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第六十九話 策とも呼べぬ

第六十九話 策とも呼べぬ




 基本的に兵士とは領民であり、領民とは領主の財産である。


 だからこそ、よほどのアホか、なんらかの理由で追い詰められた状況でもない限り、貴族も無駄に自分の領民を死なせる選択はとらない。


 故に、ホーロス王国の行動を予測できる者などいなかった。いたとしても、そんなことは有り得ないと軍議で一蹴されていただろう。



 奴らは───ホーロスは、自軍全体を薬で狂わせたのだ。



 腐っているどうこうではない。倫理と道理、その両方が破綻している。


「若様、お願いします!」


「っ!」


 一瞬呆気にとられるも、ケネスに背中を叩かれて再起動する。


 まずは距離だ。両軍はたった200メートルしか離れていない。このままでは、家臣達に余計な被害が出る。この後もあるのだ、乱戦だけは避けねば……!


剣を振りかぶりながら、大きく前へ出た。


 互いの武器がぶつかるのも厭わない全力疾走をしてくる王国軍。その眼前へと立ちふさがる。


「ぬぅぅん!」


 粗末な鎧を身に着けた敵兵達を、一太刀にて5人纏めて胴を泣き別れさせた。血飛沫が舞い肉片が降り注ぐ中、後続は構わず進んでくる。


 それも、笑いながら。


「ケネス、グリンダ!土壁を生成!薄くても良い!」


「承知!」


「あ、ぅ……」


「グリンダ!返事!」


「は、はい!」


 今は彼女のメンタルをフォローする暇がない。兎に角、仕事に集中させる。壁を作れば、奴らの姿を見ずに済むはずだ。


 返す刀で次に間合いへ入った者達を両断し、更に前へ踏み込む。


 100キロ近い重さの鎧は、それだけで凶器だ。足を地面にめり込ませ、突撃。正面にいた者達を撥ね飛ばし、続けて横回転。


 剣の軌道上にいた兵士達が、纏めて薙ぎ払われる。


 首を失った者、胴が引き裂かれた者は動きを止めた。だが、間合いの端にいた者達は腕や目が潰れただけ。それでも普通の人間なら怯むものだが。


「アハハハハハ!」


「安っぽいホラーじゃあるまいし……!」


 笑いながら剣を振り回す兵士の顔面を殴り飛ばし、振り向きざまに背後から組み付きにきた者を切り捨てる。


 怯まない。止まらない。奴らはまるで丁度いい枝を見つけた子供のように、槍や剣を振り回しながら駆けまわるのだ。


 そして剣を持つ腕を切り落とそうと、今度は大好物を前にしているかのように大口を開けて噛み付きにくる。


 狂気。そうとしか言いようがない。


 立ち止まるのはまずいと、ひたすらに足を動かす。ケネス達と、ついでに左右の部隊に近づこうとする敵兵達を轢き殺し、切り捨てた。


 それを繰り返しながら、視線をクリス様がいた方へと向ける。


 当然ながら人の波で一切姿は見えない。だが、そちらの方角で王国兵らしい者達が何人も宙を舞っていた。


 徐々にそれが帝国側に近づいているあたり、親衛隊が暴れて道を作っているのだろう。シルベスタ卿が、敵兵の足を掴んで鈍器にしている姿が目に浮かぶ。


 彼女らへの救援は不要か。であれば、自分は自分の仕事をしよう。


「狼狽えるな!」


 拡声魔法だろう。ギルバート侯爵の声が、敵軍の笑い声に負けない大きさで聞こえてきた。


「敵は陣形を自ら崩した!奴らは不死身の怪物ではない!勇壮なる兵士達よ!槍で打ち据えるのだ!突くな!叩いて潰せ!帝国の貴族や騎士達よ!壁を作れ!堀を作れ!さすれば勝利は確定する!」


「おおおおおおお!」


 彼の声に呼応し、雄叫びを上げてパイク兵達が柄をしならせて敵兵達を殴りつける。


 特に、向こう傷のある者達が気炎を上げた。歴戦の兵士達にとって、今回は数こそ異常だが半狂乱となって向かってくる敵兵など見飽きた存在なのかもしれない。ケネスを始めとしたうちの古株騎士達も、最初こそ驚いたが今は淡々と呪文を唱えている。


