表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/17

第四話  穴

冗談半分で言ったことが多ごとになった


毎日のようにつぶやいた言葉が結果的に最悪の事態を招いた


「旗あ!あ、亜枝」


謎の言葉


その言葉の意味は誰にも分らなかった


ただ、一人を除いては


その人はその言葉を聞いた途端に青ざめた


そして次の瞬間、その場で自ら穴を掘って埋まったのだという


そして、警官たちが来て穴を掘り返した


その人は掘り返されたのち、警官に連れていかれた


昔の大犯罪の容疑者が残した謎の言葉


思わぬ形で意味を得た

僕「つまりその人は、自ら作った言葉に気付いて、その言葉がダサすぎて穴に入ったと」

猫「正解。そして、その言葉を言ってた人は被害者の近くにいた人だね」

僕「穴があったら入りたい。それで穴掘ったがその穴は墓穴だったと」

猫「やっぱり君はすごいね。じゃあ、謎の言葉の意味は?」

僕「death。つまり死」

猫「そこまでわかっちゃう君なら、あのなぞも解けると思うけど?」

僕「もう解けた。が、いまいちだ。答えが知りたい」

猫「まず君の答えは?」

僕「もう一人の国王、つまり元家来から国王になった人は、前の国王になりきろうとした。その理由は、そうすることによって平和が保たれていたから。あってるか?」

猫「大正解。ってとこだね。普通はそこまで見抜けない。僕が見込んだだけはある。もっと自信を持つといいよ」

僕「無駄な忠告どうも。そろそろ戻るんで」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