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#9.5 文化祭 《後編》

 爆音と共に轟いた紅美の犯罪予告からおよそ二十分程たった。

 俺はあの面倒臭い、でもなんか放って置けない女から逃げ出すようにして旧校舎を抜け出すと、ひとまず外に出て、校門から昇降口まで続く、模擬店や文化系部活のテントが並ぶ通りへと足を運んだ。


 焼きそばや五平餅、ポップコーンなど定番なものから、なんかちょっと怪しげな食べ物などが並んだ模擬店。

 似顔絵書きます! という作画研究部や美術部のテントにくっついた看板。

 見るからにオカルト研究部ですと主張している、煌びやかな装飾が施された紫色のテントなどなど。

 どれもこれも、これでもかと言う程学園祭オーラを放っていて、そんな雰囲気に当てられた俺も、どうせここにいるならちょっとは楽しまないと損かな……という風には思うようになっていた。


 まあ、友達……と呼べる人もあまりいないので、一人寂しくうろうろするだけなんだけど。


 オープニングセレモニーやバザーが目的の人達の波は既にここを通り過ぎた後のようで、今は校門の方から受付を済ませたゲストがちらほらとその坂を登って来ているぐらい。

 次の波が来るのは多分お昼頃だろうから、それまではここもそんなに混みはしないだろう。

 辺りを漂う甘い匂いが小腹を意地悪く刺激してきて何か食べたくなったので、ポプラ並木に壮大に並ぶ模擬店を適当に物色していると……


「東せんぱーい!」


 もう少し下のテントの方から、俺の名前を呼ぶ女子生徒の声が聞こえてきた。

 声のした方を探るとそこには、制服の上からエプロンを身につけた、秋山 茜ちゃん──委員会の花の水遣り当番でペアになった子──が無邪気な笑顔を浮かべながら腕を大きく振っていた。

 渚紗が代役として来たのは最初のあの時だけで、その後からはちゃんと茜と水遣りをしているので、最近は学校ですれ違っても向こうの方から挨拶をしてくるぐらいには仲良くなっていた。


「おはよ、茜ちゃん。随分と早いシフトなんだね」


 茜が売り子をしているそこは、文化祭の模擬店では人気の高いチュロスを売っているみたいだった。

 味はバニラ、ストロベリー、チョコ、シナモンの四種類。

 甘いものが好きな俺の胃が、当たり前のようにきゅっと締まる。

 砂糖の甘い匂いが漂うテントまで俺は歩いていくと、クリーム色のクロスに覆われたテーブルの向こう側に立つ茜へと話しかけた。

 茜は、なんて言ったらいいのかな? といった感じの困り顔を浮かべた後、口を開く。


「これはその……。当番の子が遅れて来るみたいなので、私はその代わりなんです」

「そう……。それはご苦労様だね」

「あ、先輩。一つどうですか……?」


 茜のそれに、テーブルの上に乗った、美味しそうなチュロスの入ったガラスケースをちらりと見る。


「そうだね……。じゃあ、シナモンお願い」

「わ、ありがとうございます。えっとそれじゃ、二〇〇円になります……!」


 ぱっと顔を綻ばせる茜をよそに、俺は制服のズボンのポケットから本革の財布を取り出すと小銭入れのチャックを開けて……


「あ……」

「どうしたんですか……?」


 俺の漏らした呟きに、チュロスをボックスから取り出そうとしていた茜は不思議そうにこちらを見た。


「小銭が微妙に足りない……。大きいのしか無いけど、大丈夫……? じゃないよね……」


 俺の財布にはカードと一万円札が数枚、それと一六〇円の小銭しか入ってなかった。

 さっきまでは千円札とかあったんだけど、食べ歩きをしていたせいで……

 こういう所では基本的にピッタリ払うものだから、まだ始まったばかりの時間帯では万札のお釣りの用意なんて無いに決まってる。


「いくら足りませんか……?」

「えっと……四〇円、かな……」


 これは失敗したなぁ……


 茜になんとも歯切れの悪い答えを返しながら困ったなと思っていると……

 黒髪をポニーテールで縛った一つ年下の女の子は、少し考え込んだあと辺りにさっと視線を巡らせ近くに誰もいないのを確認すると、何やら真剣な表情を顔に浮かべながら……

 カウンター用の長テーブルに手をついてその細い身体を乗り出すように俺へと顔を近づけると、ひそひそと囁いた。


「じゃあそれでいいです。足りない分は私が出しますから」


 いや、でもそれは流石に……ねぇ……?

