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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異世界転生してチートを貰ったのでハーレムを築こうとしたら最初に助けた女がヤンデレでいつの間にかハーレムメンバーが消えてるんだが

作者: 鵜追鮭王

 俺は少し前にこの異世界に転生して貴族だったんだが十歳の時神から天賦を貰う儀式があるんだが、既に生まれる前に神に天賦を貰ってたせいでその儀式で天賦が貰えなくて天賦が無いって思われて追放されちゃったんだぜ!


 でもま、俺は既に神から強力な天賦を貰ってるわけだから気にせず少し離れた街で可愛い女の子侍らしてハーレム築きながら期待の新人冒険者としてブイブイ言わせたいんだぜ!

 早速追放された後に助けた女の子、ヤーレちゃんからすっげー好かれて今でもよく腕に抱き着いてくれるんだぜ。


 でも、それから色んな女の人を助けたりして良い雰囲気は出るんだけど、良い感じになると大体どっか行っちゃって消えてたり用事が忙しそうになって……結局今の所ハーレムメンバーはこの腕に抱き着いてくる子だけしかいないぜ!


 でもまぁこの女の子はすっごい俺の事好いてるし今後もこういう子をいっぱい侍らせてやりてぇ!


 そんな感じで今日もこのトナリノ町の依頼掲示板から適当な依頼を取ってすぐそこのアブナゲ森に薬草を取りに行くぜ!


「きゃー!!」


 早速森の中に入ったら女の子の悲鳴が聞こえたから颯爽登場!

 どうやら森の奥にいるゴブリン達に襲われてる最中みたいだな!

 早速女の子を襲ってるゴブリン達に向かってファイアボールの魔法を撃って撃退するぜ!

 しかし威力が高すぎてゴブリン達を凄い威力のファイアボールで消し飛ばしちゃったんだぜ!いやあ本当は穏便に追い払おうと思ったんだけど神から貰った天賦のせいで魔法の威力が百倍になっちゃったんだぜ!


「え!?アナタはもしかして最近このトナリノ町で噂されてるあの!?!?!?!」


 どうやらこの子達は俺の噂を知ってるみたいだな!あんまり俺に力があるってばれると面倒なんだけどな!

 とか思ってたら別の女の子も話しかけてきたぜ。


「実は足が折れちゃって……もしよければ町まで運んでくれませんか?」


 うお!滅茶苦茶足が折れててとんでもない事になってるんだぜ!可愛い子は好きだが痛そうなのはちょっと嫌だぜ。

 早速神に貰った天賦で治癒してやったぜ!完璧にツルツルの女の子のもち肌にしてやったぜ!


「これで歩けるはずだぜ!」


「まぁ!これはもしかして高位の治癒魔法!?す、すごい!!あんな強力な魔法も使えてこんな強力な治癒魔法も使えるなんてアナタ一体何者!?」


 しまった!ちょっと痛みが残る程度にしておけばあのでっけー乳を背中に感じながら帰れたんじゃないか!?くそ!


「…………」






 ────あれから助けた女の子達とちょくちょく町を歩いたり依頼をしたりしてそこそこ仲が良くなってきて今日も一緒に強そうな三つ首のドラゴンを倒しに行くところだぜ!


「ふぅ、まあざっとこんなもんかな」


「すごい!!あの三つ首のドラゴンを胴体に一振り斬りつけただけで!?!?流石期待の新人冒険者クン!!!!!」


 でも、いつの間にか三人居た女の子達はこのエルフの子、マキちゃん一人だけになってたんだぜ。

 この依頼に来る前は二人だったし。どこに行っちゃったんだぜ?



 その後依頼も完了して町を一人で歩いてるんだぜ。

 いつも隣にはヤーレちゃんがいるんだけど、たまに「少し用事が出来たの、またあとで会おうネッ」って言ってどっか行っちゃうから暇潰しに町を練り歩くんだぜ。


 ってあれ?あれは……いつも隣にいるヤーレちゃんとマキちゃん!?

 いっつもヤーレちゃんは俺の腕にぎゅっとしててほとんど他の子達とは仲良くしてる所を見た事が無かったのに……まぁ女の子達が仲良いのは良い事だぜ!

