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第五話 10歳から11歳に。転生者達

第五話 10歳から11歳に。転生者達





 騒然とする城壁近く。少し行けば市場も開いている様な場所で、あわや刃傷沙汰の空気となっていた。


 この地は別の貴族の領都ゆえ、まだ剣は抜いていないが、父上の後ろ姿は完全に『スイッチが入っている』状態である。


 この世界に生まれて10年。その間に、父上が稽古を行う姿を何度か見た事があった。


 そのどれとも違う。1度転生した影響か───濃密な『死の気配』とでも呼ぶべきものが放たれていた。


「あ、あの、私は」


「黙れ。お前は今すぐ今きた道を戻れ。そうすればこちらも何もしない」


「……その、私、奴隷にされそうで」


「知らん。帰れ」



『奴隷』



 前世の日本では創作か、あるいは世界史の授業や番組でしか聞かない言葉。しかしそれが、この世界では普通に使われている。


 戦争で負けた国の民や罪人。飢饉で口減らしする必要がある村や、シンプルに借金で首が回らなくなった者もいるとか。


 帝国の発展には、そういった存在が関わっている。戦争で勝っては、敗戦国の人間を奴隷として捕まえ、売買してきたのだ。


 その事を、自分にとやかく言う資格ないのかもしれない。


 なにせストラトス家はこれから、伯爵から『奴隷の購入』をする予定なのだから。


 港の完成。水の確保。農作物の収穫量増加。そして火薬の研究。それらに対し、うちの領民だけでは足りない。


 足りないのなら、買ってくればいいだけ。父上はそう考えた。収穫量増加と磁器やガラスにより、金の目途は有る。多少散財しても問題ないそうだ。


 前世の価値観としては唾棄すべき思考であるが、今生の事を考えれば否定してはいけない。


 だが……。


「父上」


 意を決っして、馬車から降りる。


 瞬間、刃の様に鋭い声が響いた。


「待っていろと言ったはずだ。ストラトス家当主としての命令する。馬車にいなさい」


 その言葉を聞いてうちの騎士達が自分に近づいてくるが、抱えられる前にもう1歩前へ出て父上の左腕を掴んだ。


「父上。その子供が奴隷になるというのなら、うちで購入する事はできないでしょうか?」


「許可できない。平民でこの魔力量は異常だ。なにか」


「僕と父上の、2人だけの秘密に関わる事です」


 ぴくり、と。父上の肩が僅かに跳ねる。


 2人だけの秘密。それは、『転生』の事。


 どういう状況かと混乱している少女に視線を向け、ゆっくりと口を動かした。


『東京タワー』


『……っ!?』


 声自体は小声だったので、たぶん聞こえていない。だが、たぶん『東京』って単語は薄っすら届いたと思う。


 唖然としてこちらを見つめたままの少女と、自分を父上が見比べた後。


「はぁ……んも~!しょうがないなぁ、クロノはぁ」


 そう言って、父上が剣の柄から手を離す。それが合図となって、騎士達や門番達の緊張も解けた。


 空気が弛緩し、周囲にざわざわと音が戻ってくる。


「そこの男。この娘は奴隷で、売り物なんだな?」


「へ、へえ!銅貨3枚です!」


「よし。じゃあこれで良いな」


 父上が護衛についてきていたケネスに目配せすると、彼は財布から銅貨3枚を取り出し男に渡した。


 貴族は基本的に、お付きの騎士や使用人に財布を預けている。つまり、父上の自腹だ。


「ありがとうございます、父上」


「まったく。あの娘と2人きりには暫くさせないからな?まだ、どこかの貴族や商人が送り出した暗殺者って線も消えていないんだから」


「はい」


 こちらの頭をガシガシと撫でる父上に、もう1度礼をする。


 そして、少女の方に視線を向けた。


「こっちに。一緒の馬車へ」


「は、はい!」


