白髭の気のいいオッチャン
蓮ルート
1進学ルート
2アサシンルート
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〜side由莉〜
私達は、少し、歩いて
受付のべリスさんに教えてもらった。
”ポーラーベアー防具店”に着いた。
私達が中に入ると、
「おうおう!姉ちゃん達。」
「すげぇな、テイマーかい?
その従魔の位だと、かなり腕が経つみたいだな!」
「そっちの男達は、弟子かい?」
おぉ、ビックリした……
なんて勢いのいい人……いちいち声がデカイな。
というか、初めて防具なんて見て見たが、
昔の地球にあったをのとは違って、なんかデザイン性がいいな。
こうゆう防具なんかを見ると
まさにファンタジーな感じがする。
少し楽しくなってきた。
「すいません。」
「おう、なんだい?」
「これで防具を作って欲しいんですけど……」
そう言ってクイン・アントの素材を取り出す。
するとおじさんが、
「こりゃあクイン・アントじゃねぇか!!」
「だが、8m位だと、まだちいせぇほうだな。」
「良かったじゃねぇかなかなかないぜ?
こういう仕事してると、色んな話を聞くんでな、
モンスターなんかにも詳しくなるんだがよ、
コイツはクイン・アントだが、まだ子供だな。」
「言うならば、プリンセス・アント…ってとこだな!」
「大人なら、最大90mほどあるらしい。昔の勇者が退治したっていう、伝説がある。
俗に言う、災獣ってやつだな!まだ生まれたばっかでよかったな!少しやわらかいが
それでも、こいつの素材は軽くて、半端なく硬い。」
「しかしあんたほどの腕なら、この蟻の子、テイム出来るかもしれねぇな!」
「クイン・アントは、スペアで子を100ほど産む。」
「大人なら、テイムなんか不可能に近いが、子供なら何とか可能だ。」
「今度、行ってみるといい。」
「それで、いくらかかるんですか?」
「姉ちゃん、冒険者やって何年だ?」
よし、ここは正直に、
「15分半です。」
「さっきか!」
「そりゃすげぇな。時期に、ギルドから特級申請が来るだろうな!」
「クイン・アントか……十五分半……初めての防具……」
「よし!おじさん大サービスだ!!百五十万ヘルスのとこを、一万五千ヘルスに負けてやろう!!!」
「いいんですかっ!?
大赤字じゃないですか!?」
「まぁ赤字だがな。俺の腕は、かなり高みにあるが、災獣の素材は、扱ったことがねぇ。」
「ここで、百五十万なんて言って、持ってねえ姉ちゃん達が、他の街のやつに依頼するより、」
「大赤字でも、俺は、この素材を使いたい。」
おじさんは、続ける
「俺は…商人じゃなく職人なんでな!」
そう言って、笑う
「それでは、お願いします。」
そう言って、一万五千ヘルスを出す。
「おう、そうか…なら出世払いでな!
俺の見立てじゃ、5年後、姉ちゃん達は、ギルドのトップランカーになるだろうからな。」
「そうなりゃ、俺も、鼻が高いってもんよ!」
そう言って、おじさんは私たちを送り出した。
「また、三週間後に取りに来な〜!!」
「は〜い!!!」
いいおじさんだったな。
マジでお金大丈夫なんだろうか……
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