!お前以外誰がいる!」


と重鎧の男が言った。


「あのー帰りたいんですが」


あ、ダメだ全然聞こえてない、こうなったらあれしかない。


「私じゃあないです!」

「お前しかいないだろ!」


まだ言い合いを続ける二人に俺は銃口を天井に向けて撃つ。


発砲音を聞いて少女は耳を押さえてしゃがみ、男の方は腰を抜かして銃を見てる。


「あー早く帰って寝たいんですけど、まだ言い合いを続ける?」


俺はそう言うと


「「すみませんでした!!」」


と言って黙った。


さて、どうやって帰ろう時間はもう3時15分絶対店閉まってだろうな~


「はぁ、バイクさえあればな~」


俺がそう言うと二人は首を傾げて?マークを出してる。


すると扉のところでエンジン音が聞こえて、振り向くとサイドカー付きのバイクがあった。


(待って!待って!これはさすがにおかしい!何でバイクがあるの!)


俺がそう思っていると


「あのこれは何ですか?」


と少女が聞いて来て


「これはバイクって言う乗り物だよ、馬車より速い奴ね」


俺はそう言いながらサイドカーに男を乗せる、ある物はなんでも使おう。


「君も一緒に来る?」


と聞くと


「いえ、まだ森に残ります」


と言う


「そう、じゃあね」


そう言って俺はバイクを走らせた。




森を抜けて街を目指していると隣から


「なあ、お前は何者なんだ」


と聞いて来た。


「ただの新米冒険者ですよ」


と答えた。


「新米に見えねぇな、簡単に人を殺す手際がよすぎる、一体何をして来たんだ」


「何もしてませんよ、あなたはどうして盗賊に?」


街が見えてきたからバイクの速度を落として男に盗賊になった理由を聞いた。


「最初は冒険者をしようとしてギルドに行った、だけど俺の職業を見たギルマスが「お前に向いてない」って言われて気づいた時にはこの様さ」


「職業は何を?」


「ん?俺の職業はブライアンナイトだ、使える武器はクロスボウとタワーシールドどうだ使えないだろ」


と男は諦め気味に言った。


「どうして使えないんですか?」


「この職業は防御特化で重鎧しか装備ないから機動力がない、他の職業は機動力を重視した装備が多いこれで分かったろ」


なるほどそう言うことか、なら使える。


「じゃあ俺と組まない?」


と言うと男の人はこっちを見て固まる。



読んでいただきありがとう。いろいろ間違っているところもあるかもしれませんがよろしくお願いします。

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