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第一章 エピローグ 下

昨日はお休みをいただきありがとうございました。投稿を再開させていただきます。



第一章 エピローグ 下




サイド なし



「どうしてこうなった……!」


 クロステルマン帝国。その帝都にて、ひと際存在感を放つ城。


 帝城であるそこの、宰相執務室……の、隣の部屋。宰相補佐の部屋にて、白髪交じりの男が頭を抱えていた。


 彼の名はフリッツ・フォン・クロステルマン。帝国の宰相補佐にして、第四皇子である。


 この国において上から数えた方が早い地位にいる彼は、現在顔を真っ青にしてあぶら汗をダラダラと流していた。


「あ、あの愚妹……!散々事前に帝都は俺が押さえると伝え、了承もしていたくせに……!なんでこの土壇場で……!」


「災難でしたね、フリッツ殿。彼女は気分屋で有名ですが、まさかここまでとは」


 そう彼に対し、気安い調子で話しかける女性。


 シスター服を着た、20歳前後の美女。ニコニコと笑う彼女に対し、フリッツは今にも掴みかかりそうな形相で睨みつけた。


「予定外なのは貴殿らもだ!モルステッド王国の軍は、帝都から最低でも3日は離れた位置に隠れている予定だっただろう!?それなのに何故、あの時帝都のすぐ傍にいたのか!」


「おかげで助かったでしょう?」


「それは結果論な上に、俺は奴と共に売国奴として国中に知れ渡ったがな!大義を失ったのだ!」


 机に拳を叩きつけ、フリッツが唾を飛ばす勢いで怒鳴る。


「だいたい、帝都に残っている守備隊であの愚妹の軍を退ける事は可能だった!貴殿らが奴と同時に城壁を攻撃しなければな!」


「いやはや。ここまでの道中で、少々兵達のフラストレーションが溜まっていましてね。ちょっとしたお茶目を」


「何がお茶目か!このイナゴめ!最初から帝都での略奪が目的だったのだろう!」


「おや、これは随分と酷い言いようですね」


 人の好さそうな笑みを浮かべていたシスター服の女性は、穏やかな声音で続ける。


「ご子息が父親のそんなにも怒り狂う姿を聞かされたら、どう思うでしょう。毎晩乳母に抱かれないと眠れないぐらい気の弱い子ですから、泣いてしまうかもしれませんね?乳母の代わりに、私が添い寝に行ってあげましょうか……」


「っ……!」


 瞬間、頭に血がのぼっていたフリッツの顔が、再び真っ青になった。


「……外道めっ」


「あら?最初に私共と密会を望んだのは、貴方だったはずですが?他の兄弟達の様に、御父上に殺されたくない一心で己を売り込みに来たのでしょう?」


 クスクスと、楽しそうに笑うシスター服の女性。


 彼女は、本物のシスターではない。巡礼中のシスターのふりをした、モルステッド王国の密偵であった。


「いい加減、愚痴ではなく建設的な話をしましょうか。フリッツ殿は、当初の予定通り皇帝の地位を獲得できそうですか?」


「……現状では難しい。俺がモルステッド王国と裏で繋がっていたのは、もはや周知の事実だ。それでも、民衆も法衣貴族の狸どもも、これまで通りの生活を約束するのなら文句は言わないだろう。だが」


「各地の貴族が、納得はしませんか。他国と繋がって帝位の簒奪をした者が玉座に座るのなら、自分も……と。理由づけには十分ですからね」


「……帝国が弱る姿を見る事が出来て、余程嬉しい様だな。俺が帝国を支配した時の、貴国へのメリットは十分に語ったはずだが?」


「いえいえ、滅相もございません。決して『でも貴方、十分に力をもったらこちらに噛み付いてくるでしょう?』だなんて。思っていませんよ」


「……今更、そんな事は出来んと言っているだろうに」


 大きなため息をつき、フリッツは椅子の背もたれに体重を預けた。


「モルステッド王国も、余裕がないらしいな。兵達を()()()()()あまり、手綱が握れなくなっているのか?」


「さて?私の様な木っ端には、我らが国王陛下のお考えなどわかるはずもございません。ですが、深慮遠謀であらせられる陛下なら、きっと素晴らしい計画がおありなのでしょう」


