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李英風対戦黒大侠  作者: 東武瑛
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師と弟子

白い砂浜で二人の男が棍で闘っていた。

一人は初老の男、もう一人は若者だ。

動きを止め、初老の男が言った。

「陳。上達したな」

「まだまだ先生にはかないません」と若者が答える。

「いや、私が教える事は、もう無い」と初老の男が言った。

「陳。李英風先生を知っているか」初老の男が聞くと陳は「はい。少林寺の李先生ですね。ただ、お訪ね者になってますね」

「そうだ。そろそろ私を訪ねてくる。私は李先生を匿う。その間に先生から少林寺武術を習うと良い」初老の男が言うと「分かりました。でも、李先生は何時、来るのでしょう?」陳が聞く。

「ウム。今朝、知らせがあった。昼には着くだろう。さあ、飯でも食って待とう」初老の男が言うと陳は「分かりました」と答え、二人は小屋に向かった。

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