見間違えた?
僕達がアルフィンの待ち合わせ場所で待っていると、突然リカードとアステルが瞬間移動魔法で現れた。 「リカードさん!大変なんだ!セシリーがフィオナさんが・・」
「どうしたんだ?スバルそんなに慌てて」
僕は大型スクリーンに映し出された光景を全て話した。
「そんな馬鹿な・・何故セシリーがこのズイルバーンにアルフィンにいるのだ
しかも皇帝の皇后?そんな馬鹿な・・あのフィオナという女性が護衛に?そんな事ラダ・ナークがひっくりかえってもない・・余りにも馬鹿げている君たちは、幻か・・見間違えたんだろう」
そうか・・それもそうだな。僕達は幻を見たんだ・・それか間違えたんだ。
今日はいろんな事がありすぎて疲れてたんだ。
「今夜は泊めてくれる人が現れた 私の恩師の家だ・・さあ行くぞ・・みんな」
僕達はリカードの瞬間移動魔法で、モルドワールと言う集落へ。
そこは田園風景が広がる場所だった。奇妙な毒キノコのような家があり、リカードはその家に僕達を招き入れた。
「おおよく来たのう・・君達がリカード君の仲間か」
まるで老婆のような口調の幼女が現れ、学生風の女の子達がニコリと挨拶した。
応接間のように案内され、オレンジ色のソファーに僕達は座った。
幼女が魔法でコーヒーセットを出した。
そして皆にコーヒーを、行き渡らせた。
「ねっねお兄さんどこから来たの?」
眼鏡をかけたオレンジ色ぽっい金髪の子がデトレフに興味を持ったようだ。
デトレフが少し困った様に横を向いた。 フブキの視線が気になったからだ。 フブキは複雑な顔をしていた。フブキに恋のライバル登場か?
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