「ふん……これ以上この話をしても無駄な様だ。貴殿の言う通り、建設的な話に戻るとしよう。部下からの報告によると、教会領の生臭坊主共は俺の事を既に簒奪者と罵り、クリスこそが次の皇帝に相応しいと吠えているそうだ」


「それはまた。あのお坊ちゃんなら神輿に丁度いいという事でしょうか?」


「さあな。奴は父上によって、ずっと籠の鳥であった。その能力は未知数と言える。碌に話した事はないが、決して愚物ではない瞳をしていた」


「おや。てっきり、御父上の愛情を一身に受けていたクリス皇太子に、嫉妬の1つもしているかと思っていましたが……」


「愛?」


 からかう様に告げるシスター服の女性に対し、フリッツは鼻で笑った。


「本気で言っているのだとしたら、貴殿は皇帝の事を、父上の事をまったくわかっていない様だな。幸運な女だよ、本当に」


「……?貴方が御父上を恐れ、嫌っている事は知っていましたが……それ以上に何かありそうですね」


「別に、特別な事を知っているわけではない。だが、父上と仕事で接する機会は何度もあったからな。故に、わかるのだ……」


 机に両肘をのせ、指を組み、重なった親指を額に押し付けるフリッツ。



「あの怪物に、他人への本当の意味での愛などない」



 そう告げる彼の顔は、何を思い出したのか、これまで以上に血の気が引いていた。



*    *     *



 帝都より東に離れた位置を進む、軍隊がいた。


 彼らは今、通りがかった街で『補給』を済ませている。



「いやぁ!いやぁああああ!」


「ガハハハッ!暴れるなよ、優しくしてやるからよぉ!旦那と同じようになりてぇかぁ?」


「おい、こいつらこんなに金と食料を隠してやがったぜ!とんでもねぇ強欲だ!殺そう!」


「お願いします……!まだ、まだ私達の子供は、10にも、ギャッ!?」


「うるせぇんだよボケが!帝国の女は玩具!帝国のガキも玩具!帝国のジジババはゴミ!若い男は奴隷!我らが『こくおーへーか』がそう決めたんだよ!」


「なあなあ。このガキ、俺にくれねぇか?初恋の子に似てんだよぉ。俺を手ひどくふったあの子にさぁ。今でもイライラする~」


「燃やせ燃やせ!俺達は自由なんだ!だって国王陛下がそう言っていたから!俺達は何をしても良いんだ!」



 それは、地上の地獄であった。


 女子供は尊厳が奪われ、老人達はなぶり殺しにされ、男達は痛めつけられその光景を見ている事しかできない。


 悲鳴と怒号が満たす、かつては綺麗だったのだろう街。その惨状を見下ろして、鼻歌を奏でる女性がいた。


 領主から奪った城から街を眺め、楽しそうに笑っている。


「どうだい、サーシャ。楽しんでる?」


「ええ。良い眺めよ。私に絵心があったら、きっと筆を握っていたわ」


 女性、サーシャ・フォン・ホーロス。かつては帝国の皇女だった彼女は、妖艶な美女であった。


 血の様に赤い口紅とドレス。大胆に露出した深い谷間に、華奢な肩。そんなパーティーから抜け出してきたかの様な装いのサーシャ王妃に声をかけたのは、彼女の夫である。


「貴方こそ、楽しめている様ね。ティキ」


 ティキ・フォン・ホーロス。30歳で王位を継いだ彼は、まるで少女の様な容姿をしていた。


 身長こそ平均的な成人男性と同程度だが、喉仏もなく全体的に華奢な体つきをしている。その声も子供の様なソプラノであり、整った容姿もあって一目で彼の年齢と性別を言い当てられる者は少ない。


