燃え盛る炎
女の悲鳴・・・それはセレーネの物ではなく・・アイアン・メイデンの悲鳴だった。アイアン・メイデンが 燃え盛る業火に包まれて、悲鳴をあげている。 「な、なぜだ・・・・なぜ…・私が炎に・・・ぎゃあああああああああああああああ」 アイアンメイデンを紅蓮の炎が包む。そしてセレーネの高笑いが辺りに響き渡る。 「 キャハハハハハ。あたしがあんたなんかに犯される訳ないでしょう。残念ながらあたしは強いのよ。怯えてるフリした方が、あんたが萌えると思ってね。」 セレーネの体の中は炎の様に燃えている。セレーネは肉体に炎の呪文を宿した。そうとも知らず、アイアンメイデンは、股間の槍をセレーネのあそこに突き刺した様に思えた。しかし、セレーネのあそこは炎のシールドで守られ、強烈な炎は、アイアン・メイデン の槍を焼き、その体も焼き尽くす!!。 「女の又に力と書いて努力よ。まあ、意味は違うけれど。女を甘く見てると痛い目に会うわよ。アイアン・メイデンちゃん。」 アイアン・メイデンは、炎に包まれて動かない。セレーネは、それに唾をかけた。 「あんたを包む炎に水をかけてやったわよ。でも残念ながら焼け石に水、ね。」 逆に炎の勢いは増す。セレーネはその様子を、無言で見つめるヴァフォメット・デトレフににらみを利かしながら、言い放つ。 「 ああ。よくもあたしを侮辱してくれたわね。」 セレーネの華麗なる復讐が今、始まる。
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