 慌てて馬車に駆けてきた少女に、父上や騎士が頬を引きつらせる。何なら、銅貨を受け取った男も唖然としていた。


「お前……貴族の馬車に……」


「いや、流石に1人で行動させるのも……目の届く範囲にいた方が良いですし」


 こちらの言葉に、父上が目元を覆う。


 自分がかなりの横紙破りを連発している自覚はあるが、あいにくと冷静な思考ができそうもない。


 この世界に、自分以外の転生者が……それも日本人がいた。


 その事実に、興奮と不安を隠せそうにない。相手も同じ様で、馬車に乗るなり日本語でこちらにまくし立ててくる。


『君!君も転生者なのか?いや、転生者ですか?私は会社帰りに居酒屋へ寄って、その後は記憶が曖昧なんだが、たしか横断歩道で』


『落ち着いて。落ち着いてください』


 自分以上に冷静ではない少女に、両手を前に出して冷静になるよう促す。


 こちらも未だ胸の高鳴りは治まっていないが、少女の目を見てゆっくりと口を動かした。何年も使っていなかったから、発音を間違えてしまいそうである。


『時間はあります。お互いに情報交換しましょう。それと、申し訳ありません。状況的に仕方なかったとは言え、貴女を奴隷として購入する事になってしまった』


『あ、ああ。それは構わないが……いや、構うけども。人権とか、ないよな……この世界。一応言っておくが、私は男だからね?いや、君を疑うわけではないんだけど』


『……はい?』


 思わず、少女の体を頭の天辺から爪先まで視線を動かす。


 栄養失調なのか、手足こそガリガリだが……それでも僅かに見て取れる丸みから、女性に見えた。


『いや、今生の性別は女性ではあるんだ。中身が40超えたおじさんってだけで。一応、先に言っておこうかと』


『……そう、なんですね』


 何と返して良いかわからず、曖昧な笑みを浮かべておく。


 TS転生って、実在するんだ……。



*     *     *



 その後、伯爵の屋敷に到着。少女……少女?は一旦ケネスに預け、自分は父上と共に伯爵家の人達へと挨拶に行った。


 もっとも、メインで喋るのは父上である。この世界、当主同士の会話に許可なくそれ以外の者が口をはさむ事は出来ないのだ。


 暗記してきた挨拶を言ったら、あとはお行儀よく座っているだけ。偶に声をかけられたら、笑顔で丁寧に答えるぐらいである。


 というか、そもそも10歳で働き始める子供が多いとは言え、10歳児に家同士の話し合いで期待する事などない。


 もっとも、将来は今父上がやっている事もやらないといけないので、気合を入れて見学する必要はあるが。


 そんなこんなで、挨拶と商品の売り込み……正確には、『伯爵お抱えの商人とかと結構大きな取引するけど、別に何かやらかそうってわけじゃないよ。そっちに優先して商品だすよ』。という話し合いは恙なく終わった。


 城門近くの騒動に関しては、『無礼にも貴族の馬車へ平民が近づいたので、寄らば斬ると警告しただけ』であり、気にする事ではないらしい。


 むしろ、その場で切り殺さなかった事を伯爵は意外に思っている様だった。この世界、マジで平民に人権とかない。貴族に無礼を働いたらその場で殺されて当たり前。場合によっては一家全員皆殺しである。


 うん。前世の価値観が『正気か?』って言ってくるが、口と態度には出さないでおこう。


 何はともあれ、用は済んだ。が、それだけで『じゃあ帰ります』が出来ないのが貴族の付き合いである。


 背中がぞわぞわする様な美辞麗句を言い合ってから今日の宿へと通され、夜は再び伯爵の屋敷へ赴きパーティーに参加。


 そこでもひたすら行儀よく、人当たりの良い笑みを浮かべ続ける。やばい。顔の筋肉つりそう。


 なお、伯爵から『君ん所の子供、婚約とか興味ないの?紹介しようか?』という質問に対し、父上が笑顔でのらりくらりと受け流し続けたのは言うまでもない。


 それより、伯爵領で終わりではなくこの後も挨拶回りは続くってマジ?