「勿論だよ。曲がまた1つ、浮かんだんだ。聞いてくれるかい?」


「後でね。今は、この景色と音色を楽しみたいの」


「そっか。なら、一緒に踊ろう」


「あら、どれぐらい踊るのかしら。一曲分?」


「僕達が満足するまで」


「最っっ高」


 青を基調とした貴人の服を纏ったティキが差し出した掌に、サーシャは頬を染めながら手をのせる。


 2人は、地上から聞こえる阿鼻叫喚をBGMに踊り出した。


「帝都をここみたいに出来なくて、残念だったね」


「いいのよ。目的は果たしたもの。兄上の計画も阻止して、なおかつ『あの子』も守る事ができた。イナゴ共も焚きつける事ができたし、十分。あとは適当に遊びながら、帰りましょう」


「そっか。サーシャがそう言うのなら、そうしよう」


 ゆったりと、2人は踊る。互いの顔を見つめ合って、心から楽しそうに、そして穏やかに。


「そう言えば、彼はどうする?クリス、だったかな。君の弟の」


「ああ、アレ。そうね。死んだと思っていたけれど、運が良い子。大事にされるだけで愛されてはいない子だったけど、神様からは好かれていたのかしら」


「ふぅん。僕達とは違うんだね」


「そうね。私達とは違うわ」


 クスクスと、ティキ国王とサーシャ王妃は笑う。


 仲の良い付き合い立てのカップルの様に、幸せそうな顔で。



「なら、殺す?僕達が殺されない限り」


「ええ。出来るだけ惨たらしく、ね。それより先に、私達が死ななければ」



 まるで次のデートの日程を決める様に、殺意を言葉に出す2人。


 彼と彼女は、まだ踊る。きっと、死ぬまで踊り続ける事だろう。休憩は挟むだろうが、決して満足はしていない。


 この2人の器は、もうとっくの昔に壊れてしまっているのだから。



*    *     *



 オールダー王国、王城。


 その広間には、多くの貴族が集まっていた。


 彼らが首を垂れる先には、黒地に金で装飾された棺がある。その中に、赤い髪の美丈夫が横たえられていた。


 ノリス・フォン・オールダー。若くしてオールダー王国の玉座に座った、英雄になるはずだった男。


 眠る様に穏やかな顔をする彼の胸に、1人の少女が花束をのせる。


「……どうか、安らかにお眠りください。兄上」


 腰まで伸びた赤い髪に、凛とした容姿。道を歩けば誰もが目を惹きつけられる、美しい少女。


 肌の露出が一切ない喪服でも隠し切れない、成熟した肉体。だがその腰には、1振りの剣が下げられている。


 彼女は、振り返らずに背後で片膝をついている老人に声をかけた。


「ロック爺。現状を報告せよ」


「はっ。かしこまりました、姫様」


 そう答えるのは、顔の半分を金属製の仮面で覆った巨漢。ロクスレイ・フォン・ガルデン将軍。彼は皺が多く刻まれた顔に、追加で皺を作りながら続ける。


「クロステルマン帝国は現在、モルステッド王国、ホーロス王国による侵攻を受けております。スネイル公国も国境への攻撃を開始しており、我らオールダー王国のみが遅れている状態です」


「……兵達は」


「使い物になるのは、どれだけ振り絞ってもおよそ3000人。普通に動かすのなら、1000人前後かと。また、他国からの援軍の内、生き残りは既に故郷へと帰りました。もっとも、その者達も心身ともに深手を負った者ばかりですが」


「……そうか」


 その報告を聞き、少女は小さくため息をつく。


「小国とは、苦しいものだな。ホーロスとモルステッドから、半ば強引に持ち掛けられた此度の作戦。ホーロスによって『密輸の通り道』にされ、多くの犠牲を払ってでも得た好機を前に、指をくわえている事しか出来んとは」


