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FPSの世界への転生は案外楽ではないようで  作者: ふらみぃせんせー
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序章の序章

~序章~

始まりは中学1年の夏休みだ。

動画共有サイトでたまたま見たそのゲームの実況プレイから興味を持ったんだった。

それをきっかけに始めた無料FPSゲーム。

私はどんどんその世界にのめり込んでいった。だが、PvPの緊張感や相手を打ち殺した時の快感は私の生活を大きくねじ曲げた。

初めは長くて1日1時間程だったプレイ時間は没入すればするほど伸び、もはやそのゲームを中心に生活が組み立てられていると言っても過言ではない程になった。

行き始めた高校もゲームばかりやっている私と年頃の女子高生とは話が合わず孤立していき、いつの頃からか行かなくなってしまった。

そしていつものようにそのゲームをプレイしていたある日、変化は突然起きた。

「95キル12デスか、まぁまぁですね」

そう呟くのは他でもない私、花宮 咲 そしてリザルト画面の2位と大差を付けて1位にいるのはSAKIという私のキャラ。

一息付き、いつも1戦終わったあとに飲むコーヒーを取りに台所に向かおうと立ち上がった。

その時だ、視界が一瞬で白に染まり、体が重くなった。ただの立ちくらみにしては症状が重すぎる。そんなことを思いながら私の意識は暗闇へと落ちていった。


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