 侯爵の言う通り、王国軍は不死身ではない。穂先でもって頭蓋を砕けば動きが止まり、肩に柄が当たれば地面に叩きつけられる。


 だが、進軍そのものは止まらない。


「アハハハ!アハハハハハハ!」


 倒れた味方を躊躇なく踏み越えるどころか、我先にと周囲を押しのけこちらへと向かってくる。


 勢いが衰えない突撃に、段々と自分の守りを突破しうちの兵士達と交戦する者もでてきた。


 ライフルで迎撃しているが、効果は薄い。腹や胸を撃たれてよろめくも、すぐに構わず向かっていく。


「槍に持ち替えろ!点ではなく線か面の攻撃を使え!」


 兵士達にそう呼びかけた直後、ケネス達の詠唱が終わったらしい。


「『土壁』!」


「つ、『土壁』!」


 ズン、と。足元が揺れる。


 地面が動いているのだ。こちら側がどんどん抉れていき、代わりに帝国軍を隠すように壁がせり上がってきた。


 騎士の魔法と呼べる範囲を超えている。グリンダが、強く魔力を籠め過ぎたらしい。ケネス達の土壁まで飲み込んで、幅100メートル近くの壁がどんどん上へと伸びていった。


「アハハ、はぁ?」


 目の前の敵がバランスを崩したのを見て、反転。地面が沈んでいく中、土壁へと跳躍した。


 一息に半分程の位置に跳び、爪先をめり込ませて再度上へと跳ぶ。


 壁の真上についた時には、高さが10メートル程になっていた。


「バカたれ!高くし過ぎだ。それと内側にスロープを作れ。味方が登れん!」


「は、はい!」


 ケネスがグリンダに怒声を上げる。顔を真っ青にした彼女が、慌てて土壁を調整し始めた。


 彼女らの近くに着地し、視線を巡らせる。


 近くの陣地でも軽い混乱が起きているが、敵兵との間に壁ができたことですぐに落ち着きを取り戻したようだ。


 予定とも常道とも違うことをしてしまったことは、後で謝りに行くとして。今は戦である。


 グリンダの壁が及んでいない場所。帝国軍の大半はまだ、壁の生成に手間取っているようだった。


 そして壁が作られた所でも、ホーロス王国軍は強引によじ登ろうとしている。堀に落ちた者達も、武器を握りしめたまま土壁に取り付いていた。


 だが、その頭を同じ王国軍兵士が踏みつける。


 堀に落ちた者達を足場に、奴らは壁を登ってこようとしているのだ。


「クロノ男爵!クリス様は無事本陣へと戻られた!」


 そうこうしていると、ギルバート侯爵の声が聞こえてくる。


「竜のブレスを見せてやれ!戦線に溝を作るのだ!」


「了解っ!」


 こちらも喉に魔力を籠めながら、大声で返す。拡声魔法なしだが、聞こえていると信じよう。


「火の洗礼をここに」


 剣をグリンダの隣の地面に突き立て、左掌に魔力を集めていく。


 一瞬で多くの血を失ったような、喪失感と倦怠感。それに耐えながら、術式を構築していく。


 魔力を集束させながら、グリンダが作ったスロープに足をかけた。


「大地を赤く塗りつぶし、天を焦がし、万物を土へと返せ」


 詠唱を続けながら、1歩、2歩と歩き、3歩目で走り出す。


「されど」


 土のスロープに足跡を刻めば、魔力の影響か土の中の水分が熱せられ蒸気が上がった。


 勢いのまま、壁の上へと跳び上がる。


「破壊と再生は定められし時、定められた場所のみで起きるものなり。その束縛のもと、うねり、のたうて」


戦場を見下ろせば、ホーロス王国軍が文字通り全軍で突撃していることがわかった。このままでは、壁の構築ができていない箇所から雪崩れ込んでくる。そうなれば乱戦となるのは避けられない。


