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運命の出会い?????

感想…く……だ……さ……ぃ


〜side佐倉〜

視線を感じた。

どうやら寝てしまったらしい。

記憶が曖昧だ。

オドオドしたカワイイ系の新人っぽい19歳くらいの受付の女が

こっちを少し、しょんぼりしたような目で見ている。

19歳……俺が17歳……再来月で18歳……大体年齢差が1~2歳……

イける。

バリバリストライクゾーンだ。

まぁそんなこと置いといて、

受付の嬢が泣きそうな顔だ。

目が潤んでいる。

ミリ単位で罪悪感。


寝たからかな?

少し可愛い。

笑った顔も見たくなる。


するとまた、話し出した。

さっきもしたような話が繰り返されるが、

別にウトウトしてて半分寝てても、

聞こえているし、頭に入っている。

授業中に寝ていた経験から、

こんな技能が着いたのである。


そもそも俺は、蓮が俺の事をアホだと言うが、

アホなことをするだけであり、

やれば出来るし、

頭もそこまで酷いわけじゃない。

ただ、わからないのではなく、知らないだけなのだよ。


まぁ、嬢の話した内容をまとめると、


・ギルド会員カードは銅貨10枚、1000ヘルス

・装備の製作、修繕、購入費が割り引かれること。

・ランク制度があること。

・ランクはE~Aそこにプラスで、ギルド特級認定証があるとの事

・特級認定は、E~A全てのランクで行われること。

・ギルドは、個人からの大規模な出資を受け入れられないこと

・割引の度合はEが二割そこから一ランクにつき五分ずつ、割引額が上がること

・特級は装備に関する全てのことで、国とギルドが五割ずつ、立て替えて払ってくれる事

・ランク昇格は、ギルドからの認可がない限り、一般の毎年三月二日に行われる試験のもの以外、

認めないという事だった。


ひとまず、財布を確認、

財産を三等分したので、俺の財布の中身は、

銀貨3枚銅貨82枚黒貨40枚の38240ヘルス。

充分足りる。


ひとまず、会員登録をしたい。


しかしそこには大きな問題が

文字が書けん。

何でも、エノル語と呼ばれる物は一切分からない。

代筆を頼み、しばらくすると、裏に大きな竜巻のマークがついた、

黒い金属板がでてきた。

恐らく、俺の名前だろう文字と、大きな暴風雨の背景が彫られた。

かっこいい作りだった。

普通にデザイン性がよく、無骨な感じの予想とは外れた。

何でも親指を当て、そこに血を流し、送り込むような感じで

イメージすると魔力が流れるそうなので、試す。


彫られた部分が薄く、露草色と若草色に交互に光った。


何でも、魔法とは、適正さえあれば、あとはイメージなので、出来るやつはできるし、

出来んやつは一生たっても出来んらしい。

光が二色あるということは、二属性持ちということも教えてもらった。


後はカードで、イメージを変えたりしながら、魔力を流し込み遊んでいた。

俺は、絵の具かき混ぜるイメージをして、流し込むとまざった色に

指先に水を流すようなイメージで露草色、

手の上で風を巻くようなイメージを作ると、若草色に光った。

少しは魔力がわかってきた気がする。


するとすぐ、全員の発行が終わったようなので、

解散が始まった。

帰ろうとしたら、さっきの嬢に引き留められて、

カウンター裏に連れていかれた。


「私のさっきの説明どこが悪かったでしょうかっ?」


と、聞かれたものなので仕方なく説明する。


「まず話の要点が纏まってない。」

「言葉が詰まりすぎている。」

「同じことや似たようなことを繰り返している。」

「誰でもわかることをわざわざ言っている。」


「だから眠くなるのだよ!」


そう言うと、泣きそうな顔になっているので、慌てて慰める。


「でも、なんか、、真心はすっっっごい伝わった!」


本音である。

だからこそみんな、強面の男たちが、眠気に抗って、嬢の話も聞いていた。

それはすごいことだと思う。


そう彼女に伝えた。


すると不安げだった彼女は俺ににっこりと笑って見せた。

不覚ッ……いつもはオレが、ドキッとさせる側なのに、

ドキッとさせられてしまった。

多分みんなこれを食らったのだろう。

あ~可愛い。


「ありがとうございますっ!」

そう言って彼女は去っていった。


ライバルが多そうではあるが、

いつか名前を聞き出して、付き合って、結婚しよう。

そうしよう!


こうして、俺は、異世界での最初の目標を立てたのだった。


こうして今日は、みんなのいる街の役所に帰っていったのだった。

このくらいの話の展開スピードで行こうか迷う。

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