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方
「李英風の奴、何処にいるのだ」王は焦っていた。
荒野を走り、村に着いた。
「飯でも食うか」王は村を一回りし、食事が出来そうな建物に入った。
中では男達が酒を飲みながら会話していた。
王が中に入ると男達の視線が集まった。
「酒をくれ」王が言うと店の主人が「わかった」と答えた。
王が椅子に座ると男達の一人が近ずいてきた。
「貴様何しに来た」
王は「少林寺の李英風を探している。知らんか?」
「俺達も奴を探している。一緒に組まんか」
男が言うと「フウム」と王は答えた。
「賞金は山分けだ」
「わかった」と王は答えた。
「よし。俺は方と言う。お前の名前は?
「王だ」
「オヤジ。酒を持ってこい。新しい仲間の祝宴だ」