「……ご安心ください、姫様」


 弱音を吐く少女に、ガルデン将軍が己の右顔面、仮面に覆われた頭部を撫でながら獰猛に笑う。


「儂とミハエルが、必ずや帝国を、そしてあの悪魔を打ち倒してご覧にいれましょう。そうすれば、王国の悲願は果たされます。奴さえ……奴さえいなければ……」


「……そう言えば、ロック爺。貴様、ホーロスの術師達に何か頼んでいたな」


「はっ!ミハエルの無事な部分の脳と目玉を、儂に移植してもらいました!これで、儂らは今後も共に戦えます!」


「……そうか」


 平然と、耳を疑う様な発言をするガルデン将軍。彼に対し、少女は深く追求しなかった。


 あの馬、ミハエルは、彼の息子が帝国との小競り合いにて運悪く死んだ丁度1年後に現れた魔物である。


 どういうわけか魔物であるというのに人懐っこく、ガルデン将軍はあの馬を死んだ息子が転生した姿と信じていた。


 人から獣への転生など、勇者教は認めていない。実際の所は不明であるが、少なくとも彼はそう考えている。


「それと、『帝国との和平』だの、『これを機に有利な条約を』だなどと。ましてや『あの悪魔は人間であり、交渉できる』などとぬかした売国奴共は儂自ら首を刎ねておきました」


 堂々とそう発言した彼に、少女は小さく息を飲む。


 それに気づかず、広間の貴族達は次々と声をあげた。


「その様な者達は死んで当然だ!」


「まったくです!あの悪魔と交渉などと!そもそも、帝国が我らの話を聞くはずがない!これまでもそうだった。どれだけ弱ろうと、帝都の者達が頷こうと、地方の貴族達が納得しません」


「我らオールダー王国が生き延びるには、帝国に侵攻し大陸の内側に領土を伸ばすしかない!それを邪魔する者は、誰であれ処罰せねばなりません!」


 彼らの言い分も、一概に間違っているわけではない。


 オールダー王国は南側へと出っ張った半島であり、帝国と面している北側以外の3方向を海に囲まれている。


 そして、この世界において沖へ行けば行くほど魔物による襲撃が危険視されていた。遠洋に向かうという事は、死を意味するとまで言われている。


 海岸沿いを進む分には魔物に襲われる可能性は低いが、そちらは他の国々によりほぼ遮断されていた。独力で海を使った貿易をする事はできず、陸路による取引は帝国としか出来ない。長年、死なない程度に搾り取られてきた。


 そして、その搾取も侵略という形で終わろうとしている。オールダー王国が今後も生き残るには、帝国を突破し陸路を確保するしかないのだ。


 だがしかし。この広間を包む熱狂に対し、赤い髪の少女は内心で頭を抱える。決していい流れとは言えない。このままでは、碌に再準備も出来ないまま帝国へと侵攻しかねなかった。


