11/15
あいつらを探している奴等
夕陽が沈む頃、王は目覚め、表に出た。
昼酒の不快な気分が治まらない。
すると、女が駆け寄って来て王に言った。
「あいつらとは付き合わない方が良いよ」
「何故だ」と王が聞く。
「札付きのワル者ばかりだからね」と女は答えた。
「何故だ」王の問いに女は「あいつらが来て、村の男は殺されたか逃げたからだよ」
「お前さんは大丈夫なのかい」
「私はボスの女だからね。子供がいるから仕方なかったんだよ」と女は言った。
「フウム。だが、何で俺にそんな事を言う」
「べつに。ただアンタは奴等と違うと思ってさ」女はそう答えた。
その時、馬に乗った男達が村に現れた。
「来たよ。あいつらを探している奴等が」そう言って女は去って行った。




