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RinnkuBuraddo  作者: いば
第一章
1/87

アジトってここですか?

初めて投稿です、間違えてるところもあるかもしれませんが読んでくれたら嬉しいです。

「・・・・」


薄暗い部屋で少女は目を覚ました、少女はゆっくりと立ち上がって辺りを見渡して驚愕する。


部屋の窓や扉至るところに血や死体があることに。


(どうしてこんなに?)


少女はそう思い近くの死体を調べていると小屋の外から大勢の走る足音が聞こえとっさに近くのタンスに隠れた。


ドン!と勢い良く扉が開く


「やべぇ!お前らギルドにここがばれた!・・・な!?」


タンスの隙間から覗くとそこに大柄の男に重鎧を着た者、軽装の者五人が中を見て呆然としている。


少女は音をたてないようにここまで来る途中、風に乗って来た紙を拾ったのを思いだしポーチから一枚の紙を取る、紙の内容は


『盗賊の捕縛か殲滅、数は五人、報酬:5000』


少女は紙を戻して考える。


(もしかしてここが盗賊アジト?ってことはさっきの死体も盗賊の仲間かな?)


と考えながら覗いていると


「使える物を探して逃げるぞ!」


と大柄の男が叫ぶように言うと慌てて武器や鎧、薬など使える物を樽か革袋に積める。


ふと重鎧を着た男がタンスに近付く音が聞こえて少女は


(まずい!見つかる!)


盗賊に見つかれば奴隷商に売られてしまう、少女はどうしたらいいか分からず固まってしまう。


重鎧の男がタンスの扉を開けようと手をかけた瞬間。


「えっと盗賊のアジトってここですか?」


場違いの声が聞こえた。


盗賊達は声がした方を向いていた。


少女もタンスの隙間から覗くが鎧を着た男が視界にいて見えない。


「お前は!まだギルドにいたはず!」


と盗賊の一人が扉にいる人に言って武器を構える、他の仲間も武器を構えた。


「怪しかったから追跡(つけて)きました」


と扉の方から透き通る少女の声の言葉がかえってきた。


「見張りがいたはずだ!」


と盗賊の一人が言う。


「寝てますよ、もう二度と起きませんけど」


と扉の方からイタズラっぽく言葉が聞こえた。


「ふざけるなぁ!」


と怒声が聞こえてすぐに


「こいつ死体を盾にしやがった!」


と男の声が聞こえて誰かが倒れる音が聞こえてまた誰かが倒れる音が聞こえた。






「で、あなたはかかってこないんですか?」


と少女の声に鎧の男が


「ああ、もう決着はついているからな」


と言うと鎧男の後ろにいた男二人が弓とクロスボウを構えて撃った。


「くそ!また死体を盾にしやがった!」


と弓を持つ男が言って


「一体何なんだあいつは!」


とクロスボウを持つ男が言う。


「落ち着け、とりあえず警戒しろ」


と鎧を着た男が二人に言うと弓を持つ男が急に倒れた。


「ジャック!」


と言ってクロスボウを持つ男が倒れた仲間に言うと


「グンター!避けろ!」


と鎧の男が言ってクロスボウを持つ男も急に倒れた。


すると鎧を着た男は持っていたクロスボウを落として


「くそ!足が!くそ!」


と言ってしゃがむ。


「捕縛されてくれますか」


そしてまた透き通る声が聞こえて、またタンスに近づく音が聞こえて扉が開いた。


少女はゆっくり目を開けて見上げると赤白い髪が月明かりに照らされて輝く少女がいた。


「・・・天使様・・・?」


少女は綺麗と思ってそう言葉にした。



読んでいただきありがとうございます。初心者ですが宜しくお願いします。

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