 それを防ぐ手段は、たった1つ。



「静まれ」



 圧倒的なカリスマでもって、強引に主導権を握る。


 ノリス国王の子供達は、全員まだ10歳にもなっていない。故に、この方法を実践できるのは彼女だけだった。


 高純度の魔力を込めた言葉に、広間がシンッと静まり返る。


「皆の意見は、よくわかった。私も、同じ気持ちである」


「おお!では早速、帝国に」


「だが、今ではない」


 ざわりと、広間の貴族達がどよめいた。


 彼女の言葉に、ガルデン将軍が食い下がる。


「しかし、姫様……」


「確実に、勝たねばならんのだ。この好機を逃してしまわぬ為にも、ある程度の準備をしてからでなければ侵攻はできない」


「ですが!それでは遅すぎます!他の国々に、帝国を占領されれば再び『蓋』をされてしまう!」


「『血濡れの銀龍』」


 少女が告げた名に、広間の貴族達は3つの反応をした。


 ガルデン将軍を始めとした、怒りを露にする者達。


 彼らとは逆に、顔を真っ青にさせて恐怖で震える者達。


 そして、幸運にも直接戦場で『彼』を目撃せずに済み、ただ周囲の反応に困惑する者達。


「その者は竜の爪を振るい、竜の鱗を纏い、竜の炎を吐きだすという。人の形に竜の筋と骨を押し込め、人ならざる力でもって戦場を己が遊び場にした」


『彼』を目撃した者達の脳裏に、その姿が浮かび上がる。


 白銀の甲冑に、頭部には捻じれた角飾り。腰に巻いた青い布もろとも、返り血でその銀色を赤く染めた化け物。


 ガルデン将軍すら上回る剛力でもって魔剣を振るい、完全武装の騎士や貴族すら両断する。その魔法は1度に数百の兵士を灰塵へと変え、嵐の様に走り去った。


 竜と呼ばないのなら、もはや悪魔としか言えない。オールダー王国にとって、人ならざる怪異であった。


「強大な力をもつ存在だ。兄上とガルデン将軍。そして勇敢なる戦士達が命を賭してなお、討ち取る事ができなかった」


 淡々と、少女は語る。


「しかし……どれだけ人外じみていようと、人間である。ならば、殺せる」


 だからこそ、その言葉は『事実』としてこの場にいる者達の心へと染み渡った。


「奴を仕留める為に、入念な準備をせねばならない。帝国と他の国々が争っている間に、支度を済ませる。この世に滅せぬものなどありはしない。兄上の、口癖であった」


 涼やかな音をたてて、少女は腰の剣を抜く。


 それは、ノリス国王が最期の戦いで振るっていたレイピアであった。彼女はごく自然な動作で、左手で己の髪を纏めると右手の剣をそえる。


 そして。


 ───ザンッ……。


 あっさりと、長く伸ばしていた美しい髪を切り捨てた。


「私は、我は、女である事を暫し捨てる」


 彼女は左手で掴んだ髪の束を、先ほど捧げた花束の横。ノリス国王の棺へと、納める。


 再び静寂を取り戻した広間へと、彼女は振り返った。


「我、『アナスタシア・フォン・オールダー』は兄ノリスの意思を継ぎ、彼の子らが育つまで玉座に座る!そして、汝らを導こう!異を唱える者がいれば、ここで申せ!さもなくば、この決定に対し永遠に口を閉じよ!」


 レイピアを掲げる彼女の言葉に、貴族達は首を垂れる。


「よろしい!であれば、ついてこい。貴様らに勝利と栄光を与えてやる!」


「はっ!」


 この大陸の歴史に、大きく名を刻むはずだった英雄。ノリス・フォン・オールダー。


 その死を受けて、新たなる英雄が産声をあげる。ただの王女であった少女が、剣をとり意図して眠らせていた才を解き放った。


 アナスタシア・フォン・オールダー。あの日、雨の森で人中の竜とすれ違った少女が、彼と戦場で相まみえる日は───そう、遠くない。





読んでいただきありがとうございます。

感想、評価、ブックマーク。励みになっております。どうか今後ともよろしくお願いいたします。


『コミュ障高校生、ダンジョンに行く』も外伝を投稿しましたので、そちらも見ていただけたら幸いです。


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― 新着の感想 ―
アナスタシアおったんか すげえ構成だ 惚れる
爺が本当に合体してるし粛清やったりとドン引きレベルに狂っててやばいな 元々そういう気質だったのを王が抑えてただけに圧がたまった蓋を外したごとく狂ってるな 第四皇子は生きたいだけだから何をしようが他人…
地理的にローマ帝国とナポリ王国 そしてナポリを麻薬輸出の通り道にしたシチリア王国って感じかな そして周囲にハンガリーとプロイセン王国 ……野蛮な乱世にしかならないわー
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