自己紹介
初投稿ではございませんが、よろしくお願いします。
「悟。稽古の時間だ。起きなさい」
・・・ううむ。もうこんな時間か。早く起きないと。
・・・やっぱり朝は気持ちいいなー。四時だけど。午後?午前です。
えーと。改めまして。
おはようございます。僕の名前は 神谷 悟 です。どこにでもいる普通の高校生です。ピッチピチの一五歳です。
・・・嘘です。冗談です。すいません調子こきました。僕はぜんっぜんこれっぽちも普通ではございません。自分を普通って言えることって素晴らしいと思います。はい、真面目に。
えー、僕のどこが普通じゃないか。まず、外見。もちろん顔がとってもカッコいいなんてことはありません。少し垂れてる目。特に何の主張もしてこない眉。高くもなく、低くもないこの鼻。無駄に血色の良い唇。えぇ、安心してください。このそれぞれのパーツを合わせてみると、あら不思議。なんともまあ頼りなさそう顔ではありませんか!・・・ほっといてください。
じゃあ体か!って見てみると、身長約一七〇㎝。体重五八㎏。まぁ、多少筋肉がついていますが、巷で噂のシックスパックには遠く及びませんよ、ええ。
・・・え?なんで身長には「約」がついてるのかって?・・・察してください。
じゃあ何が普通じゃないのか?この完全なる普通人間がホントに普通じゃなくなるのか?
さぁ、そろそろその答えをお教えしましょう。その答えは、僕の周りにあります。
見てください、この立派な天井の木目。それに、僕の四方を囲むふすま。そして、そこにあるのが当たり前のような畳。それに高そうな壺や掛け軸などを合わせれば・・・
なんということでしょう。日本の古き良き文化を全面に押し出している、見事な日本家屋がそこには広がっているではありませんか。素晴らしいですね。僕はこういうものが大好きです。まぁ、自分の部屋ですがね。
え?これが僕の普通じゃないところかって?こんなのごく普通にどこにでもあるって?
えぇ。こういう日本家屋なら日本全国どこにでもあるんです。もちろんこの完全な日本家屋が、アメリカとかの外国にあれば話は別でしょうけど、残念ながらここは日本です。アイアムインジャパンです。はい。
そろそろお教えしましょう。なぜああやって僕が、自分のことを普通じゃないと言い切れるのか。
それは、僕の家g「悟!遅いぞ!何をしている!」・・・・・・。
・・・すみません。続きはまた後で話します。これ以上遅れると父様の逆鱗に触れるので。
それでは、また後程。
この小説はたぶん一話一話がとても短いです。
そのくせ更新はとても遅いのでご了承ください。