 でも何であんな路地裏に行っちゃったんだ?ちょっときになるし神の天賦で姿を隠して後をつけてみるんだぜ!



 なんだ?ここは……なんかすごい良く分からんトゲトゲ器具がいっぱいあるところに来たんだぜ……ていうかいつの間にかマキちゃん気絶してヤーレちゃんが担いでるし……ヤーレちゃんって意外と力持ちなんだな。


 って、何でマキちゃんを壁に貼り付けにしてるんだぜ!??!部屋の中に入り損ねてちょっと遠いけどどうなってるんだぜ?

 あ、壁にはりつけにされたマキちゃんが目が覚めたみたいだぜ。


「……んぅ、え?ヤーレちゃんだっけ……確かあの期待の新人冒険者クンにいつもくっ付いてる子よね?どうしたの?ってナニコレ!?なんで私ここにはりつけにされてるの!ちょっとヤーレちゃん見てないで助けて!」


「二度とクンに近づかないで」


「……え?痛っ!」


「二度とクンに近づかないで」


「ど、どうしたのヤーレちゃん!ちょやめて!痛い!指が!」


 ヤーレが真顔で凄い強そうな短剣で指の関節に千切れない程度に切れ込みを入れてるぜ……な、なんなんだぜこれ……ちょっと遠くて声が聞こえないんだぜ……


「二度とクンに近づかないで」


「なんで?!アナタと同じように私もクンの事が好きになっちゃったのよ!」


「私のクンに近づくなァ!!!!!」


 突然ヤーレが大声を出して巨大な剣を空間から取り出してマキの足をぶった切ったぜ。


「ひ、ひぎゃあああ!分かっだ!わかったがら!!もうクンには一切近寄らないじこの町がら出でぐから!!もうやめで!!!!」






「────私のクンに近づくな」


「はいわかりましたもうにどとちかづきませんまちからもでていきますだから許してくださいユルシテくださイユルシテユルシテユルシ……」


 それからヤーレは色んな器具でマキを痛めつけてはとんでもない回復魔法で四肢を治したと思ったら四肢どころか六肢位にしたり切り取った足を食わしたり……もう途中から見てられなくて扉の前で倒れて吐きまくってたぜ……なんなんだぜこれは……


「……分かればいい。ところでクンはどうしてそこにいるの?」


 扉が開いてヤーレがこちらをニッコリと見下ろしていた。

 ば、ばれてるのか?!?!?ありえない!神から貰った超強力な天賦だぜ!?!?


「またのぞき見なの?クンは悪い子だね……でも良いの。悪い子でも私の大事なクンだから……でもこんな事知らなくても良いの。クンは何も知らない。何も気にせず私を助けてくれた時みたいに色んな人を助けても良い。勝手に近づいてくる奴は私が消してあげるから……クンからの愛は私だけで十分だよ……?」


 あぁ、俺は前もこの場面を見たような記憶があるゼ……なんで忘れてたんだ……そうか……ヤーレに忘れさせられ……………………











 ────俺ハ少し前にこの異せカイに転生して貴族だったンだゼが十歳の時神から天賦を貰う儀式があるんゼゼ、既に生まダス前に神に天賦を貰ってケせいでそのガ式で天賦が貰えなゼゼ天賦が無いっテテ思わテて追放さテテったんガガ!


 でもゼ、俺は既タ神かガ強リョガなガガガを貰っガるわゼだガガ気にせず少ガ離れた街で可愛い女の子侍らしてハーレム築きスラら期待の新人冒険者としてブイブイ言わせゼいゼゼゼ!

 早速追放された後に助けた女の子、ヤーレちゃんからすっげー好かれて今でもよく腕に抱き着いてくれるんだぜ。


 でも、それガら色ンゼ女の人を助ゲゲたケて良い雰囲気は出ケんだけゼ、良い感じになブイ大体どっか行っちゃって消えスり用事が忙タスになって……結局今の所ハーレムケテバーはこの腕に抱き着ケくる子だけしかいないぜ!


 早速今日もギルドの依頼掲示板の適当な依頼を取って薬草取るついでに女の子を助けてハーレムメンバーに加える為に頑張るんダぜ!!

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