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第一話  世界樹の王

世界樹の実が何者かによって盗まれた


あわてた王は、家来たちに犯人の特定を急がせた


十万人もの家来たちで探したが、どこにもいなかった


その報告に納得がいかない王は、今度は家来たちを疑った


それでも、世界樹の実は見つからなかった


見つからないことに激しく怒った王は、家来たちを一人一人尋問した


その結果、犯人は誰でもないという結論に至った


なぜなら、世界樹の実は熟しすぎたせいで落ちたそうな


王は家来に土下座をしたという

僕「その後王様はどうなったんだ?」

猫「反省してちゃんと確認をするようになったよ」

僕「ふっ、くだらねぇな」

猫「とか言いつつ、最後まで聞いてたよね」

僕「お前の話に興味があった。それだけのことだ」

猫「そうかい。そろそろ教室に戻ったほうがいいぞ」

僕「忠告ありがとさん」


第一話  完

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