進化
それはよく見る、RPGステータスであった。
それにしても、まぁまぁ高いのか？
よく分からないが、バランスのいいステータスである。
しばらくして俺の周りに漂う光も見て見た。
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佐倉 大地 Lv16
種族 異世界人
HP 123
MP 31
ATK 42
DEF 58
AGI 42
INT 21
DEX 46
LUK 53
スキル
快眠Lv8
反射Lv5
風魔術Lv1
水魔術Lv1
特殊スキル
Lv68で解放 くぁwせdrftgyふじこlp
称号
モンスターテイマー
天使の守人
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といういかにも俺な感じであった
一つ気になるのは特殊スキルだが、
待てば何かわかるであろう。
しかしモンスターテイマーということは、
この世界には、モンスターが居るということがわかった。
ついでに、俺のアレスはやはり天使であるということもわかった。
当然だ。
そう言えば、
蓮達はステータスはどうなったのだろう？
「私はまぁ火魔術と木魔術が1Lvね。」
「俺の方は土魔術と雷魔術が1Lv。」
ペット達は
どうやら飼い主以外にステータスは見えないらしい。
「ルーカスはどうだったんだ？」
「こんなかんじ。」
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ルーカス Lv12
種族 スモールリザード 転生前 ニホントカゲ
HP 32
MP 12
ATK 52
DEF 41
AGI 53
INT 32
DEX 35
LUK 143
スキル
爪攻撃Lv2
噛みつきLv3
尻尾攻撃Lv4
称号
小悪魔
可愛い子ちゃん
愛玩生物
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ザンギLv18
種族 マッドウルフ 転生前 シベリアンハスキー
HP 35
MP 62
ATK 21
DEF 36
AGI 41
INT 63
DEX 42
LUK 241
スキル
精霊魔術Lv2
爪攻撃Lv2
魔力吸収Lv2
称号
精霊の加護
愛玩動物
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「おぉ 物理特化に 魔法特化か。」
取り敢えず先に食い物がないと始まらない。
このまま餓死するのはゴメンだ。
そんなことを思っていると何かが現れた。
それは……
緑色の鼻の曲がるような臭いのする
醜悪な小人。
R18系ゲームでお馴染み
我らがゴブリンさんであった。
するとゴブリンさんはこちらを見るなり、
左手に持った 錆びた鉈をこちらに、振りかぶってきていた。
するとアレス
俺のマイエンジェルが目の前に立ち、
ゴブリンの鉈を右に避けて、
ゴブリンの内腿付近に
毒針を思いっきりぶっ刺した。
(ヒヤヒヤするな……)
そのまま ゴブリンは白目を剥きながら
後ろに向かってフラフラとよろけて、
倒れた。
ゴブリンから出た光を見ると、
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種族 ゴブリン Lv6
状態死亡
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とだけ出ていた。
それから、暫くすると
ゴブリンから出た光の玉は空気に溶けるようにして
消えていった。
そして、溶けた光はそのまま
アレスの方に吸い込まれて言った。
すると頭の中に機械的な声が響いた。
個体名 アレス
種族 レッサースコーピオンの
Lvアップ及び進化を開始します。
少し驚いたが
アレスの光を見ると
Lvが15まで上がっていた。
また頭に声が響いた。
個体名アレスの進化先を選んで下さい。
スコーピオンLv1
劣聖蠍Lv1
レッサーポイズンスコーピオンLv1
から選んでください。
少し迷った後に俺は、
劣聖蠍Lv1を選択した。
俺の天使にふさわしい。
というただの直感に過ぎないが
そんなことを考えているうち
また声が響く
称号 天使によって
個体名 アレスは
劣聖蠍へと進化します。
そしてアレスの周囲が眩く光った
光が納まった後
俺が見たアレスの姿は
前の黒くくすんだ色ではなく
艶のある白い蠍に
変化していた。
俺はしばらく その様子に
動けなくなった。
少しアレスの光が増したような気がした
見てみると…
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アレスLv1
種族 劣聖蠍 進化前 レッサースコーピオン
HP 56
MP 93
ATK 84
DEF 83
AGI 62
INT 98
DEX 68
LUK 359
スキル
聖魔法Lv1
硬化Lv4
毒耐性Lv5
毒針Lv5
自動HP回復Lv5
称号
愛玩動物
大天使の卵
毒蟲
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と、少し魔法特化気味になり
ステータスも倍近くになっていた。
称号はどうやら進化に関係するらしい。
周りの人物の印象
などで決まるようだ。
「これからどうする？」
「まぁ最初は村でも目指す。」
「まぁ王道よね。」
由莉に同意され、
俺たちと3匹は目的に向かい歩き始めた。
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