表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/275

夢・・壊れる

「デトレフ殿・・あのゴスロリ服気に入らなかったでござるか?」        「よく考えたら・・あの服で外に出たら・・僕・・逮捕されちゃうよ」    よく考えなくても・・ヤバいだろ・男があんな服着てたら・デトレフ・僕は 心の中で笑いを こらえていた とんだ・おとぼけ コンビだな・・この二人   その時だった・・「おい!デトレフ・・大変だぞ」           巻き毛で赤毛の青年が・突然ホテルの部屋に入って来た            「どうしたんだ・ヨハン・・ああ・紹介するよ・こいつは僕の友人のヨハン」「そんな・まったりしている場合じゃないぞ!デトレフ・モーウント・シュテルン号が大変なことに・・」「えー何?モーウントシュテルン号が?」                                                                                                                                                      僕達4人は・・(アステル・フィオナ・セシリーは・・ヨルクガンドの繁華街へ 出かけていた)モーウント・シュテルン号が係留されている海辺へ・・そこには                                                                                                                                                 「ああ・・なんてことだ・・神様」デトレフが天を仰いだ・・        それは・・ひどい有様だった・・モーウント・シュテルン号・・あの美しい飛行船が無残にも転覆し・・翼は・もがれ 下腹部の客船部分は破壊されていた  沢山の見物人がいた・・なんでも2時間くらい前大きな何かが破壊される音が聞こえたらしい・・                                                               「これは人が やったんじゃない・・何かが何かが・・なにかの力が」     デトレフは完全に取り乱し・・混乱していた・・「デトレフさん」「デトレフ殿・・・」僕たちが心配していると・デトレフの友人ヨハンが・・       「白い魔女だ・俺は見たんだ・白い魔女が魔導の力で飛行船を壊してる所を」「なんだって?白い魔女が」デトレフが大声で言った             「飛行船は僕の夢だった・・それが・・こんな無残な姿に・・」       「白い魔女は・・あの ノイスヴァインスタイン城の方に飛んでった・・」    「・・・わかった・・あそこだな・・」デトレフが語気鋭く言った・・  デトレフは・急いでその場を立ち去った・・僕とフブキも急いでデトレフに・ついていった・・その時だったヨハンが何故か不気味な微笑みを浮かべた・・                                                                                                              「えっあの飛行船が」ホテル暁の家にアステル達は帰ってきていた・・      そして僕はアステル達に今日の出来事を話した・・           「それで・・デトレフさんは?」アステルが心配そうに言った・・       「それが自分の部屋に籠もったまま出てこないいんだ・・」                                              ホテル暁の家はデトレフの家と つながっていた             「デトレフお兄ちゃん」・「・デトレフの奴・・大丈夫か・・まさか・・自殺なんて・・」                                挿絵(By みてみん)                                                               フィオナとセシリーが心配そうに つぶやいた                                                                                      その頃・・デトレフの部屋のドアの前・・フブキが下を向きデトレフが出てくるのを ひたすら 待っていた・・・フブキに とって・・こんな感情初めてだった・・本当に人をこんなに気にかけた事は・・それは・・フブキの過去に関係していた・・ その時だった・・「デトレフ殿?」ドアが開きデトレフが姿を現した・・デトレフは右手に細長い銃を持ち・・左手に黒い棺桶を持っていた   「今から白い魔女狩りだ」不敵にフブキに微笑んだ・・          

読んで頂きありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