*     *     *



『同じ転生者なのに格差えぐくない?』


『まあ、人生そんなもんとしか……』


 という、優雅ながら面倒くさい挨拶回りを終え、領地に帰って来たのは出発から3週間後の事であった。


 これでも最低限の人数だというのだから、洒落にならない。他の周辺貴族には、手紙を送っておいた。


 その辺の愚痴を頭に浮かべていくと切りがないので、意識を正面の人物へと戻す。


 初対面の時とは違い、肩あたりまである艶やかな栗色の髪。黄金の様な輝きの、ぱっちりと大きな瞳。


 幼いながらも整った顔立ちで、僅か3週間の生活だけでガリガリだった体がきちんと少女らしい丸みを帯びている。


 そして胸元も綺麗な丸みを作っていた。発育がすごい。これが10歳の体か……?


『まあ、君に言っても仕方ないよね。こればっかりは、運だと割り切ろう』


 己を納得させるように頷くこの人物の名は、『グリンダ』。


 前世の名前はお互いに教え合ったが、混乱しそうなので今生の名前で呼んでいる。


 教会で孤児として育ち、10歳になったのを機に奴隷として売り出されそうになったと、愚痴交じりに言っていた。


 そんなグリンダであるが、現在。


『なにより。こうして君に拾われ、騎士様の養子になれただけ私は幸運だ』


 ケネスの養女として、騎士の家に迎えられていた。


 いかに魔法の才能があるからと言って、奴隷が騎士の養子になるという珍事が起きたかと言えば……とある誤解が、家臣達の中で広まっているからである。


『それより、本当?ケネスさん達が私をクロノの婚約者にしたがっているって』


『たぶん。はい』


 あの時同行した騎士達が、『若様がグリンダという奴隷の少女に一目惚れした』と勘違いしたのが原因である。


 だが、この誤解もしょうがない事かもしれない。


 自分は異世界で日本人に出会えた喜びから、出来るだけ彼女?……面倒なのであえて『彼女』と呼ぼう。彼女と共にいたし、グリンダも同じだった。


 そして、きちんと髪を整えて体も洗った彼女が美人さんだったのも影響している。


 父上の命令すら無視し、庇いだてした相手。しかも磨けば光る美少女で、同い年。あげく、可能な限り一緒にいる。そして、今もこうして2人で同じ部屋で過ごしているのだ。廊下に、万一に備えて騎士が立っているとは言え。


 これは、勘違いされても仕方がない。


『まあ、身分とか血筋とかあるので。そう簡単に結婚しろって事にはならないと思いますよ。父上の事もあるし』


『それなら良いけれど。私も、精神が男のままだからね』


 現状、家臣達の大半はグリンダを自分の嫁……は無理でも、内縁の妻的なものにしようとしている。


 ケネスが領地に帰ってすぐ、事情を聞いたらしいアレックスが全力で家臣達に情報共有。お家の存続の為、父上の説得に動いている様だ。


 まあ、それで納得するようなら姉上はとっくに結婚できている。20歳になった姉上は、未だに婚約話すらない状態だ。


 ……最近、姉上の部屋から刃を研ぐ音が聞こえるが気のせいだと思いたい。


『結婚とか出産以外なら、拾われた恩は返すよ。私の知識で、いわゆる知識チートとやらが出来るかわからないけどね』


『いえいえ。期待していますよ、グリンダさん』


『と言っても、前世は普通のサラリーマンだから。工場に営業へ回っていた経験が活かせたらいいけど』


 ……彼女を購入するよう進言したのは、同郷意識が大きい。


 だがそれだけではなかった。この知識を、脳みそを、他所に持って行かれるのが怖かったのである。


 あの段階でこの人がどういった知識を持っているか不明であったが、だからこそ怖かった。


 万が一グリンダが自分の知らぬ所で大成し、権力を得たら。その知識と魔力を活かし、ストラトス家以上に他所の土地を繁栄させるかもしれない。そうなった時協力関係を築ければ良いが、もしも敵対したら……。


