表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

11/29

11.転生したら絶滅種専門召喚士だった ダイナソーマスター・ジョセフの愛憎劇

【タイトル】

「転生したら絶滅種専門召喚士だった・ダイナソーマスター・ジョセフの愛憎劇」

ハイファンタジー世界でティラノザウルスが大暴れ!




【あらすじ】


「ティラノサウルス!ヴェロキラプトル!トリケラトプス!アンキロサウルス!

いけ、魔獣を蹴散らせ!」


「「「「ギャース!」」」」


魔獣の大群に対し、ジョセフは恐竜を大量に召喚し激突させた!




ジョセフ・ドーリットル(ジョドー)は、15才の成人の儀において水の女神アクアリウスの祝福ギフトを受けに白亜の森の泉に出向いた。


「えっと、私は能力限界突破系の祝福しかやっていないんですが……」


困り顔のアクアリウス。


聞けばジョセフは子供の頃に、白亜の泉で水浴びをしているアクアリウスに一目惚れしたという。


それ以来、成人の儀を受けるならメジャーであるセフィース教や意識高い系のテラリューム教ではなく、アクアリウスにお願いすると心に決めていたらしい。


ジョセフの事情を聞いて思わず舞い上がるアクアリウス。

そう言う事ならと張り切って祝福ギフトを授けることにした。



「あれ?ジョセフさんってリアース世界からの転生者なんですね?」


「そうなんですか?気が付きませんでした」


「どうします?記憶の封印を解きますか?解けば前世の記憶が蘇り豊富な知識が得られるかもしれませんよ?人格はジョセフさんのままですのでご安心下さい」


「お願いします」



ジョセフは前世記憶(古生物学者)の封印を解いてもらった後、祝福ギフトを受けた。


そして得られたジョブ・スキルは〈水の聖剣士〉〈絶滅種召喚士〉〈絶滅種使い〉という聞いたことの無いものだった。


その後、ジョセフは幼馴染のモリーと共にコンビを組み冒険者登録した。


ジョセフは、幼馴染のモリーと共に冒険者生活を送るのだが、モリーが1級冒険者のレナートの目に止まり寝取られそうになる。


止む無くジョセフはモリーを連れてリヴニの街を出奔、王都方面に逃亡するのだった。


そして逃亡の最中、ジョセフは〈絶滅種召喚士〉〈絶滅種使い〉という特殊過ぎるギフトを開花させていく。


この物語は、ハイファンタジー世界で恐竜を操る異色の男、ダイナソーマスターの愛憎劇である。





【世界観】

ティラム世界というハイファンタジー世界が舞台

時代はティラム歴2020~2021年頃

スラヴ王国リヴニの街から出発





【登場人物】


〈主人公〉

ジョセフ・ドーリットル(ジョドー)

男性 15才

水の聖剣士・絶滅種召喚士・絶滅種使い

4級冒険者

スラヴ王国リヴニの街出身

男爵家四男

貴族の生まれながら男爵家四男ということもあり、親からは放任状態で育った。

成人の儀では勝手に女神アクアリウスの祝福を受けた事に対し父親が激怒。

勘当同然に家を追い出された。

以降は幼馴染のモリーと共に冒険者として暮らす。

アクアリウスの祝福ギフトを受ける前に3年程剣術のトレーニングを積んでいる。

やがて謎のダイナソーマスターとして活躍しはじめると、スタンピード発生時には真っ先に声がかかるほどの知名度が上がった。

幼馴染のモリーとはいずれ夫婦になるんだろうなと思いつつも、まるで行動に出ないせいで、モリーの気持ちが徐々に離れていくことに気が付かないでいる。



〈ヒロイン〉

モリー

女性 15歳

真水使い・治癒士(高位)

4級冒険者

スラヴ王国リヴニの街出身

平民ではあるがジョセフの幼馴染。

成人の儀ではジョセフに付き合わされ女神アクアリウスの祝福を受けた。

ジョセフが男爵家を追い出されたことを知り、冒険者になることを薦め、以降ジョセフと行動を共にする。

アクアリウスの祝福ギフトを受ける前に3年程剣術のトレーニングを積んでいる。

実はジョセフとは恋人関係ではなく告白待機中の身。(ジョセフは一応貴族なので、平民のモリーからは告白する事を慎んでいる)

街や村を移動する度に、様々な男からの誘いを受けるが、割とギリギリのラインで断っている危ない状態が続いている。

最近ではジョセフがレナートの魔の手から守ってくれたのは一体何だったのかと疑問に思うようにすらなった。



レナート

男性 20歳

魔法剣士

1級冒険者

炎の英雄、炎の魔剣士とも呼ばれる。

拠点を持たず街や村を点々とし、冒険者ギルドで塩漬け案件を優先的選び受ける。

元は4級下位冒険者で、当時恋人関係にあった幼馴染をパーティーリーダーのフユトに寝取られた上追放された。

復讐の鬼と化したレナートは力を求めて旅をし、ついに伝説の武器イフリートの魔剣を手にした。

その後、幼馴染を奪ったパーティーリーダーを撃破したレナートだが、見事なくらい手の平を返してすり寄ってくる幼馴染に幻滅してしまう。

以降は寝取られる側から寝取る側に転身し、特に幼馴染と恋人関係にあるカップルを集中して攻略・略奪するようになった。

暫くは順風満帆に寝取り生活を送っていたレナートだが、逃亡者の街ダバスにて寝取りに失敗して痛手を負い、リヴニの街まで落ち延びることとなる。

そこで仲睦まじい姿のジョセフとモリーと出会い、何が何でもモリーを略奪して関係を壊してやろうと心に誓ったのだった。



クロン

女性20才

レナートの元恋人にして幼馴染。

当時レナートとともに参加していたパーティーリーダーのフユトに媚香漬けにされたあと、言葉巧みに寝取られてしまい、レナートを裏切ってしまった。

その後フユトはレナートに敗退し、クロンはレナートと関係修復を求めるが、その件に関しては一切無視されてしまう。

現在は押しかけポーターとしてレナートの傍に必死で縋りつく。



フユト

男性25才

レナートからクロンを奪った諸悪の根源。

召喚勇者二世だが、寝取り性格以外は召喚勇者の特性を全く受け継いでいない。

レナートに敗退したあと、それまでに寝取られ捨ててきた女性やその元伴侶から多額の賠償請求をされ、奴隷堕ちして賠償金を支払わされた。

奴隷堕ち後はレナートに買われ、クエストでは常に最前線で命を擦り減らしながらこき使われる。



クローディア(アザミー・ノア)

女性 年齢不明

元東スラヴ帝国最強の召喚勇者で、冒険者ギルドへは魔法剣士として登録している。

アース世界では元フェンシング女子世界チャンピオンだったが、世界の頂点立つと同時に本人の意思に関係なく身を崩して行った。

諸事情により召喚先の東スラヴ帝国を出奔。

ジョセフとモリーに剣術を教えた師匠。




【予定サブタイトル】

第一話 白亜の泉での祝福

第二話 勘当同然に追い出される

第三話 冒険者登録

第四話 1級冒険者レナートとの遭遇

第五話 モリー寝取られの危機!

第六話 逃亡の旅へ

第七話

第八話


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【追放した側のファンタジー~英雄ケンツの復活譚】☆イケメンポーターを追放したら、なぜかド底辺に大転落!?俺は必ず復活して愛する彼女を取り戻す!~そんなハッピーエンドな物語。

ティラム逃亡記
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