 なんて渋る俺に、茜はもう二言言葉を重ねた。


「あ、勘違いしないで下さいね? また今度、先輩には何か奢って貰いますから」


 ああ、なるほど……

 茜が茶目っ気たっぷりな笑顔でそう言うので、ここで引くのも意気地がないよなぁ……なんて思ってしまう。


「そっか、それならお願い。奢る以外でも、俺が出来る事なら何でも力になってあげるからさ」

「あ、言いましね、先輩……。その言葉、忘れちゃダメですよ……?」

「大丈夫、忘れないって……」


 そんな形でこの話は決着し、茜は近づけていた顔をようやく離した所で……


「あ、渚紗ちゃん……」


 こっちを見つめながらテントの端で立ち尽くす渚紗に、俺は今ようやく気がついた。

 渚紗の横には、なんかほんわかとした雰囲気を全面に纏うおっとり系の女の子。

多分、渚紗や茜と同じクラスの子なんだろう。

 俺の様子に気がついた茜も、チュロスを特製の紙に包み終えるとその視線を辿って渚紗の方へと振り返った。


「あ、真実(まみ)ちゃん、やっと来た……! もう、また迷子になってたの……?」

「ま、迷子じゃないですよー。場所忘れちゃっただけだもん……」

「もう……」


 茜はやれやれとみたいな感じでため息を漏らす。

 真実と呼ばれたその女の子はきっと、さっき茜が言っていた今の時間帯の本当のシフトの人ではないだろうか。

 迷子といい、そののんびりした口調といい、素で天然を行く感じの子なのかな……?


「渚紗ちゃんも、ありがとね……ってあれ? どうしたの渚紗ちゃん……?」

「別に……」


 見るからに不機嫌そうな渚紗は茜の言葉に若干顔を背けると、視線を俺の方へと向けてきた。


 先輩、手が早いですね……


 なんて言いたそうな恐い目で渚紗がこちらを見てくるもんだから、それは誤解だと言おうと口を開きかけたんだけど……

 渚紗は俺に弁解の暇を与えるより先にくるりとスカートを翻しながら回ると、俺達の方に背を向け、歩き去ろうとした。

 すると……

 茜が渚紗を逃すまいと一気に近づいて、後ろから渚紗の胸の方に手を回すようにして抱きついた。


「ひゃんっ……! ちょ、ちょっと茜ちゃん……!」

「ふふ、渚紗ちゃんは妬いてるのかな……? 相変わらず可愛いなぁ、もう」

「ち、違うから……って、ひゃっ……! 変なとこ触っちゃだめ……! んっ……!」

「じゃあ渚紗ちゃん、ちゃんとお話聞いてくれる……?」

「き、聞くからもう許し……て……よ……んっ。シュ、シュウ先輩も見てるんだから……!」

「えー、そんな事言わないの。東先輩だってきっと喜んでるって、ほら……ね……?」


 茜は渚紗を弄りながら俺の方を見るように促す。


 ほんのりと赤く染まった頬に、潤んだ綺麗な瞳。

 気崩れた制服に、刹那そうな甘い吐息。

 そんな色っぽい感じで渚紗が俺を見つめてくるもんだから、俺はなんとなく目のやり場に困る。

 というか、茜がまさかこんな子だとは思ってなかった。


 何が、ね……? だよ、まったく……

 確かに可愛いのは認めるけどさ……


「茜ちゃん……そろそろ許してあげてもいいんじゃないかな……?

 ここじゃ他の人にも見られちゃうし……」


 これは流石にまずい。そう思った俺は、不本意ながらも渚紗に助け舟を出してあげる。

 今の所はまだ、近くに客はいないけど……

 暗に、こんな所ではモラルに反するよと言おうとしたのだけど……


「良かったね、渚紗ちゃん。先輩もそう言ってくれて」

「シュウ先輩……?」


 あれ、なんか変な方向に勘違いされたような……?

 と思ったけれど、茜と渚紗はどんどん先へと進んでいく。


「それじゃあ渚紗ちゃん、今度逃げ出そうとしたら……」


 そう言って茜は抱きついたまま、渚紗の耳元で何やら囁いた。

 途端、渚紗はその可愛い顔を更に赤くすると……


「なっ……! 茜ちゃん、ホントにそれはだめだからね……!」


 そうして渚紗は、茜に懇願するかのように叫ぶのだった。



 ◇


 

「先輩も一緒に周りませんか……?」


 あの後の俺の行動は、茜のそんな一言で決まった。

 当然のように俺は何の予定もなかったし、強いて挙げるとすれば、多分まだ怒ってるだろう紅美に近づかない事ぐらいだったので茜のそれを断る理由はなかった。

 それに、茜の口調はどこか有無を言わさない迫力があったし。


 俺じゃなくても他の友達がいるよね……?

 そう尋ねると、

 みんな忙しいから大丈夫です……!