 あの場で殺してしまった方が、楽だっただろう。だが、即断でそんな事を決められるほど、この世界に染まってはいない。だったら、いっそ身内に引き入れた方が良いと考えた。


 結婚とかは別として、ストラトス家の人間にはなってもらう予定である。


 それこそ、今後の活躍次第では騎士に任命するとか、あるいは将来領地が増えるなんて事があったら、そこを任せるとかも……。


 今からそう考えてしまうだけの価値が、恐らく彼女にはある。もしも知識チートが出来なくとも、この魔力量は人間重機として魅力的だ。


『と、そろそろ午後の座学の時間です』


『ああ、私もアーリーさんの所へ行かないと』


 そう言うグリンダの格好は、メイド服であった。


 クラシカルなロングスカート姿で、フリルのついたカチューシャを頭に付け直す。彼女は現在、アレックスの奥さんであるアーリーの下で働いていた。騎士の養女とは言え、奴隷としてうちに来た以上はとりあえずの『立場』が必要である。


 なお、このメイド服を考案したのは勇者アーサーらしい。彼は他にも現代的な女性用下着や、バニーガール。シスター服。その他諸々作り出している。13人の妻だけでなく、色んな女性に着せていたのだとか。


 うーん、この俗人。いや気持ちはわかるけども。


「じゃあ、また夜に……じゃない。また夜にお会いしましょう。若様」


「はい。……うん。わかったよ、グリンダ」


 言葉遣いを、今生の身分に合わせる。前世の年齢は、彼女の方が年上であるのだが。


 部屋を出てすぐの所に、凄く良い笑顔の騎士が立っている。


 中の会話までは聞こえていないだろうが、彼らにとっては『2人きりで長い時間同じ部屋にいる』だけでも重要らしい。10歳同士とは言え、貴族の嫡男と同い年の少女が。


 ……将来の布石にする気満々である。



*     *     *



 それから1年後。


 屋敷の裏庭にて、地面に差した丸太の的へ『炎弾』がぶつかり黒焦げにした。


 中々の威力である。貴族の一撃と言って差し支えない火力を出したのは、元奴隷で現メイド。そして将来騎士になるかもしれない元男性で現美少女だ。


 情報過多気味なグリンダが、真剣な顔で他の3種の基礎魔法を的へ放っていく。


 それを見ながら、ケネスは目元の涙をハンカチで拭った。


「うう……下手に血筋のしがらみがなく、外に出しても恥ずかしくない容姿と礼儀作法をもつ娘で、しかも並の貴族を上回る魔法の才能……こんな子を若様と出会わせてくれて、ありがとうございます……!主よ……!若様の一目惚れなら、お館様もきっと……!」


 将来への布石通り越して、ゴリ押しで関係もたせる気満々であった。


 なお、元奴隷である事は気にしていない。そんな経歴はなかった事になっているし、そもそも。



 現在、うちの領地では『奴隷が自分自身を買い戻す』のが普通になり始めているので。








読んでいただきありがとうございます。

感想、評価、ブックマーク。励みになっております。どうか今後ともよろしくお願いいたします。


Q.ローマンコンクリートって、そんな普通のコンクリートみたいに運用できたっけ?港を塗り固めるとか、無理じゃない?