 であれば、侯爵の言う通り『溝』を作るまで。


 掲げた左腕の先で、火球は瞬く間に膨れ上がった。それは太陽のように大地を照らし、薬に溺れたホーロスの兵士達の視線すら一瞬奪う。



「『炎蛇』」



 投げ落とされた、家すら飲み込むサイズの炎の塊。それが近づいただけで兵士達が発火し、地面に着弾すれば爆発でも起きたように周囲へと広がった。


 だが、無差別に燃やすわけにはいかない。炎が大蛇の形をとったことに、壁の上へと落下しながら安堵する。


『炎乱』の改良版。ものは試しと作ってみたが、多少なりとも指向性を持たせることができたらしい。


 まあ、ただでさえ劣悪な燃費が更に悪くなったが。魔力量には自信があったのに、既に枯渇寸前である。喉元にまで酸っぱいものが上がってきた。


 炎の大蛇が、敵軍の最前列より少し後ろを這っていく。小屋ほどの太さをもったそれは、一見怪獣にも思えた。


 通り過ぎた場所には、諸々が蒸発した湯気と、炭化した人型の何かだけが残る。


 直接触れずとも、近づいただけで王国兵達の体は燃え上がった。笑い声が消え、敵はその数を減らしていく。


 だが、苦悶の声も恐怖の声も聞こえない。


 燃えながら死んでいく者も、笑っていた。酸素が奪われ声が出ないだけで、楽しそうに笑っているのだ。


 魔力切れ寸前の感覚とは別の理由で、吐き気を覚える。


 土壁の上に降り立ち、歯を食いしばりながら視線を敵軍に向けた。


 後続が燃えてもお構いなしに突き進んでいるが、徐々に帝国軍の槍に倒れる者が増えてきた。


 炎により敵の波が途切れたことで、魔法を使う余裕が出たのだろう。遂に帝国軍を守る壁と堀が全体にできあがった。


 だが、厚さも高さもまちまち。薄すぎて矢を防ぐのが精一杯の物もある。


 こんな即席の防壁など、普通なら敵軍の魔法使いが兵士達に守られつつ突破するのだが……。


「アハハハハハハハハ!」


 哄笑を上げる者達の中には、質の良い鎧を着た者達も混ざっている。魔力量からして、貴族か騎士。少なくとも平民ではない。


 敵軍の誰も彼もが、常軌を逸している。指揮官すらいない。ただただ、前進を続けているのだ。


 こちらの常識が、通用しない。それに恐怖するが、同時に貴族すら狂わせる麻薬の存在に背筋が凍った。


 並みの貴族でも、トリカブトすら4グラム以内なら耐えられると言われている。


 毒と言っても一概に言えないとは言え、貴族すらここまで狂うとは……。


「矢を放て!壁の向こうへ降らせてやれ!槍兵!壁を登り、上から敵を突き落とすのだ!」


 ギルバート侯爵の声が聞こえてくる。


 矢の雨が敵軍へと降り注ぐが、彼らは止まらない。だが、人体の構造は変わっていない以上関節や筋肉を傷つければ動きが鈍る。


 僅かに速度が低下した状態ながら、血を流しつつ彼らは壁をよじ登ろうとした。


「この!この!」


「落ちろ!よるんじゃねぇ!」


「アハハハハハハハハ!」


 壁の上から帝国兵達が槍を突き下ろし、王国兵の頭や肩を突く。


 自分の所にも登ってきたが、傍へ駆け上がってきたケネスが槍の石突で叩き落した。


 彼が落とした王国兵は、まだ10代だったように思える。顔に2本の矢が突き刺さった状態で、笑いながら人の波に沈んでいった。


 鋭すぎる聴覚が、敵軍の中から肉の潰れる音を、骨が砕ける音を拾ってくる。


「若様。奴らに銃は効果が薄いですが、『アレ』なら十分吹き飛ばせると思います。使いますか?」


 冷静に、他の騎士や兵士達と敵兵を突き落とすケネスがそう問いかけてくる。


「……いえ。アレは王都攻めまでとっておきます。皆、引き続き槍で迎撃を。くれぐれも落下しないように気を付けてください」


「承知しました。それと、グリンダのことですが……」


「はい。声をかけた後、彼女には一旦下がってもらいます」


「そうしてください。こんなのが初陣じゃ、可哀そうだ」


 やれやれと、ケネスはため息をついて再び敵兵を突き落としていく。


 彼に小さく頷いてから、スロープを下ってグリンダの所に。地面に手を突いた、壁を作り出した時の姿勢のままの彼女の隣に、片膝をつく。


「グリンダ」


「っ……!」


 びくり、と。彼女の肩が跳ねる。


 兜もつけておらず、恐る恐るといった様子でこちらを向いた。


『わ、私、私は、こんな、でも、だって……!』


『落ち着いて』


 日本語で喋り出す彼女の耳元に顔をよせ、小声で話しかける。


 不幸中の幸いか、この戦場は敵の笑い声と味方の怒声で数メートル離れたら普通の声なんて聞こえない。そのまま、日本語で続ける。


『貴女は十分に役目を果たしました。この壁と堀のおかげで、たくさんの命が救われます』


『で、でも、それで、人が』