 と言ってテントを真実と他二人のクラスメートに任せると、俺と渚紗を伴って文化系部活のテントを周りだしたのだ。


 そんな感じで、今俺達三人は手芸部のテントの中。

 茜ちゃんは友達を見つけたのか、女の子三人に囲まれて楽しそうに話をしている。

 残された俺達二人はテントの片隅で、テーブルに展示された小さくて可愛い兎のぬいぐるみを眺めながら、ぽつりぽつりと話をしていた。


「シュウ先輩、なんかすみません……」


 隣に立つ渚紗は、本当にすまなさそうな感じの口調で言った。


「いや、渚紗ちゃんも大変だね。

 まさか茜ちゃんがあんな性格だったなんて、ちょっと意外だなぁ……

 まあでも、茜ちゃんみたいに明るくて素直な子、あんまいないしね……」


 さっきまで渚紗を(もてあそ)んでいた女の子を思い返しながら、素直な感想をしみじみと口にした。


「そう、ですね……。こんな私でも普通に友達が出来るなんて、こっちに来るまで思ってなかったですし……」

「…………」


 その含みのある意味深な言葉に、俺は視線を横に立つ渚紗へと転じた。

 細い手を後ろに回して手を繋ぎなぐ渚紗は、つらい過去を思い出しているのかどこか悲しげな表情をその綺麗な顔に浮かべ、机の上に飾られた小さなぬいぐるみ達をただぼんやりと見つめていた。


 天幕に遮られなかった僅かな光りが、足元を照らす。

 布一つ隔てた俺の後ろを数人の生徒が通り、おしゃべりの余韻を残す。


「シュウ先輩……」


 渚紗は身体を俺の方へ傾けた。

耳元から垂れる茶色の髪を耳に掛けると、下から覗き込むようにして言葉を紡ぐ。


「先輩は、あの時言いましたよね……

 私は天才じゃないって……」


 まるで俺の中に眠るその真意を探るように、その綺麗な茶色の瞳は俺の視線を捕らえて離さなかった。


「うん……」


 俺は唐突に切り出した渚紗の意図を掴めないまま、相槌を打つ。

 渚紗のその真剣な目には不思議な力が篭っていて、その話題をはぐらかす事なんて到底出来そうになかった。


 確かに俺はあの時、君は天才じゃない、と口にした。

 けどあれは正直、思わず口をついて出てきてしまった、俺の自分勝手なエゴを投影しただけの言葉だったのだ。


 努力しても必ずしも報われるとは限らない事を、俺は知っている。

 世の中、全ての人間が平等に創られていない事も、小学校に上がる前からもう理解していた。


 でも……

 今俺の目の前にいる少女はきっと、俺のような出来損ないじゃない。

 少なくとも、俺のように世界から見捨てられた存在なんかでもない。

 あの屋上で渚紗が創り出していた綺麗な雪こそ、その確固たる証拠。


 小さな事、些細な制御を疎かにしないで一つ一つを確実に極めて行けば、渚紗ならそう遠くない未来、世界でも屈指の氷術使いに成れるだろう。

 俺はあの時、確信にも似た何かを得ていた。

でも、それはきっと俺の勘違いではなく、その道の事をよく知っている者があの時の彼女を見れば、誰もが感じる事だったように思う。


 そう、それなのに──。

 それなのに、渚紗はそれをしようとせず、何も考えずにラグナを垂れ流し、効率の悪い──否、無駄な鍛錬に大切な時間を費やしていたのだ。

 勿論、それはあくまで俺の個人的な考え方であって、渚紗に押し付ける気なんてなかった。


 それでも……

 渚紗の背中に見えた焦りが、俺にもどかしさを感じさせたのだ。

 そしてそれと同時に、その輝かしい才能が羨ましくもあったのだと俺はその後少し経ってから気がついた。


 菫の才能は目の敵にしているくせに渚紗のそれにはそう感じるなんて、我ながら矛盾しているなと思う。

 でも、片や俺を散々壊し、絶望を与えてくれた人間である一方、渚紗はまだ知り合って間もない女の子で、そして多分恐らく、あの(・・)冬鏡の忌み子なのだろうから仕方がないのかもしれない。