A.はい。なので、正確には『塗り固めた』わけではなかったりします。結論のみ言うと、『石材代わりにした』というのが近いですね。より正確に言うと、接着剤にも使いましたが。

 本編ではクロノ視点で進んでいるのと、あんまり描写すると長くなってしまうので端折りましたが、だいたい以下の感じで港は作られました。

 文字数多いし本筋には関係ないので、興味ない方は読み飛ばしてくださって大丈夫です。もしかしたら、本編中でももの凄く大雑把に出すかもしれませんし。



 あの港は、ローマンコンクリートで塗り固めたのではなく、『敷き詰めた』のです。


●比較的浅瀬と面しており、後々道路とも繋げられるちょうどいい場所を祖父の代から頑張って探し、同じく祖父の代から魔法で頑張って整地。邪魔な木は魔物や獣を警戒しつつ引っこ抜き、地面を平らにし、固めていく。流石にきちんと層をあれこれは無理。

●そうして固めた所へでっかくて分厚い木の枠と、材料を持ち込む。あとは現地で手に入れた海水を使い、混ぜる。何人もの男達が踏み台に乗り、ひたすら上から棒で混ぜる。石などの骨材も上から入れる。

●そして固まるまで放置。その間、別の場所でもコンクリートの用意。

●固まったら木枠を剥がし、作ったコンクリートのでかい板と1面が繋がる様に木枠を配置。くっつけた状態で同じ様にコンクリートのでかい板を作る。なお、木枠の内側には砂を塗ったり薄い紙を貼っておくなどしてコンクリとくっつかない様に工夫。それでもくっついちゃったら、別のを持ってくる。

●そうして、コンクリートのでかい板を石畳みたいに敷き詰めた。

●肝心の海に直接面した所には、比較的近くで作った独立したコンクリートのでかい板を押し出し、海に落とす。そして土や石、コンクリート片も落とす。

●ある程度埋め立てて、更にコンクリートのでかい板を落とし壁に。隙間に材料を流し込んで、混ぜて更にコンクリートに。

●また、テトラポット擬きを男達や騎士達が転がし、海に投下。埋め立てた場所に並べ、荒波を軽減。

●障害物で波を弱めながら一部だけ引っ込む様に作り、そこを船着き場にして大枠は完成。


という流れです。作中世界では画期的なものでも、現代の港とは比べ物にならないぐらいボコボコとして使いづらい港かもしれません。ストラトス家の港の工事期間2年が、長いか短いかは人それぞれですね。


Q.それローマンコンクリートでなくて良くない?魔法で石用意すれば良いじゃん。

A.実は土魔法は地面を『変化』させる事は出来ても、『融合』等は一部の例外を除きできないのです。つまり、『ちょうどいい石材』を簡単には用意できません。

 また、帝国では石切り場などは戦略、戦術的に重要な拠点である為、田舎の子爵家に港の工事に使うほどの良い石材は回ってこないのです。しかも、魔物のせいで領内に石切り場を確保するのも大変。あと、運搬のコストが高いうえに、失敗していわゆる『残念石』になる可能性もあります。

 何より、ローマンコンクリートは水。特に海水に強いです。波で壊れても、多少なら取り込んで補修されるぐらいなので。


Q.なんで普通のコンクリートじゃなく、ローマンコンクリート?

A.クロノ君がローマンコンクリートの材料はうっすら覚えていても、普通のコンクリートの材料を碌に覚えていないし、材料の入手方法はもっと知らないからです。彼、『ローマンコンクリートすげぇ!』という印象だけで前世はそっちばっかり調べたので。

 つまり、穴だらけの知識チート(笑)です。一発で上手くいかないので、トライアンドエラーと父親の権力と知能で頑張りました。


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― 新着の感想 ―
TSヒロインがでてほっこりしました。 本作は剣×魔法の戦記ものと勘違いしてました。魔物いるのね。
この奴隷少女は作者の性癖のせいでTS巨乳美少女になるのですね。幸の多からんことを…… ていうか40代のサラリーマンなら人生経験も豊富でしょうしきっと何かの役に立つはずですよね。書類処理とか。
本当に本作も毎日楽しみです。 更新無理せず頂きたく、しかし期待して、日々楽しみに過ごしております! さて。 TS男性が体に引っ張られる展開は本領発揮ですね! とてもとても期待しております。 しかもそ…
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