『命令したのは僕です。貴女はただそれに従っただけだ。貴女の罪は、僕の罪です。いいえ、そもそもこれは罪ではない。この状況はもはや、善悪を語れることなど何もない』


 語れることなど、それこそ帝国と王国、どちらの方が狂っているか程度だ。戦場に事の善悪など、あるわけがない。


 だから。


『貴女は悪くない。少し、休んでください。その後、兵士達の治療を。グリンダ。貴女は、人を救うことだけを考えて』


「……ごめん」


 少しだけ冷静さを取り戻したのか、彼女がこの世界の言語で呟く。


「ごめん……私、最低だ……こんな、どうして」


「良いんです。貴女は立派ですよ」


「違う……私は、君が背負うって言ってくれて。私じゃなく、クロノ君が悪いって言ってくれて。それで、安心して……!」


「もう1度言います。良いんですよ、それで。指揮官というものは、責任を取る為にいるのです」


 傍に落ちていた兜をグリンダに被せた後、肩を貸し左手で腰を支え立ち上がる。


 右手で突き立てていた剣をとり、視線を部隊の後方に向けた。


「一旦、ハーフトラックの中に。戦場の声が聞こえない所で、魔力の───」


「伝令!伝令!」


 突然、そう叫ぶ騎士が馬に乗ってやってきた。


 あの紋章は……たしか、グランドフリート家の。


「クロノ男爵!火急の知らせにつき、馬上から失礼いたします!」


「聞きましょう。どうしました」


「グランドフリート侯爵から、クリス様の名の下に、後方の部隊の護衛に回ってほしいと!『黒蛆』が迫っている可能性があるとおっしゃっていました!」


「『黒蛆』が……」


 なるほど。確かに正面で派手に戦って、側面や背後を突くのは定石。左右の丘を友軍が抑えているとは言え、少数精鋭なら潜り込むのは不可能ではない。そもそも、ここは国境の向こう側。相手のホームである。


 奇策とも呼べない外道な行いをしたとは言え、相手が常道を使わないとは限らない。


 だが……。


「行ってください、若様。私は、ここで大丈夫です」


「……わかりました」


 グリンダから離れ、互いに頷く。


「侯爵に承知しましたと、お伝えください。これより後方部隊の護衛に回ります」


「はっ!」


「ケネス!」


 伝令が走っていくのを横目に、壁の上へと呼びかける。


「ここの指揮を任せます!僕は後方部隊の護衛に回ります!グリンダはここで待機!後で何人か、銃持ちを後方に送ってください!」


「わかりましたぁ!」


 半分怒鳴り声じみた返事が聞こえる。どうやら、あちらもあまり余裕がないらしい。


「グリンダ。くれぐれも、無理はしないで」


「はい。若様こそ、お気をつけて」


 そう告げて、走り出す。


 既に壁の内側には負傷者が出始めており、座り込み傷を押さえる彼らの間を駆け抜けた。


 地面を踏みしめる度に、恐れを、怒りを、()()を置き去りにしていく。


 身勝手な話だ。自分は、グリンダが戦場で嬉々として敵を燃やす姿を見ずに済んで、安心している。


 大事な戦だからと、貴重な戦力だからと、ついてくるように命令しておいて。これは、彼女にもケネス達家臣にも失礼極まりない。人としても、跡取りとしても失格だ。


 だがその後悔と罪悪感も、今は置いていく。


 思考を、可能な限りクリアに。自分がやるべきは、敵のやりたいことを徹底的に叩き潰すことのみ。


 敵軍の貴族達は、はたして自ら薬物を摂取したのか。有り得ない話ではないが、あれだけの人数が一斉に狂うとは思えない。そもそも、昨日まではある程度きちんとした進軍ができていたのだ。普段からここまでの状態にはなっていないはず。


 であれば……。


 向かう先を、後方部隊でもある1点に絞る。


 予想が外れたのなら、その時考えれば良い。


 今、『薬を仕込まれた場合』最も怖い場所。飲み水や食料の置いてある場所へと、全力で足を動かした。





読んでいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
10mの壁いっそそのまま前に倒せばと思ったけどここだけ歪になるし意図してやったわけじゃないグリンダには荷が重すぎるな 貴族やられてるけどラりってるから魔法使えず指揮もできず逆に弱体化してますよねぇ薬…
>狂気。そうとしか言いようがない。 どういう心算かは知らんけど丸ごと使い潰すつもりなんだろうな。 >侯爵の言う通り、王国軍は不死身ではない。 アンデッドの群れとかじゃないだけマシって感じか。 元々は…
封神演義、読んだことあります? 藤◯版のマンガの方です。 あれ洗脳的な能力持った敵が居まして。 決戦で老若男女総動員した結果、敵兵50万。 そこまで行かなくてむしろ良かったなーと。
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