 自分の胸に手を置いて考えてみれば、これがきっと、あの時あんな言葉を渚紗に投げかけた理由なんだろう。

 まあでも、渚紗の気持ちを考えずに赤の他人の俺があんな事を言ったのだから、絶対良くは思っていないはず……と思っていた。

 でも渚紗は……


「あんな事言われたの生まれて初めてで……」


 そんな前置きを挟みひと呼吸を置くと、言葉を続けた。


「冬鏡の本家にいた頃は、私がどんなに頑張っても誰もそれを認めてくれなかったんです。

 お前なら当たり前だ、天才として造られたのだから当然だ……って良く言わていたんです。

 だから先輩がそう言ってくれて、私とっても楽になれたんだです。やっと、ここはあの嫌な場所じゃないんだって気付けたんです。

 だからその、ちょっと変かもしれませんけど……

 ありがとうございます、シュウ先輩……」


 だから、渚紗がそんな事を言ったので俺は本当に驚いた。

 だって、解釈次第では馬鹿にしていると思われても仕方がない事を言ったのだ。罵倒を浴びせられる事はあれど、まさか感謝されるなんて思ってもいなかった。


「天才じゃないって言われて楽になるなんて、他の人には絶対聞かせられませんけどね……」

「そうだね……」


 ふふっと面白そうに笑いながらそう付け加える渚紗の言葉が、氷のように固まっていた俺をゆっくりと溶かしていった。

 それでもまだいろんな事が頭の中を飛び交っていて、到底頭の整理が追いていない。

 するとそんな渚紗が寂しそうな、でも、どこか吹っ切れた感じの微笑みを俺に向けた。


「ごめんさない、シュウ先輩。こんな暗い話なんかしちゃって……

 ちょうど茜ちゃんの方も終わったみたいですし、行きましょ、シュウ先輩……!」



 ◇



 再び模擬店やテントの立ち並ぶ通りに戻ってきた俺達は、話をしながらさっきまでと同じように色々と物色をしていた。


「茜ちゃん、この後なんかあるの……?」


 茜が(しき)りに……という訳ではないけれど、左腕につけたデジタル時計を何度か確認していたので、ちょっと気になった俺はなんとなく尋ねてみた。

 すると当たりだったのか、ちょっと申し訳なさそうな感じの表情をした。


「その、もう少ししたら部活の仕事があるんです。校門前で受付を……」

「受付かぁ、それは大変だね……。それも今からだと……」


 今の時間帯はまだそれほどではないと思うが、茜が担当する時間はきっと昼を跨ぐことになる。開始時刻と昼食時はどうしたって来場者は増えるものだから……

 まあ頑張れ。

 斜め前を歩く渚紗の横にいる、健康的な感じに日焼けをした陸上部の女の子にそう声を掛けようとした時……


「茜……!」


 後ろの方から、茜ちゃんを呼ぶ男子の声が。

 振り向けば、通りを歩くまばら人影の奥から、見たことのある……というより、同じクラスの男子生徒がこちらに走って来ていた。

 真っ黒とまでは行かなくても一目で運動部だと分かる良く焼けた褐色の肌。身長は俺より高いし、顔も普通にイケメン、ウルフカットのように切り揃えた髪型もしっかり決まっている。


 奴の名前は井伊谷(いいのや) (あきら)

 俺と同じクラスで、陸上部の短距離をやっているらしい。そして一応、こいつもこの前覚醒した能力者(ラグナス)だ。

 体力が有り余ってるのか、井伊谷の身体を覆う透明なラグナも湯気のように勢いよく立ち上っていた。


 いや、多分ラグナをまだ制御しきれていないだけか……


「晁先輩、早いですね」

「それを言うなら茜だって。それよりも、なんで東と……?」


 井伊谷は茜のすぐ近く来ると、その後ろにいる俺をどっかのチンピラと思われても仕方がないような感じで睨む。


「委員会の仕事で偶然一緒になっただけですよ、先輩。それよりも、そろそろ行かないと先生に怒られちゃいますよ……?」

「そうだな。じゃあ行くか」


 井伊谷はそう言って俺をもうひと睨みした後、校門の方へと歩き出す。


「それじゃあね、渚紗ちゃん。それと東先輩も」

「うん、頑張ってね、茜ちゃん……!」


 渚紗の激励に顔を綻ばせると正面からばっと抱きつく。

 恥ずかしそうに身体を攀じる渚紗の耳元で、茜は何やら囁いた後すぐに抱擁を解くと、俺にも頭を下げて井伊谷の後を追いかけて行った。

 茜が去っていった方向を暫く眺めていたが、隣に立つ渚紗はまだ微かに頬を赤く染めながらも不思議そうに言った。


「先輩、なんか睨まれてませんでした……?」

「そうだね……。でもあの感じだとあの二人ってもしかして……?」

「茜ちゃんとあの先輩、中学校の頃から付き合ってるみたいです。もう二年になるとかこの前茜ちゃんが言ってましたし……」

「やっぱりかぁ……」


 茜ちゃんって、なんか色々と凄いよなぁ……

 と、俺は何度目か分からない事を考えるのだった。


日常の話は、ここで終わりです。

やっと、物語が動き始めます。

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